「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

坂の上の雲 第三話 「国家鳴動」(4)

2009年12月17日 | ゆるちょ!のドラマ・レビュー!
と、内閣の会議で、検討され伊藤さんが、
「朝鮮への派兵を決定する。じゃが、あくまで居留民保護が任務である。清国軍を挑発し、戦闘行為を招いてはならん」
と派兵を決定するんですね。あくまで平和主義者として。つまり、日清戦争は、伊藤が始めたのではなく、
外務大臣カミソリ陸奥と陸軍参謀本部次長である川上操六さんが始めた、ということになりますね。
いやぁ、勉強になりますねぇ。
つまりは、いくら平和主義者がトップでも、まわりからうまく利用されて戦争を起こしてしまうことも
あるってことなんですねぇ。特に日本では。天皇がいくら平和主義者でも第二次世界大戦が起こってしまったように。
これが日本の特徴でもあるでしょうねぇ。外国は純然たるトップダウン方式ですからね。日本は非常に変則的です。
だいたい伊藤がだまされた、のせられたと知った場合、他国ではやめさせることができますからね。
日本は一度動き出したら止められないという側面もあるので、非常にやっかいな国とも言えるんですねぇ。
だから、逆に我々も政治家を選ぶ政治的見識というものをしっかりと持たないとやばい、ということですねぇ(笑)。

雨に濡れる子供・・・、この服装もちゃんと当時の風俗を考証して作られてるんでしょうねぇ。
手を抜かないねえ(笑)。もう、うれしくて笑いがでてしまいます。

閣議決定後の一週間で、日本軍は朝鮮半島の仁川に上陸するんですね。非常に早い。
しかし、日本軍が漢城に到着する頃には、朝鮮当局は、東学党の要求を飲んじゃって、乱も収まるんですね。
じゃ、清国への出兵要請はなんだったんだ、この腰抜けってことになるんですけどねぇ(笑)。

と伊藤さんが陸奥さんと川上さんを自室に呼びつけています。
「わしをたばかったろ。4千もの兵が朝鮮に上陸するっちゅーじゃないか。川上参謀次長、派兵は一個旅団2千と明言したな」
と平和主義者の伊藤さんはカンカンです。特に川上さんには騙された気持ちが大きいですから。
「東学党の乱もすでに収まった。陸奥、すぐに清国と交渉し、撤兵の準備じゃ」
すぐに事態を収拾しようと、陸奥さんに命じるんですね。
「閣下、事態は余談を許さず、状況はどう変化するかわからない状況にあります。清国もやすやすと撤兵の交渉に応ずるとも思えません」
腹の中では、川上さんと同心している陸奥さんは、現在の状況を説明し、伊藤さんを説得にかかります。
「じゃからというて、在留邦人の保護にしては兵力が多すぎる」
伊藤さんは、清国とぶつかることを懸念しているんですね。戦争はやばいと。
「お言葉ではございもんど、兵の数についてはうけあいかねます」
と冷徹な川上さんが言葉を発します。
「なんじゃと」
と伊藤さんの顔色がみるみる変わります。「おいおいそりゃねーだろ」って感じでしょうか(笑)。
「出兵するかどうかは、閣議がそれを決め、閣下ご自身をそれを裁断されもした。じゃっどん、出兵と決まれば、
その運用は参謀総長の責任となります。出兵の数はおい達にお任せください」
と先程、陸奥さんに開陳した内容を改めて伊藤さんに説明するんですね。出兵数に言及する権限は伊藤さんにはないと。
「清国はさらに5千の派兵を決めたち情報をえちょります。そいが派遣されっと漢城付近にいる我が軍は、峨山と平城北方に展開する
清国軍にはさみうちにされ壊滅します。残り3千の派兵もいそがんにゃなりもはん」
川上さんは現状況をしっかり説明し、対処の方向も説明するんですね。その的確な判断に伊藤さんも二の句が告げないでいる。
そういう中で、川上さんは部屋を出るために歩いていくんですね。
「閣下、もし危機におちいれば、勝敗の帰趨は兵力の優劣で決まります。ここはこのまま速やかに派兵を実行するのが、安全の策と考えます」
陸奥さんも川上さんを後押しします。そして、川上さんは、ドアを明けこちらを向くと一礼して去っていくわけです。
さすが、陸軍の至宝です。冷静ですな。
いやぁ、明治の政治家達はすごいねぇ。ギリギリの中で生きてきたからこそ、磨き上げられてきたんですねぇ。
現在の世の中とは、比較にもなりませんわなぁ(笑)。

さて、現実がどんどんやばくなってると感じている伊藤さんは、気持ちを休めるためにも、古くからの友人、
山縣有朋さんと話してみようと、自分の家に招待してみました。というより、山縣さんが、伊藤さんを口説くために
伊藤さんを尋ねたんですね(笑)。しかし、山縣さん、枢密院議長で陸軍大将ですからね。
もう法王みたいな感じになってたらしいですね、この頃。口うるさくて細かいところまで口出しするから、
結構周りから嫌われていたらしいですけどねぇ。
まあ、伊藤さんとは、古いなじみですからねぇ。山縣さんが、奇兵隊の実質的大将だった頃、確か伊藤さんは力士隊の隊長で
高杉晋作の功山寺での挙兵に唯一ついていったひとですからね。まあ、あれが倒幕の起爆点というひとも
多いですから、伊藤さんはその起爆役のひとりということなる。明治の世をつくったという実感を
このひとはもってたんじゃないですかねぇ。
まあ、そんなわけで、山縣さんは、古いなじみとして、伊藤さんを説得しようとしているんですね。
陸軍大臣として。
「いやぁ、ええ庭じゃあ。しかし、田舎臭さが鼻につく」早速口うるさい表現ですね。しかも、やってるのが、
江守徹さん。もう大河の常連、重鎮ですからねぇ。このひとは、口うるさいとか、徳川斉昭役とか、ちょっと癖のある役が
いいですねぇ。もう、演技力抜群もいいところ(笑)。なんかこのひと出てくると笑っちゃうんだよね。
英語ペラペラだったり、井沢元彦の「逆説の日本史」のファンだったり、おもろいおっちゃんです。
「もう少しこの庭なりの威厳がほしいところじゃあ」って、それ何?(笑)。伊藤さんも横でただ笑うしかないですね(笑)。
「まあ、このご時世、そんな暇もなさそうじゃがの」ということで早速、時世論です。
「確かに。朝鮮出兵以来、世の中少し浮き足立っておりますな。新聞は清国への敵愾心をむき出しにし、
国民を煽り立てる論調に終始し、あろうことかそれに同調する政党まで出てくる始末。今こそ山縣さんのような重鎮の
一喝が必要なときじゃ」と伊藤さん、自分の懸念を述べます。まあ、何事にも慎重論者の山縣さんも自分と同じ考えだろうと
踏んだんですね。しかし、山縣さんは、
「伊藤さん、清国とのいくさ、最早避けられんのう」といくさ容認発言。するとびっくらこいて見を見張った伊藤さん思わず立ち上がり、
「山縣さんまで、そんなことを言われるとは。清国は老いたりといえども大国。今の日本が勝てるはずがない」とうろたえながら
発言します。しかし、そこに横から
「勝てもす。陸軍の準備はすでにできちょります。山縣閣下もすでに承知しております」と冷静川上さん。「ほんまかいな・・」と
山縣さんを見る伊藤さんです。すると山縣さんも口を開いて
「伊藤さん、我が長州藩が、西欧の四カ国艦隊とたたこうたことを覚えちょるじゃろ」と懐かしい話をし始めます。
伊藤さんもその頃を思い出しながら、
「はい」とうなずきます。山縣さんは静かに続けます。
「最初は外国の砲弾なにするものぞと思っておったんじゃが、とんでもなかった。
完膚なきまでに叩かれた。あの時の屈辱生涯忘れん。一度は失いかけたこの命。今度こそお国のために、
捧げる覚悟じゃ。いくさになればわしも自ら軍を率いて朝鮮にわたる」と決意を秘めた表情で伊藤さんを見ています。
「山縣閣下には、第一軍を指揮して、ぜひ先陣を率いて、鴨緑江を渡ってもらいたく存じます」と横から川上さん。
もうすでに段取りもできているんですね。その山縣さんの決意を聞いて、伊藤さんも表情を変えていきます。
「この国の将来は今、伊藤総理大臣の決断にかかっておるぞ」とそれだけ言うと山縣さんは帰っていくんですね。
同じ過去を背負った古いなじみのこの決意を聞いた伊藤さんは山縣さんの背中を見ながらなにかを感じはじめたんですね。
しかし、ほんとに勝てるのか・・・そんなことを考えながら周循していくんですね。

さて、伊藤さんの苦悩は続いています。今度は伊藤さんの私邸でしょうか。
地球儀の上の日本に指を置きながら、周循する伊藤さんです。もうこの繊細な演技。加藤さんすばらしいです。
そこへ咳き込む声が響き、病をえているだれかの到来を告げます。このころはランプだったんですね。
「閣下、お呼びですか」と声がすると伊藤さん静かな感じで
「入れ」と命令します。
戸をあけて、入ってくるのはご存知陸奥さんです。病が突然進んでます(笑)。
「まあすわれ。具合はどうじゃ」ともちろん、突然進んだ病の状況報告のためですね(笑)。
「あまりよくわ」とこそっと話す陸奥さんです。
「そのようだな」伊藤さんも、納得しています。
「今は病気の相手をしている暇などありません。そのうち病のほうが退屈して退散してくれるだろうと思っています」とある意味、のぼさんと
同じ境遇の陸奥さんでした。明治人は気概が違いますものね(笑)。豪傑じゃのう(笑)。そんな気概にふれたからでしょうか、突然、
「わしもお前も、こんなとこまでよーきたもんじゃ。そうは思わんか」と言いながら伊藤さん楽しそうに笑いだします。
「実はのう、陸奥。未だに高杉さんに怒鳴られちょる夢をよー見るんじゃ。おかしいじゃろ」と楽しそうに笑っています。
「奇兵隊の高杉晋作。夢ん中じゃ、未だに高杉さんの使いっ走りよ。陸奥、わしは只の臆病者じゃ。じゃからこそ、
石橋を叩いて渡るが如く、一歩一歩慎重に慎重を重ね、この国を作ってきた。清国といくさをして、万が一負けたら、
我が国はどうなる。ロシアも黙っちゃおらんぞ。我が国に圧力をかけてくるに違いない。そうなったらお手上げじゃ」と伊藤さん、
自分の真意を説明しているんですね。さすがに国を背負っている人間の言葉は重いですねぇ。日本の事を一番思っているのが
総理大臣ですもんねぇ。一大臣とは立場も思いも全然違います。
「ロシアは今、ドイツの脅威が、深刻で東に力を削く余裕などありません」と外務大臣の目で情報をみている陸奥さんが言います。
「楽観論はもうよい。負けたらどうなるか、お前そう考えたことはあるか」総理大臣の立場で、陸奥さんよりもっと高い視座でモノをみている
伊藤さんです。陸奥さんさすがに言葉を返せません。それでも伊藤さんは続けます。
「財政は破綻。国際的にも孤立して、我が国は列強のえじきか」
その言葉を聞き、暗澹たる未来を想像して、陸奥も咳き込んでしまいます。
「そうさせんためにこそ、わしやお前がおるんじゃ。違うんか」自分達が日本の希望にならなければいけない、と伊藤さんは言ってるんですね。
「たとえ負けた場合でも、被害は最小限にとどめなきゃいかん。あらゆる手をつこうてな」いくさを始める前から負けたときのことも考えておく。
指導者というのは、こうでなければ、いけません。こういうひとでなければ、総理大臣になってはいけないんですね。
「おっしゃる通りです」陸奥も思いは同じです。ここで、ようやく伊藤さんの腹づもりが決定するんですね。少し笑った伊藤さんは気合を入れなおして、
陸奥さんに言います。
「陸奥、ないないにロシアに根回しせい。我が国の出兵は、朝鮮を、清国の属ほうから開放し、独立国にするためのものにして、
決して領土侵略のためにあらず」
陸奥さんを見据えて確信に満ちた顔で、伊藤さんは続けます。
「清国へは提案書をださねばな。我が国は日清両国共同で、朝鮮の内政改革を行い、朝鮮を真の独立国とすることを提案する」
さすが維新の元勲、大政治家です。腹が決まれば、処置は速い。
「おそらく清国は飲まんでしょう」陸奥が言います。
「かまわん。我が国の大義を世界に宣言するためじゃ」伊藤さん、それが目的だったんですねぇ。
「もし清国がこの提案を受け捨て、武力を行使し、いくさになればその非は明らかに清国に存する」陸奥さんがその目的を詳しく解説したんですね。
「早速明日の閣議にかけるよう準備じゃ」伊藤さんの目が光り、全ては開始されました。
いやあ、明治の政治家の気概、高い視座、日本への想い、迷い、責任感とそして食えないところが、存分に描かれましたねえ。
特に伊藤さんは素晴らしい。いやいや、恐れ入りました、将門様(笑)。なんか、すげーかっこいいね。一度決めたら狡猾にすべてを進める。
ビバ明治!ってところでしょうか(笑)。

そして、この閣議が事実上の開戦決定の閣議になったんだ、そうです。

さて、好古さん、目白の兵舎ですごすことになり、好古家は大変です。と、民さんはご懐妊の様子ですね。
まあ、なんか荷物つくりの場面で好古さんと民さん仲良いところを見せております(笑)。
「大切な体じゃあ、養生してくだされ」となんとなくまだ、民さんをおひいさま扱いで、ほほえましいのでした(笑)。
「母上、民のこと、よろしく頼みます」と民さん大事な好古さんです。
「私のことは心配しないでもけっこうです。信三郎さんは、しっかりおつとめにはげんできてください」と軍人さんの奥さんらしい
お言葉です。
「さ、いくか」ってんで、きちっと正座で待っていた補助の兵にあいさつして、玄関にどっかと座ると、「おっと忘れた」っと
竹下母さんに文箱をもってきてもらいます。と、中を開けてみると、「信好(のぶよし)」「興志(よし)」の文字が。
しかし、難しい文字というか、よみだな(笑)。好古さん勝手につくっちゃったんだね、ってこの頃はそれが普通。
旦那の役目だったんだね。こういうのも、現在の生活と直接比較ができておもしろい。
女性の権利がどうとかこうとか、言われはじめてから、いろんなことが、おかしくなってる気もしますね。
ま、いろいろ考える契機になりますねえ、このドラマは(笑)。
「どうです」と優しい表情の好古さん、一方感情が激してきて泣きそうな民さん。
「どうです。ええ名前じゃろ」とあくまで温和な好古さんです。戦争を目の前にしてもこの余裕。
「男でも女でもええけん、元気な子を産んでくれたらそれでええけん」いやあ、余裕な男、惚れ直しちゃいますねぇ(笑)。
そして、このとき、民さんはひとことも言わないんですね。口を開くと、言ってはいけないことを言いそうなんですね。
「あとのことは頼んます」と男は少し長めに一礼し、門を出て行く。その後ろ姿を眺めながら、たまらなくなって女は、
身重なことも忘れて駆け出す。
「信三郎さん」民さんは言ってしまうんですね。
それを馬上の上から、さわやかに見下ろす好古。いやあ、一瞬黒王号に乗るケンシロウかと思いましたが(笑)。
「生きて帰ってきてください」本音がぽろりと出てしまうんですね。本来、武家の嫁がいや、軍人の妻が口にしては
いけない事なのに。
「きっと、生きて帰ってきてください」今度はしっかりと自分の意思で、口にするんですね、民さん。
「約束ですよ」つい恥ずかしくて、おひぃー様になって、少し上から言うんですね。
それをずっと眩しそうに聞いていた好古さん、何も言わず、ほんの少しだけほほえんでから、
馬を歩ませていくんですね。白い背中が遠ざかっていく。それを見送る悲しそうなお民さんなのでした。

いやあ、このシーンは何度もテレビで流されていたので、いろいろ言われてきましたが、
まあ、なんとかなったかなぁって感じですね。本来軍人の妻であれば、本音はださないのが、建前ですが、
でもでちゃった、それに対し、軍人である好古さんが、言葉を発しないことで、なんとか成立したかなあ、
という感じでしたね。女性向け男性向けのシーンにならず、双方向けにしたことで、
こういう感じになったのでしょう。好古さんがしゃべるところでは、お民さんはだまり、表情だけで演技、
お民さんが話すところでは、好古さんがだまり、表情だけで演技、と。これは表情演技合戦だったと
とっても、良いんでしょうな(笑)。

さて、日本の連合艦隊は佐世保を出港したそうです。

で、淳さんは巡洋艦「筑紫」の船上にあるって、いうけど、「筑紫」って第一話で、淳さんがのぼさんと二人で
見て騒いでいたあの巡洋艦じゃん。いやぁー、すげえねぇ、子供の頃の夢叶えちゃったじゃん(笑)。
って、そのときはまだ、海軍さんになる気持ちはなかったみたいだけど(笑)。

「いよいよ、あの丁汝昌率いる北洋艦隊とたたかうとですね」、と例の淳さんコンビの水兵さんです。
「そぉ、緊張すんな」とか淳さんいいますが、戦争ですからね。しかも、あのすんごい北洋艦隊相手ですからねぇ。
ま、団長さんいわく、「なまくらの刀」らしいけどさー。
「原田、得意はなんじゃ?」ってそうか、原田くんね。そういゃあ、日本語で名前言ってたっけ(笑)。
「は、マスト上りです。絶対に清国兵には負けません」なるほど、いかにも体軽そうだし。
「あしの得意は、喧嘩の作戦考えることじゃ」そりゃなんどもけんかの作戦考えてきましたからねぇ。試験もけんかの一種だったし。
「ひとりひとりが得意なことをしたら、突破口は開ける」なるほど、それは正論、いい話を聞きましたねぇ(笑)。
「秋山少尉も緊張しておられますか」確かにちょっと心ここにあらずって感じはしますねぇ。
「しとらん」負ケズ嫌いの淳さんですからねえ(笑)。
「手がふるえておられます」ちょっと笑いながら言ってますね。
「原田兵曹。実はそうじゃ。緊張しておる。大緊張じゃ」って体操はじめるあたり、「ドリフかよ」と思い笑いましたが、
まあ、いい感じですね。あの世界的戦艦「定遠」「鎮遠」が相手ですからね。そりゃ緊張しない方がおかしいですよね。
まあ、小さなシーンですが、開戦時の緊張感をうまく表現していますね。少し笑いをいれながら、そして一気に緊張のシーンに
つなぐんですね。緩急自在です(笑)。

で、宣戦布告はまだですが、海上では最初の砲煙があがったそうで。

日本艦隊と清国艦隊の遭遇があったそうです。
そして、巡洋艦「浪速」は英国船籍の大型汽船を発見するんですね。そして、この船が清国兵を満載しているのが、見て
とれたわけです。そして、その船への攻撃を決断するんですね。その浪速の艦長こそ、団長いやいや東郷平八郎そのひとだったわけです。
「打ち方はじめ」
からの砲撃シーンに燃える燃える。こんなシーンみたことない。いやぁーやりますなあNHK。本気です。
そして、凛々しい東郷さんの顔のアップでまた次回。
いやいやいや、最後一気に盛り上がって終了ですからねぇ。
いやあ、次回が楽しみです。

しかし、90分のレビューが長すぎる。もうできるだけおもしろさを感じようとするあまり、最後には、セリフ一行一行に
突っ込みいれるようになっちゃいましたからねぇ。いやいや、投稿が遅れるわけだ。
ま、それでも、このドラマを存分に楽しむという意味では、これが最良にして、的確なはずなんだけど。

ただちょっと本人の体力がもちませんね(笑)。

しかし、今回は日清開戦のシーンがよくできていました。平和主義の伊藤さんと開戦派の陸奥さんと川上さん、山縣さんまで
ひっぱりこんでの説得と、伊藤さんの逡巡、迷い、そして決断としっかりといろいろなものが詰め込まれていました。
いやあ、いろいろなことを考えさせるいいドラマです。総理って重いだねぇ、やっぱり。そして、明治という時代が暑い。

いやあ、存分に楽しみました。

そして、ここまで、これを読んだみなさん、お疲れ様でした。

一番大変だったのは、あなたです(笑)。
















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