ベランダの隅の掃除用に買った小さな箒。
東海道旅のゴール時、三条大橋たもとの店で。
(お土産としても束子をちょいちょい買う)
「あら、お髪が乱れているわ」
そう思った。
買い物後のサッカー台で、
荷詰めをしていてふと見上げたら、
正面に一瞬、
いわゆる『バーコード頭』が、
あるように見えて。
けれどよくよく見たら、
それは『ソフトモヒカン』で。
その高齢男性は、
うまいこと側頭部に残った髪を持ち上げて、
格好良くセットしているのだった。
(一瞬「乱れている」と錯覚したのは毛先を見たせいだね)
「おお!この手があったか!」
考えたこともなかったが、
「そうだよ、見方を変えれば、
攻めてもいけるんじゃん!」(心の声)
さらに、よくよく見れば、件の男性は、
服装も、
『すっきりシンプルなTシャツ』
『サイズ感も色もちょうどいいジーンズ』
『汚れひとつないおしゃれスニーカー』と、
『やり過ぎなようでやり過ぎない』(※個人の感想です)
オシャレを楽しんでいる。
「時代は変わったなぁ」
高齢者も、守るだけでなく、
攻める時代なんだな。
モヒカンさん。
若々しく見えたけれど、
きっと古希は軽く越えていただろう。
発想の豊かさと自由は、
決して年齢を理由に失われるものではないんだな。
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