おとといから咳がでるようになった。きのうから眼がかゆくなった。涙がでて、眼球がいたみ、眼を開けていられなくなる。
このところずっとご無沙汰だったが、何を隠そう、典型的な花粉症の症状である。
でもこの時期、いったい何の花粉が悪さをしているのだろうか。
妻に話したら、「ブタクサじゃないかしら」という。
「ああ、あの黄色い色のやつか。でも、あの黄色のやつはまだ見かけないけど」
「あの黄色いのは、セイタカアワダチソウ。ブタクサとは別よ」
「そうなのか。まあブタクサでもセイタカアワダチソウでもどっちでもいいけど、どっちも9月になってからだろう。まだその季節ではないぜ」
「あら、もう9月よ。大丈夫?」
「ああ、そうか。そうだった。このところ暑い日ばかりで、ちっとも涼しくならないから、まだ8月かと思っていた。
それにしても、まだまだ夏の陽気だというのに、ブタクサには今が秋だとちゃんとわかるんだ。季節に対する嗅覚というか、体感というか、植物には猛暑なんて関係ないらしい。立派なものだ」
「地球温暖化も、ブタクサには形なしね」
「なんでもいいが、花粉の季節が早く終わってくれることを願うばかりだ」
言いながら、私は頭の片隅で考えた。
きょうはこれからデイサへの通所の予定がある。そういえばきょうはいつもほど暑くはないようだ。涼しいというのではない。じめじめ湿度が高く、不快感は半端ない。でも、まあ、きょうはいつもの半袖ポロシャツではなく、大事をとって7分袖を着ていくことにしよう。デイサの冷房は効きすぎるからな。
朝方は降っていた雨も、今はあがった。ブタクサの花粉ごときに負けてなんかいられない。よ〜し、行くぞ、・・・と意気込む理由は何もないのだけれど。
このところずっとご無沙汰だったが、何を隠そう、典型的な花粉症の症状である。
でもこの時期、いったい何の花粉が悪さをしているのだろうか。
妻に話したら、「ブタクサじゃないかしら」という。
「ああ、あの黄色い色のやつか。でも、あの黄色のやつはまだ見かけないけど」
「あの黄色いのは、セイタカアワダチソウ。ブタクサとは別よ」
「そうなのか。まあブタクサでもセイタカアワダチソウでもどっちでもいいけど、どっちも9月になってからだろう。まだその季節ではないぜ」
「あら、もう9月よ。大丈夫?」
「ああ、そうか。そうだった。このところ暑い日ばかりで、ちっとも涼しくならないから、まだ8月かと思っていた。
それにしても、まだまだ夏の陽気だというのに、ブタクサには今が秋だとちゃんとわかるんだ。季節に対する嗅覚というか、体感というか、植物には猛暑なんて関係ないらしい。立派なものだ」
「地球温暖化も、ブタクサには形なしね」
「なんでもいいが、花粉の季節が早く終わってくれることを願うばかりだ」
言いながら、私は頭の片隅で考えた。
きょうはこれからデイサへの通所の予定がある。そういえばきょうはいつもほど暑くはないようだ。涼しいというのではない。じめじめ湿度が高く、不快感は半端ない。でも、まあ、きょうはいつもの半袖ポロシャツではなく、大事をとって7分袖を着ていくことにしよう。デイサの冷房は効きすぎるからな。
朝方は降っていた雨も、今はあがった。ブタクサの花粉ごときに負けてなんかいられない。よ〜し、行くぞ、・・・と意気込む理由は何もないのだけれど。