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ささやんの天邪鬼 座右の迷言

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

新たな視点で関電事件の闇を穿つ

2019-10-07 11:12:14 | 日記
あるネット記事を読んで、やっと謎が解けた気がした。
謎、ーーそれは、関電事件の闇にひそむ謎である。福井県高浜町の元助役、故・森山栄治氏は、関西電力の経営陣に総額3億2000万円もの金品を贈ったとされるが、彼はなぜそんな大金を関電に貢ぐ必要があったのか。

私が読んだネット記事、それは、サイト「アゴラ」に10月6日付で掲載された記事《差別発言を糾弾する人々が差別を再生産する》(筆者は池田 信夫氏)である。この記事の中で、池田氏は単刀直入に「関西電力の事件の本質は同和問題である」と書いている。冒頭のこの文章を読んで、私はハッとした。なるほど、そういうファクターがあったのか。考えてもみなかったことだが、もしそうだとしたら、このファクターを無視することはできない。いや、むしろ、このファクターを射程に入れることで、見えてくるものがあるのではないか。福井県高浜町の闇に立ち込めていた黒い霧も、これできれいに晴れるかも知れない・・・。

それにしても、池田氏が「関西電力の事件の本質は同和問題である」と書く、その根拠はどこにあるのか。それについて、池田氏は次のように書いている。
「森山栄治元助役が、少なくとも1969年から解放同盟に在籍していた事実は、解放同盟も確認した。彼が糾弾活動をやった事実も、共産党の機関誌『前衛』が1982年に指摘している。これが『がらみ』でなかったら、いったい何だというのか。」

そこできょうは、このファクターを射程に入れ、改めて関電事件の闇に切り込んでみたいと思うのだが、だがしかし、しかしながら、残念なことに、この作業は明日にまわさなければならない。理由は二つある。

一つは、きょうは私のリハビリ・デイサへの「出勤日」で、間もなく外出しなければならず、じっくりと問題にとりくむ時間がとれないからである。

もう一つは、この問題が相当ヤバい問題だと思われるからである。池田氏が記事の中で書いているように、(ジャーナリストの)佐々木俊尚がツイッターで「高浜町と関西電力の話はがらみなのですか」とつぶやいただけで、さまざまな人から糾弾を受けたという。(映画評論家の)町山智浩などは、このツイートを差別発言としてツイッター事務局に通報したというのである。

関東地方で生まれ育った天邪鬼爺には、同和問題はなじみの薄い問題である。これまではこの問題について、深くも浅くも考えたことはなく、その方面の知識も無いに等しい。一知半解でヘタなことを書けば、各方面から囂々の謗(そし)りを免れないだろう。炎上の可能性のあるビミョーなテーマを取りあげるとなれば、もっと慎重に事をはこぶ必要がある。そう考えたのである。




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