キノコ探しの合間に、落ちているモノでリース作り。
写真を撮ったら、元に戻して。
森の中で出会う人々の目的は、
各自、はっきりしている。
「私は蛾を探しています」とか、
「トンボを...」「鳥を」「稀少な植物を」とか、
それはまあ、ニッチな目的で、
それぞれ、カメラを抱えて歩いているのである。
そして、キノコを探している私も含め、
各々が、
しゃがみこんだり、背伸びしたり、
どこかをのぞきこんだりして
目を皿のようにしている。
時折り、互いに声をかけて、
「何を?」と尋ね合うから、
こうして、
様々なモノを探している人の存在を知っているのだが、
知らなければ、客観的に見て、
私も含め、全員不審者である(笑)
こんなことをしながらほっつき歩いていると、
あっという間に時が過ぎてしまう。
森は暮れるのが早い。
ある時などは、手にした枯れ枝で、
軽く周囲の繁みを突いて歩く人がいて、
好奇心を抑えきれなくなった私は、意を決して、
「何を...?」と尋ねたのだが、
答えは
「笹の葉の先にとまって越冬する小さいトンボを探している」
だったので、
ますます、『世の中にはいろんな人が...』を
実感した次第である。
三日前には『◯×という蛾の卵を探している』人。
...まあ、
「アナタは何を?」と逆に尋ねられた私が、
「キノコを」と答えたら、
相手もびっくりしていたので、
お互い変わり者、には違いがないんだろうけど(笑)
店が再開した今は、時間ギリギリまで森を探索。
戻って仕事、で慢性寝不足状態(笑)
でも、『朝の森のきらめき』という誘惑には勝てない!
『キノコの不思議』も。
深夜に仕事を終える我々にとって、朝はそれこそ真夜中感覚。
朝を迎えてから寝ることも多い生活からは、
今の状態は考えられませんでした。
自粛を余儀なくされて、切ないコトもたくさんあったけれど、楽しいことも、新しいこともたくさんありました。
朝は何もかもがきらめいて、清浄で、気持ちいいですねぇ♪
越冬するトンボとか虫の卵、面白そうです。
朝の森、いいですよね!
森や山に限らず朝は好き。
お仕事再開でお忙しい中、早起き大変ですけど、
好きなものにまみれてください~