ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

泥舟のイタチたち

2018-04-13 11:48:32 | 日記
朝食時、新聞に目をやると、もううんざり。ここしばらく、そんな日々が続い
ている。「またかよ・・・」
はじめはそう思ったわけではない。飽き飽きする前は、「おっ、またスクープ
か、朝日は最近、よくやるなあ!」そう感心したものだ。森友文書の改ざん問
題。関西財務局の口裏合わせ問題、そして極めつけは、首相秘書官による加計
学園「首相案件」発言である。

だが、こうも立て続けに特ダネが続くと、「これはスクープではないのではな
いか・・・?」と疑念が芽生えてきた。「もしかすると、これは官僚組織内部から
の、リークなのかも知れない・・・」
そう思って見ると、すべてが官僚による内部告発のように思えてきた。そして、
官僚たちの節操のなさが鼻につき始めたのである。傍若無人なボス・アベに対
する腹いせなのか、裏切りなのか、それとも仕返しなのか。

いや、そうではないだろう。これは、泥舟と化した安倍政権から逃げ出そうと
する、イタチたちの最後っ屁なのだ。沈みはじめたアベ丸から逃げ出そうとし、
逃げまどう自己中イタチの一団が、私にはありありと目に浮かぶようだった。
屁のような置きみやげのスキャンダル・ネタ。その連発が鼻につかないはずは
ない。

自己中イタチの集団を統率できなくなった今、ボスはボスで、ボスとしての幕
を引く潮時だと自戒しなければならない。それなのに、この期に及んでなおボ
スの地位にしがみつこうとする見苦しさが、いっそう鼻につく。

きょうもまたイタチの最後っ屁なのか・・・。そう思いながら新聞に目をやると、
「日野、VWと包括提携へ」の見出しが、でかでかと打たれていた。それを見
てほっとしたのは、一体どういうことなのか。ボスを見限った自己中のイタチ
たちは、あらかた逃げ出したようだ。これで当分の間は、うんざり気分から解
放されるだろう。やれやれ。・・・そう考えたからかも知れない。

新聞の頁をめくると、今度は「首相批判、自民内から噴出」という見出しが目
についた。泥舟を見かぎる動きは、足元の自民党内にまで波及したということ
だろう。これからしばらくは、新聞もテレビのワイドショーも、自民党の党内
抗争ネタで賑やかになるのだろう。だらだら続くのでなければ、それはそれで
格好の暇つぶしにはなるのだが。
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