私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

気象庁の人々 第9,10話

2022-03-18 20:34:26 | 気象庁の人々(韓国ドラマ)

ハギョンとシウが付き合っている事を信じられないハギョンの元彼ギジュンは、妻が不安を感じていることにちっとも気づく事なく、彼女が結婚後初めてのギジュンの母の誕生日の祝いの席に行くことを嫁の務めと思っている事に気づきもせずに、ハギョンとシウのデートを追跡するというどうしようもない行動に出るのだ。

見始めた頃は「最低な奴だな・・・」という思いだったが、ここまでやってくれると逆に面白くなってくる。見ている私は面白くていいが、同棲していた彼と別れ、幸せになるためにギジュンと結婚したはずなのに、お金に困っている夫に不安になり、ハギョンとの話し合いにも失敗する頼りない夫に妻としては、(彼女のやや自己中心的な思い込みを差し引いても)不満爆発なのも良く分かる。

妻の思いを何にも分かっていないギジュンは、シウに何だか良く分からない対抗心を燃やし、それにシウも我慢できずに応戦するという・・・笑ってしまうが、これが韓国語のサブタイトルが「社内恋愛 残酷史編」となっている理由だろう。

邪魔するギジュンがいても二人の交際が上手くいけばいいのだが、「社内恋愛 残酷史編」故、そんな展開になるわけもない。

ハギョンは「私がシウと別れたのは彼が独身主義者だから」とギジュンの妻から聞いて心が揺れ、シウもギジュンから「彼女は結婚も考えずに男性と付き合う事はしない」と聞きやはり心が揺れる。(ギジュン夫婦は、夫婦ともども黙っていられない性格のようだ。)

そこにハギョンの破談に心を痛め、なんとしても彼女に良縁を準備してあげたいハギョンの母が何も知らずに参戦。とにかく前のめりに娘の幸せを望む母の態度に悩み、更に新しい恋愛の先に結婚というゴールが無い事に悩み、その上チームとして仕事上の責任を取るという事に悩むハギョン・・・

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特ダネを求めて気象庁に乗り込んでくる一人の記者。どこの世界にも自分の利益だけを考えるハイエナのような輩がいるのだ・・・

 


靖国神社の標本木の様子

2022-03-17 21:10:33 | なんということはない日常

今日も暖かい一日だった。

昼食後、腹ごなしの散歩がてらに靖国神社の標本木の様子を見に行く。

 

能楽堂の脇にある標本木の周りには柵が設置されており、皆少し距離を取って眺めるようになっている。

私が行った午後1時過ぎには、標準木をやや遠巻きにして、カメラを設置するための三脚が5台程見えた。

ただ私のように、遠くから標本木を見ているだけでも、開花までにはもう少し時間がかかりそうなのではないかという雰囲気は伝わってくる。三脚を手にしているカメラマンの人達もやや手持ち無沙汰な感じだった。

明日は冷たい雨との事。開花まではもう少し時間がかかるだろうか。

花はまだだったけれど、境内では卒業式後にお参りに立ち寄ったと思われる女子大生たちがおみくじを引いたり、記念写真を撮ったりしており、華やいだ雰囲気だった。

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一足早くピンク色の花が咲いていた木には、ルマサキ会 近衛第二師団第一野戦病院という札が掲げられていた。

 

 

 

 


フルーツGYU-NEW フラペチーノ

2022-03-16 21:20:38 | スターバックス 特化 フラペチーノ・・・

子どもの頃、銭湯に行った際のお楽しみは湯上りのフルーツ牛乳だった。コーヒー牛乳派の友達もいたけれど、私は断然フルーツ牛乳だった。

子どもの頃慣れ親しんだ味が、大人っぽくなって再び自分の目の前に出てくるとは思わなかったので非常に嬉しい。

マンゴー、バナナ、白桃、オレンジ、温州みかん、パイナップル、りんご、アプリコット、そしてチェリー・・・

ジューシーな果肉タイプのフラペチーノが好みな私には夢のようなラインナップだ。

更にフルーツ感をアップさせたいと思い、シナモンアップル果肉を追加してみる。

スタッフの人のお薦めに従いカスタマイズをした事はあったが、自ら積極的にカスタマイズを注文したのは初めてだ。「中に入れますか?それとも上にかけますか?」と確認される。なるほど・・・自らカスタマイズを申し出ると、そういう事も選べるのか・・・・中にいれても美味しいかと思ったが、カスタマイズされているのを確認したく上にかけてもらうことにした。

シナモンの香りがプラスされることで、フルーツ牛乳が更に大人な雰囲気になる。

 

 

 

 


3月15日は眉の日

2022-03-15 21:16:44 | ソン・スンホン(宋承憲)

今日3月15日は、「さあ(3)行こう(15)」「最高(15)の眉」等の語呂合わせから、大阪のアイブロウスペシャリストのサロンの運営等を描ける会社が制定した@眉の日との事。

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私はもう何年も韓国ドラマを見るのが趣味なのだが、そのきっかけを作ってくれたのはソン・スンホンの眉だった。

ソン・ヘギョ演じる血のつながらない妹との恋に涙を流す秋の童話を見、あの印象的な眉に驚かなかったら、今こんな風に韓国ドラマを見たり、韓国語を覚えようとはしていなかったと思う。

本人とはなんの関係もない日本での眉の日なのだが、3月15日が眉の日と知ったら素通りは出来ない。

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新大久保のコリアプラザで購入した雑誌の付録だった@韓国映画俳優辞典。付録といってもA5サイズで300ページ近くもある立派な冊子で、韓国版スクリーン2004年3月号の特別付録だったようだ。雑誌はもうないのだが、付録のこの俳優辞典は今でも時々ドラマに出ている俳優の人のチェックをしたりするのに使っている。

スンホンは「濃い眉と憂いを帯びた瞳で人気を得た」と紹介されている。

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どんな風に紹介されているのか知りたくて、単語を辞書でチェックしつつ会話では使用頻度の低い「眉」「濃い」など覚えたりした。今考えると、もっと使用頻度の高い単語から覚えればよかった・・・と思うのだが、あの頃はそんな事も楽しかったのだ。


再会の時

2022-03-14 21:36:20 | なんということはない日常

オスカー俳優ウィリアム・ハートさん死去 『アベンジャーズ』ロス長官役など

最近はマーベル映画で活躍でしていたウィリアム・ハートだったが、私はマーベル映画にあまり詳しくない事もあり、彼の出演作品として思い出すのはちょっと前の映画が多い。

見たもののなんだかさっぱり意味が分からなかった「アルタード・ステーツ/未知への挑戦」、相手役のキャスリン・タナーの怪しい妖艶さばかりに目が行ってしまった「白いドレスの女」、まだ若かった事もあり友人の突然の死をどんな風に考えればいいのか良く分からなかった「再会の時」等、思い出すのはかなり前の作品ばかりだ。

特に印象に残っているのは、新宿ミラノ座と一緒に閉館してしまったミニシアターの走りだったシネマスクエアとうきゅうで観た「再会の時」だ。

一人で見に行ったのだが、隣に座っている人から上映前に「こういう映画お好きなんですか?」などと話かけられてどぎまぎしてしまった。今なら「ええ、実は・・・」などと、同じ映画を楽しむ同好の士を相手に色々話す事も出来ただろうに、当時はまだ若くてそんな余裕がなかったのだ。今のシネコンでは、隣の人から「この映画に興味がおありなんですか?」などと絶対に話しかけられる事はないだろう。ミニシアターならではの思い出だ。

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Amazonプライムビデオでレンタル出来るとの事。再会の時をもう一度見てみようと思う。

 

 

 


アンネ・フランクと旅する日記

2022-03-13 19:46:25 | 映画鑑賞

アムステルダムの博物館に保管されている「アンネの日記」から突然姿を現す少女キティー。

ユダヤ人への迫害から逃れる為にオランダに亡命するも、オランダがドイツ軍に占領されたことでアムステルダムで家族とともに隠れ家生活を送る事になるアンネ。父親から13歳の誕生日に貰った日記帳をキティーと名付け、空想の友達キティーに自分の隠れ家での生活の様子や思いを語りづづけた彼女。

アンネの親友であり、アンネを一番そばで見守り続けたキティーは、アンネ・フランクという名前が各所に残されているのに彼女がいないアムステルダムの街を、彼女を見つけるために駆け抜けるのだ。

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居場所と自由な生活を奪われ、隠れ家に身をひそめるしかなかったアンネと、キティーがアンネを探すのを助ける難民少年のアムステルダムでの生活がリンクする。街中を歩くドイツ兵を避けるように歩くアンネ達家族と、たどり着いたアムステルダムでスリを生業にして暮らしている少年・・・

映画が最後に示す難民問題の解決は現実的にはあり得ないものかもしれないが、未来を見失わずに人を信じて生きていかなければならないと思ったアンネの思いが詰まった映画としては、一つの希望を示したものなのだろう。

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2022年、出版から75周年を迎えた「アンネの日記」。2022年の3月、ロシアによるウクライナ侵攻のニュースが報道され「自分の国と家族を守るために戦う」というウクライナの人々の言葉を毎日のように耳にする今。切ない思いを感じつつ映画を見る。

 


セブンイレブン ピエール・エルメ シグネチャー カップケーキチョコバニラ

2022-03-12 20:31:17 | なんということはない日常

一番上は、パリパリとしたチョコレートが載せられたチョコプリン、その下には程よいこってり感のブリュレ、そして一番下には小さなサイコロ状のチョコレートケーキまで・・・

程よい甘さと程よいサイズ・・・・

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プリンを作る際は牛乳が使われ、ブリュレを作る際には生クリームが使われるとの事。今まで、プリンとブリュレの違いが分からなかったが、この機会にキッチリと覚える事にしようと思う。

そして一番下に入っていたサイコロ状のチョコレートケーキ。どうやらチョコレートケーキはガトーショコラとブラウニーに分けられるらしい。私は当然この二つの違いも知らなかったのだが、どうやらしっとりタイプがガトーショコラで、サクッとタイプがブラウニーらしい。このカップケーキの底に入っていたのはどっちだったのだろう?分からないが食感の違いが楽しめてとても美味しかったことは確か。

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今日、3月12日はスイーツの日との事。どうせなら@今日食べました!と書きたかったが、残念な事に実際に食べたのは昨日の11日。それでも美味しかった事に変わりはなかった。

 


2011年3月11日

2022-03-11 19:52:34 | なんということはない日常

毎年3月から5月にかけては、スターバックスに立ち寄った際は、ハミングバードのカードを使って支払いをしている。

ハミングバードプログラムは、対象カードを使って商品代金を支払うと、その1%相当額をスターバックスが寄付してくれるというプログラム。支援を必要とする若い人達を応援するプログラムになっているとの事。

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11年前の事を思い出したいと、あの震災当時、自分の書いていたブログを読み返す。どれもブログに書いていなければ記憶があいまいになっていたこと。こんなしょうもない記録でも無いよりはいくらかましだろう・・・・

気晴らしに映画でも思ったようだが行くのを止めてしまったという日。

地震が起きてすぐは映画館も臨時休業だったり、上映時間を減らしていたのだ。今はコロナの事が気にかかり、映画館に足を運ぶ回数が随分と減ってしまっている。

部屋の明かりをつけることを躊躇していた日。。。

一人暮らしも長くなった。一人だとどうしても寂しい感じになってしまうので、気が付くと電気をつけたままにしている事が多く、反省の日々が続いている。

今はウクライナ侵攻で電気代やガス代の値上げが避けられない状況だ・・・

自分が帰宅難民になったことにも気づかずに30キロ以上も離れた勤務先から歩いて帰宅した際の様子を記録した日。

もう帰宅難民にはなれない。腰が痛い時も時々あり、自分も辛いし人に迷惑もかけてしまいそうだ。会社にはドライフルーツや暖を取るためダウンベストを常備しているが、同僚たちは皆「会社には泊まれないので帰る」と話している。私は帰れない・・・一人でも会社に泊まるつもりだ。



ノンアル考察

2022-03-10 21:13:59 | なんということはない日常

ノンアルの飲み物が出始めた頃は「ノンアルなんかを飲んで、大事な飲酒の機会を一回減らすのは勿体ない」と思っていた。

今考えるとどうでもいい「飲酒愛」である。

今は、そんな間違った飲酒愛はすっかり姿を消し、日曜日の夜等は翌日の事を考えてノンアルコールを各種飲み比べして楽しめるようになった。

先日は、「ノンアルでワインの休日」「よわない檸檬堂」「のんある晩酌レモンサワー」という、最近、ノンアルコール界に参入した3本を購入し、飲み比べしてみた。

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「よわない檸檬堂」は檸檬堂が好きな人にとっては、馴染みやすい味だ。飲みやすく全部飲み切ってからノンアルだった事に気づく位自然な口当たりだった。

「のんある晩酌レモンサワー」は缶のビジュアルが味にも影響するんだなと改めて感じる一本だった。CMの影響もあるのだろう。一口飲むと、自室が居酒屋になったような気分になり、つまみも自然と居酒屋風な物を欲するようになる。

とうとうノンアルの風はワイン界にまでやって来たとちょっとだけビックリした「ノンアルでワインの休日 赤」。以前ワイン好きの友人が、ワインの事を「葡萄ジュースだから・・・いくら飲んでも大丈夫」と言っていた事を思い出しながら果汁18%を堪能。

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ビール派の私は、ノンアルもビールを選ぶ事が多かったのだが、ビール愛故か、なんとなくビールのノンアルは物足りない事が多かった。ビール以外でこんなに色々ノンアルがあるのなら、本格飲酒の日はビール、それ以外は各種ノンアル飲料を色々楽しもうと思う。

さしあたって、次はノンアルワインの休日の白を試してみたい。

 

 


気象庁の人々 第7,8話

2022-03-09 21:09:58 | 気象庁の人々(韓国ドラマ)

「一緒に住もう」というハギョンの提案をなんとソフトに、しかしはっきりと拒絶するシウ。パートナーとしてキチンとやっていけるか見極めたいという彼女に、そんな理由で同棲したくはないというシウ。二度と失敗したくないからと言う彼女に、傷つきたくないのは僕も一緒というシウ。年上のハギョンが主導権を持ちがちになるのはなんとなく想像がつくが、そんな彼女に自分の意見をはっきりいうシウ。お互いはっきり言いあった方が誤解がないというあまりにもストレートな理由に、ハギョンだけでなく見ている私もなんだか苦笑してしまう。

この青年、駆け引きがないと見た。父親に悩まされながらも素直に育っているのが素晴らしい。あんな息子が居たらどんなに頼もしいだろうと思ってしまう。

しかしオム予報官を見習って、二人で庁内の宿直室を占領していることにクレームが殺到し、結局ハギョンの家にオム予報官と一緒に下宿することになるシウ。

いつまでも立ち止まっていないシウとハギョンと違って、自分の妻が結婚前にイ・シウと同棲していた事を知ってしまい、ショックを受けるギジュン。

このギジュン、自分勝手なのかと思ったが、それよりなによりまだ子どもなのだ。勝手にショックを受けていればいいと思ってしまうが、今更のように「元カノハギョンに悪い事をした」と反省するあたり、悪だくみの出来る人ではないのだ。

自分を裏切った元彼ギジュンよりも、一歩も二歩も先に進んでいるハギョンが、そんな彼の姿を情けなく思うのも良く分かる。

更にそんな彼がハギョンを頼ってくるのをシウが快く思わないのも良く分かる。相手の過去をシツコク問いただす事はしないのだが、過去をいつまでも引きづっていられるのは嫌だというシウの思いは非常に分かり易い。元彼ギジュンとシウが公衆の面前でつかみ合いの喧嘩をしても、シウの事を許せるのは、駆け引きのない彼の気持ちが分かるからだろう。。。

しかしハギョンの元彼ギジュンは、ハギョンとシウが付き合っている事を知ってしまうと、それを妻にあっさりと打ち明けてしまうのだ。なぜ黙っていられないのか・・・やっぱりこのギジュン、どこまでも大人になれないらしい。。。

 


名前について

2022-03-08 20:50:37 | なんということはない日常

久しく見る事のなかった月9ドラマを、最近は時々見るようになった。

『ミステリと言う勿れ』の主人公「久能整」は、初対面の人に自分の名前を「久しく能わず、整理整頓の整におくり仮名はなし」と説明する。

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初めての人の出会う度に名前の説明をするのはかなりストレスのかかる事だと思う。
名字なら仕方がないとも思うが、両親のつけた名前の説明が毎回必要な場合は、更にストレスが増すのではないのではないかと思う。

私の名字は、順位にすると300番台あるいは400番台位なのでそこまで珍しくはないのだが、名字の専門家の方曰く「特定の地域に非常に多い名前」ということで、当時は読み方は全国区ではないようだった。ランドセルを背負っていた頃は、クラス替えの度に「これはなんと読めばいいのかしら?これは濁点が付くのかしら?付かないのかしら?」と毎回担任の先生に確認された。
子ども心に「先生同士引継はしないのだろうか?」と思ったのだが、そんな事を言ったら、学期初めから「なかなか生意気な・・・」と思われてしまうと思い、黙って先生に読み方を申告した。
あいうえお順で早い名前なら、クラスメートも興味を持って聞いてくれるが、男子、女子と続き、あいうえおで数えても最後の方となると、クラスメートは皆すっかり飽きてしまい、よそ見をしたりしている。先生ももうあと少しという事で、かなり疲れてきているのが伝わってくる。皆が飽き飽きしているなかで、「○○と読みます」と自ら説明するのはあまり楽しい事ではなかった。

名字とは違い、名前はごくごく普通のありふれたのだったので、勿論読み方を確認されたことはない。そもそも昭和40年代に名前の読み方を確認なければならない人はそんなに沢山いなかったはずだ。

私はドラマを時々みているだけで、原作は未読だ。彼の名前がストーリーにどんな影響を与えているのかどうかも分からないのだが、彼が名前の説明をする場面を見る度に、ストレスを感じているのではないだろうか・・・と思ってしまう。いらぬ心配だったらいいのだが・・・

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大人になり名字をどのように読むのかを説明する事は殆どなくなった。私と同じ名字のタレントの人が活躍するようになり、一気に認知度が増した事が原因だ・・・・

 

 


レッドノーティス

2022-03-07 21:28:37 | 映画鑑賞

アントニウスがクレオパトラに送ったという3つの卵だが、今見つかっているのはそのうち2つ。残る1つの財宝を探し出す為に、詐欺師と泥棒そして彼らを追いかけるFBI捜査官がローマからバリ、ロシアを経由してヴァレンシアへ・・・という世界を股に掛ける大アドベンチャー。

壮大なストーリーかと思いきや、危機一髪な所に悪役登場、それを何とか回避したかと思ったら、あらあら又一杯食わされてしまった・・という非常に分かり易い展開。

ドウェイン・ジョンソンがやり手のFBI捜査官なのか?ライアン・レイノルズが本当にイケてる詐欺師なのか?謎は残るが、二人の妙なバディ感はまぁ楽しい。そしてガル・ガドットのファンは彼女の美しさを活かしたアクションに大満足だろう。

それだけでいいのか?とも思うが、のんびり楽しむ最高峰のB級映画なのだ。それだけで十分なんだろう。

Netflixだけれど、映画館で食べるポップコーンとホットドックとソフトドリンクがピッタリの雰囲気満載だ。

『レッド・ノーティス』予告編 - Netflix

Netflixで鑑賞


39歳 第5,6話

2022-03-06 19:32:38 | 39歳(韓国ドラマ)

母亡き後、養子として迎えた妹が父親と折り合いが悪く家を出て行ってしまった事が心に引っかかっていたソヌ。そんな妹が自分に内緒で飲食店で接客の仕事をしていると知り胸を痛める彼。

ソヌの妹の人の様子を伺うような悲しげない笑顔に昔の自分を思い出すミジョ。どんなに養父母が優しくしてくれたとしても、その優しさをどのように信じていいか分からず不安に苛まれるというのはチャニョンも一緒だ。

ミジョに付き添われて実家に帰るも両親に本当の事は打ち明けられない。彼女を心配し、ジュヒとミジョが家に来るのもうるさがりながらも感謝しているに違いないのだ。

ただ、友人二人の気持ちは受け入れられても、芸能プロダクションの仕事を少し控えて彼女と一緒にいようとする彼の気持ちは簡単には受け入れられない。

自分が居なくなった後も彼と彼の子どもの人生は続いていくのだ。子どもが自分の子どもでないと分かっても、妻が子どもに愛情を持てない事を知っている彼は子どもを引き取って育てようとしている。そんな彼だから好きなのだが、そんな彼が自分を思う事で残りの人生を台無しにしてしまうのはどうしても避けたいと思っているチャニョン。

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チャニョンが妻のいる彼と付き合う事に反対しながらも、何も知らないチャニョンの母が二人の姿を微笑ましく見ているのを見て、彼の妻にその幸せを邪魔されたくなく、土下座までして彼の妻を止めるミジョ。養父母に愛されて育っても、どこか不安だった彼女にとってジュヒとチャニョンの幸せは、自分の幸せでもあるのだ・・・・


独ソ戦 絶滅戦争の惨禍

2022-03-05 20:49:07 | たまに読んだ本

「独ソ線の実態に迫る、定説を覆す通史 2020新書大賞第1位」という金色の帯に引かれて手に取った本だ。新書大賞第一位という単語につられての購入だったため、全部読んだものの、どんな風に感想を書いたらいいか分からずそのままにしてしまっていた。

ウクライナ侵攻の事が非常に気にかかり、今回改めてこの本を読み返す。

読み返す事により、当時読んだ時には読み飛ばしていただろう箇所が気にかかる。

今回のウクライナ侵攻に関し、ロシアは綿密な作戦を立てて侵攻しているということが何度もニュースで紹介されていたが、この独ソ戦 でも、軍経験者の粛清が続いているソ連の軍実力を過小評価し、不十分な作戦で戦闘に入っていたドイツ軍に比べ、地の利だけでなく、綿密な作戦を立ててドイツ軍に挑むソ連軍の様子が非常に詳しく語られている。私はその作戦の意味する事を半分も理解していないのだが、それでも綿密に作戦を立てているということは非常に良く分かった。多分これは脈々と今のロシア軍にも受け継がれていることだろう。

ウクライナの反撃を甘く見ていた事で今は苦戦をしているのだろうが、作戦をこのまま遂行していけば多分・・・ということはなんとなく分かる。

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この本は、ドイツがどのようにソ連に侵攻していったかを、地図で詳細に示してくれている。

ヒトラーは東方植民地帝国の建設を戦争の目的の一つに考えていたのだが、今のウクライナの首都のキエフはその東部総合計画としてドイツに占領される。ウクライナ第二の都市としてニュースで何度も名前を聞くハリコフは軍政地区の中に入っている。ドイツの青号作戦の渦中にハリコフがあるのだ。

ソ連はその後綿密な作戦によってドイツに占領された場所を少しずつ奪還していく。その場所はまさしく今のウクライナがある場所なのだ。作戦の説明と共に地図を見ていると、プーチンがソ連崩壊後、独立したウクライナの事を今でも自国と思っているのではないかということが簡単に想像できる。ウクライナが独立後歩んできた年月等は関係なく、「独ソ戦 の際に取り戻した土地を今また取り返し、西側との緩衝地帯にして何の問題がある」と本気で思っているのではないかと思えてくる。

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1933年に権力を握ったヒトラーは軍拡を続ける。財政は逼迫し、軍拡を続ける中で労働力は不足する。ヒトラーの掲げるナチズムの理念だけで戦争に向かっていったのではなく、資源や労働力の奪取を目的として戦争に向かっていったドイツ。

この本を改めて読むと、先日見た映画@ミュンヘン: 戦火燃ゆる前にや先日読んだ本@ベルリンに堕ちる闇がまた違った風に思えている。ヒトラーの存在は絶対だったかもしれないが、それ以外の複合要因についても色々考えて見たり読んだりしなければいけなかったなと思う。