後ろに見えるは、
「みかんと餅は『ヤメろ!』と言われるまで延々と食っていられる」
というお方。
旧東海道歩きでは、茅ヶ崎を過ぎた辺りから、
ところどころで、みかんの『良心市』を見かけるようになる。
『良心市』とは、
商品のそばに設置された貯金箱にコインを入れて、
『勝手に販売してもらう』システムだが、
これがやたらに安い。
民家の軒先で、または玄関先で。
とりわけ、大磯を過ぎたあたりからは、
本当に、数十メートルごとに、
相場『100円/kg』のみかんが置かれていた印象である。
歩き旅ゆえ、そう沢山は買って帰れないのが残念なところではあったが、
それでも日を替えて、
各所で三袋ほど買ってみたら、
どれも見事に美味しくて、
実は神奈川県は隠れた柑橘王国なのだなぁ、
などと、感心してみたりする。
『箱根の奥様』からも、立派なレモンを頂いたし。
そういえば、いつか誰かが言っていたが、
「柑橘類は、潮風が当たる斜面でよく育つ」
のだそうで、
そういえば、我が家も埋め立てられた『海』から近くて斜面のそばにあるせいか、
昨秋は5つ、小さな木から、レモンの実が収穫出来た。
刷毛でツンツン、受粉を促したことも関係あるかもしれないが(笑)
リモンチェッロ、漬けました!
一番左の瓶は我が家産レモン。
他に、旧東海道歩き中に、みかん問屋さんで買ったものもあるし、
もちろん、箱根の奥様から頂いたものを使った瓶も!