「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

美人姉御肌編集者VS草食男子・・・かな?(女性のなぜ?)

2011年11月09日 | お昼間カフェ

さて、メインネタが、ネガティブな話ばかりだったので、

なにか、柔らかい話でも、しましょうかねー。


先日、29歳、独身、の女性編集者とおしゃべりしていた時の話ですー。

ま、仮名三嶋さん、とでも、しておきましょうか。


「ねえ、三嶋さんって、男性を見る時、まず、どこを見るの?」

と、姉御肌の三嶋さんに聞くと、

「うーん、そうねえ。やっぱ、顔でしょ。オトナの男は顔が命!」

と、強気な恋愛を重ねてきた三嶋さんは、断定的にそう言います。

「やっぱり、男って、顔にすべてが出るもの・・・。自分に自信がある男性って、目がまず違うわね」

と、キラキラした目を持つ美人の三嶋さんは、そう断じます。

「ほう、目ねえ。済んだ目がいいの?」

と僕が聞くと、

「まー、少年なら、済んだ目がいいんだけど、オトナになったら、それは、眼力の強い男性でないとね」

と、三嶋さんはやんわり否定です。

「なるほどねー、やっぱりオトナの男がいいわけかー。三嶋さん、年下の男性なんて、どうなの?」

と、僕が聞くと、

「えー?まあ、年下も悪くないけど、なんか物足りないのよねー。最近の若い子は・・・」

と、三嶋さんは僕から見ても、十分若いんですけど、やっぱりそこは、姉御肌。

「へー、実際、デートとかしたことあんの?」

と、僕が聞くと、

「ちょっとかわいい子がいたから・・・ちょっとデートしてあげたのね。雨の日だったけど、相合傘さして・・・」

と、三嶋さんは、何かを思い出す風。

「ほう。それでそれで?」

と、僕が言うと、

「かわいいんだけど、最初から甘えているっていうか・・・。自分の美貌には気がついているらしくって、甘え上手でもあるんだけど・・・」

と、三嶋さんは、言いよどむよう。

「あるんだけど?」

と、僕が聞くと、

「それだけなのよね。外見だけで社会は渡っていけるものだって勘違いしている。いざって言う時に、頼り甲斐もないし、途中で冷めちゃった」

と、三嶋さんは、何かを思い出しながらしゃべってくれます。

「いざって言う時に?」

と、僕が軽く突っこむと、

「そこは、具体的にしなくていいの。でも、待ってるだけの男性って、いやあね」

と、三嶋さんは、ため息をつく感じ。

「ふーん、まあ、男は自分から動いてなんぼ、だろうね」

と、僕が言うと、

「そうそう。なーんか、待っているだけの男って、結局、自分に自信がないのよねー」

と、我が意を得たり、と、はしゃぐ三嶋さんです。

「わたしなんかは、好きな男性が出来ると、わーっと盛り上がっちゃって、すぐ相手の男のこと観察しちゃうんだけど、声かけると、萎縮しちゃう男性とかいるのよね」

と、三嶋さんは、不思議そうに言います。

「普通、男性から声をかけるものなのに、それをおして、こっちから声かけてるのに、こっちの気持ち、気づかないふりとかするのよね」

と、三嶋さんは、誰かを非難するように、言います。

「あーーー・・・それ、俺も若い時にあったなー、そういうこと」

と、僕が苦笑するように、言うと、

「なんで、そうなるの?せっかく恋愛しようとしているのにー」

と、三嶋さんは、冷たい目で僕の目を見て、まるで、悪いのは僕、のように、話します。

「いやあ、結局、そういう時って、自分に自信がないんだよ。こんな美人でよく出来た女性を、恋人になんか、していいのか、俺!的にさ」

と、僕も若いころを思い出しながら、三嶋さんの目を見て、話します。

「えー?だって、こっちが恋人になって欲しいから、声をかけてるのに・・・。女性がオーケー出しているのに、それじゃ不満なの?」

と、三嶋さんも、少しポカンとしたように、納得いかない感じで、話します。

「若くて、恋愛に慣れていないから、そのあたり、わかってなかったりするんだな。それに、相手に悪い!とか、変な思い込みをしちゃうわけ。経験が足りないとね」

と、僕も弁解に余念がありません。

「ふーん、ほんと、変な思い込みよー、それは」

と、三嶋さんは冷たい目で僕をにらむと、本気で、僕を悪者に見ています。

「まあまあ、僕は当事者じゃ、ないんだから、そんなに、追い詰めないでくれよ」

と、僕が笑うと、

「あ、そうか。ごめんごめん。今のゆるちょくんは、そのあたり、ちゃんとしているわよね?」

と、三嶋さんは我に返ったように、フォローモードです。

「まあ、これでも、少しは経験したからね。それより、三嶋さんの好きなタイプは、どんな感じ?」

と、なんとか話の方向を変え、相手に考えさせるために、質問攻撃です。

「そうねえ・・・やっぱり、わたしを引っ張ってってくれるタイプかな。古いタイプかもしれないけれど、俺についてこい!ってタイプが、やっぱりいいわあ」

と、割と古風な考えを持つ、三嶋さんです。

「じゃ、なに、三嶋さんは、そういう男性に、三歩うしろからついていくわけ?」

と、僕が古風な女性的な考えを示してみると、

「それは違うかな。相手が走りやすいように、ナビゲートするタイプじゃない、わたし」

と、古風なおんなでないことを強調する三嶋さんです。

「あー、確かに。じゃあ、一緒に人生走っていくタイプだね、三嶋さんは」

と、僕が言うと、

「そうね。だから、走るひとじゃないと、駄目なのよ。「お姉さん、僕どうしたらいい?」っていうタイプは駄目ね。つまらないもの」

と、今時の草食男子をバッサリ斬る、美人な姉御、三嶋さんです。

「でもさ、最近の流行りなんでしょ?草食男子・・・」

と、僕が聞くと、

「まあね・・・でも、そういう子達は、そういう子達でやってるんじゃない?わたしは基本年上じゃないと・・・」

と、三嶋さんは、目を光らせます。

「はあ・・・三嶋さん、なんか、今、目が光った感じがしたけど?」

と、僕が聞くと、

「ゆるちょさん、お友達関係広そうだから・・・誰か、いい男紹介してよ。それとも、ゆるちょさん自身、その気ある?」

と、笑う三嶋さんです。

「さすがに三嶋さんだ。その圧倒的パワーは、草食男子じゃ、交わしきれないだろうね」

と、僕が笑うと、

「ゆるちょさんも、交わすのうまいわね」

と、三嶋さんも笑って、コーヒーを飲み干します。

「さ、だべるのはこれくらいにして、仕事仕事」

と、笑顔の三嶋さんは、僕に発破をかけます。

「へーへ。いつでも、お供しますー」

と、僕もコートを着て戦闘モードです。

「仕事終わったら、お酒飲もっか?」

と、笑う三嶋さんは、楽しい編集者モードに入っているのでした。


秋の日の、午後三時。

都会は静かに、息を秘そめているのでした。


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