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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

花様年華-人生が花になる瞬間 第11,12話

2020-06-05 21:28:30 | 花様年華-人生が花になる瞬間(韓国ドラマ)

「父と一緒に組合運動をしていた人は全員会社から解雇されたんだ。そして運動の中心になっていた父を訴えたんだ・・・」それを苦にしたジェヒョンの父は自殺を選んでしまったのだ。
そんな経緯を聞き、驚くジス。

ジェヒョンは無力感に労働運動に対する虚しさを感じ、結局今のような道を選んだのだろう。
しかし今は、もう誰も失いたくないという気持ちとやり直したい気持ちからジスを支えることを選んだようだ。
そんな話を聞き、更に心揺れるジス。

そんな中、施設に入所しているジスの父親から会いたいと連絡を受けるジェヒョン。
「君のお父さんを控訴しようとしたのは僕だ。君の義理のお父さんはそこまでは望んでいなかった。ただ、ジスの事もあり僕はやりすぎたんだ・・・・どうしても君が許せなかったんだ。」政治の道に進むことを考えていたジスの父にジェヒョンの義理の父は資金援助も申し出た事で更にジスの父は勢いづいたのだろう。
ただ、あの百貨店の崩落事故ですべては変わってしまったのだ。一旦手に入れたと思ったものを全部失い、更に自分のしたことでジェヒョンの人生もジスの人生もすべて変わってしまったのだ・・・・

ジェヒョンがジスを選ぼうとしていることを何としても止めたいジェヒョンの妻だが、ジェヒョンの心はもう決まっているようだ。
ジスが個人レッスンしか生活の糧が無くなってしまったことを知ると、彼女を援助しようとし、金銭援助を受けようとしない彼女に思いつく限りの食糧を彼女の家に送り届ける。

そんな中「僕が荷物を全部持っていなくなるから・・・もう苦しまなくていい」という言葉を残し、ジスの父親が亡くなるのだ。

*****

当時の事はジスに打ち明けることはせず、彼女を守ろうとするジェヒョンと、ジスの父親の葬儀にも出席したことが許せないジェヒョンの妻の離婚話はうまくいかない。

ジスをわざわざ呼び出してまで当時の事を打ち明け、彼女の罪悪感をあおるような行動をとるジェヒョンの妻。母に捨てられ、他人を利用してのし上がる父親の背中を見て育った彼女には、そんな行動でしか愛情を示すことが出来ないのだろう。

もう誰も失いたくないと思いながらも、ジェヒョンへの罪悪感から彼を避けようとするジスだが、ジェヒョンはジスから離れるつもりは一つもないのだ。

父の残した日記を読み、ジェヒョンへの罪悪感に苛まれていたジスに、「僕が君のお父さんの気持ちを逆なでしてしまったから、お父さんはあんな行動に出たんだ。結局僕が全部の原因だったんだ・・・」と言い、会社の中で株主工作を行いながらも、ジスの新しい生活を応援しようとする。切ない若い時代のエピソードを見ていると、そんな気持ちになるのも分かるような気がするのだが・・・・

しかし、ジスの父親が亡くなった時も「使えるカードがこんな形で無くなって残念だ。」という言葉を発するようなジェヒョンの義父とその娘であるジェヒョンの妻が諦めるはずもない。特にジェヒョンの義父にとっては、ジェヒョンはジスの父親と同じように簡単に使える駒の一つでしかないのだ。そんな駒の一つだったジェヒョンが自分に反旗を翻そうとしている。ただで済むわけがない・・・

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母の再婚を妨げないように、更には父親の事を考え、母の元を離れることを選択するジスの息子。中学生とは思えない母親思いの頭のいい子どもだ。

 


八九六四 「天安門事件」は再び起きるか

2020-06-04 20:41:49 | たまに読んだ本

最初にこの本を読んだのは1年近く前、香港でデモが激しくなった頃だった。
中国語の先生が「800万の人口の地でどうやったら200万もの人が集まってデモが出来るのか」とその数字について疑問を投げかけた事がきっかけだった。
その際「天安門事件の時も、すごく大きく報道されていたけれど、あの時だって参加している人は学生だけで、一般市民は生活に支障があって大変だった。」という内容の話をしていたのだ。

私は、今香港に住む人々は自分達を中国人でなく香港人と考えている事、中国に飲み込まれることを、一国二制度を失うことを恐れているであろうということを伝えると、「何も悪い事しなければなんの問題もないのよ。それの何が問題なの?」日々の生活を犠牲にしてまでデモをする心情が分からないとの事だった。

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「何も悪い事をしなければ、国家統制の元で平和な社会(たとえ制約があっても平和に変わりはない)の恩恵を享受できることが出来る」という内容の話を自分なりに理解したいと思って、その手助けになればと思ってこの本を手に取ったのだった。

結局1年前には感想をうまくまとめることが出来なかったのだが、31年目を前に更に締め付けが厳しくなるだろうという報道を目にして、今月に入り、もう一度読み返してみたのだ。

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運動が学生と知識人だけで盛り上がり、一般市民の参加が無かった事。学生も自分達の運動の正しさに酔い、落としどころを考えて行動出来なかった事・・・その運動が参加した人の人生にどんな影響を残したのか、また、活発に活動したはずの学生がどのようにフェードアウトし、今何を考えどんな風に生きているのか・・・最後まで読み進めると、一つ一つのインタビューがパズルのピースのように思えてくる。

一つ一つのピースを組み合わせ、31年前の出来事がどのように今に続いているのかをこれからゆっくり自分で考えて見たいと思う。

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あの当時運動中心にいた学生たちの子供たちは、今大学生あるいは社会人になったばかりの年代だろう。経済的に成功している人も多いはずだ。

「何も悪い事をしなければ、国家統制の元で平和な社会(たとえ制約があっても平和に変わりはない)の恩恵を享受できることが出来る」という幸せを手放すはずはないと思う。私は「天安門事件」が再び起きる確率はとても少ないだろうと思う・・・・

 

 

香港警察、コロナ理由に天安門事件の追悼集会認めず 過去30年で初

香港議会、中国国歌の侮辱禁止条例案を可決

 

 


一緒に夕飯食べませんか?第7,8話

2020-06-03 20:38:12 | 一緒に夕飯食べませんか?韓国ドラマ

席が空いていないために食事が出来ずに一人レストランを後にするドヒを追いかけて行き、食事に誘うヘギョン。
バタバタして今日初めての食事だというドヒのために消化の良いスープを頼み、食べる前にステーキの香りを楽しむように勧めるヘギョン。(彼なりに職業色が出ないように気にしつつも、プロとして一言いいたいという気持ちが伝わる・・・)
「周りから見たら私達はどんな風に見えるだろう?」と気に掛けるドヒに「食事をする仲に見えるだろう。。。」というヘギョン。色々事情はあったとはいえ、3度目の食事なのだから確かにその通りだ。


お互いに仕事の愚痴を言いつつ(まさかその愚痴の相手が目の前にいるとは思いも知らない二人・・・)かなり気楽に楽しそうにしている二人だが、食事を終えた後、実らなかった初恋の思い出を散々話した恥ずかしさもあってか「もう会わないだろうけれど、もし仮にあったとしても、もう偶然だとか奇跡だとか、そんな中途半端な事はなしにしましょう!」と宣言するドヒに、結局は同意するしかないヘギョン。

ただ、名前も知らない食事相手としての縁は終わっても、仕事の縁は終わらないのがこの二人の関係。
どうしても仕事を取りたいドヒはヘギョンのクリニックに押し掛けるも、「彼女を追い払わなければクビだ」と言われた彼の秘書は、とにかく必死でクリニックから彼女を追い出そうと画策する。しかし社長から彼と番組出演契約を結べなければ、こちらも仕事に支障が出るドヒ。ドヒのB級の演出に社長は不安を感じているのか、ドヒの元カレを招聘し、ドヒと組ませてもう少しお洒落な仕事をさせることを考えているのだ。


5年ぶりに戻ってきて仕事をなどという元カレと仕事などとても受け入れられないドヒは、なんとしてもヘギョンをプログラムに担ぎ出す必要があるのだが、うまくはいかない。後輩に誘われたヘギョンと居酒屋の前で再会するも,会いに来たと勘違いされたくはないヘギョンは彼女を無視して店の前から立ち去るのだ。
(このあたり男性のへギョンの方が拗らせ度が高いのか・・・・)

振られたはずの初恋の相手が突然目の前に現れて、図々しくもまた付き合おうといわれているヘギョンとドヒ。

二人を振ったはずの元カレと元カノは、「何もなかったかのようにするしかない」と開き直っているようだが、そんな開き直りはヘギョンとドヒには通用しない様子。

再び出会うヘギョンとドヒ。。こうなればもう誰にも偶然とは言わせない・・・という展開だ。


一緒に夕飯食べませんか?第5,6話

2020-06-02 20:35:20 | 一緒に夕飯食べませんか?韓国ドラマ

絶対再会するはずの無い二人だったのに、黄色いスーツのテ・ジナのおかげで、お互いの因縁も知らずに、水産市場で再会するヘギョンとドヒ。

水産市場を選んだヘギョンは「ウニを食べよう」とドヒに提案するものの、お礼をするのは私の方だからと、自分が行きつけの店でカップご飯をテイクアウト。近所のビルの屋上でソウルの夜景を見つつカップご飯を堪能するのだ。

かなり個性的な食事を会って2度目で名前も職業も知らない男性に提案するあたり、押しの強いオンラインコンテンツ制作会社のPDらしい。そんな彼女の食事プレゼンを元カレとの思い出とあっさり見抜き、結婚の約束までした初めて付き合った人が留学するからと、たった1本のメールで別れたことを彼女から聞き出すのだ。さすが精神科医だけの事はある。「そんな過去があるうえにこの間は次の彼にあんな風にふられて・・・」と割とサバサバと話す彼女の様子を不思議そうに見守るヘギョン。

更に「食事はやっぱり店の雰囲気が・・・」などと講釈を垂れる彼をウニが美味しい店に連れていくドヒ。もちろんその店も元カレとの思い出というのがやや残念だが・・・

そして、5年前彼女を捨てたはずの元カレは、ドヒとまたやり直したいと同じように彼女との思い出の場所をめぐっているのだ。

(手持ちのお金がない彼女が店に残した名刺を元カレが持って帰ってしまったことで、ヘギョンが彼女の事に気づくのはまだちょっと先になる様子。)

妙に気取った精神科医を自分の会社の放送に出演させるく、ヘギョンの行く先を捜索しようとするドヒ。

ラブコメらしく当然行き違いになるのだが、そんな時ヘギョンは患者のふりをして自分との面接を予約した女性が「うんざり」という言葉を残して彼の元を去ったノウルだと気づく。フィットネストレーナー兼インフルエンサーの彼女は、自分から彼を振ったにも関わらず、「あの時はなにも分からなかった」と、ヘギョンの気持ちなど考えることなく、あっさり彼の元に戻ると宣言するのだ。かなり彼女の方が若いはずなのに、そのあたりはなんの躊躇いもなく、堂々としたものだ・・・・

***

お互い過去の恋愛が亡霊のようによみがえっている最中、また再びレストランで再会するというラブコメらしい展開は続く。

母親が押し掛けてきた一人暮らしの部屋に帰りたくなく、夕食難民になっているドヒに思わず食事をしようと声を掛けるヘギョン・・・・

この時点では運命を信じているのは、どちらかというとヘギョンの方か・・・

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ドヒの会社の社長がなかなか個性的。叶姉妹(美香さんよりも恭子さんか・・・)を思わせるファッションセンスが炸裂だ。


コンデインターン 第5,6,7,8話

2020-06-01 20:00:10 | コンデインターン 韓国ドラマ

飛ぶ鳥を落とす勢いのヨルチャンの足を引っ張りたいメンバーから、特命を受けたマンシクの活躍は続く。

ただ、この説教臭いシニアインターンのマンシク。子どももまだ小さいし、働かねばならない。一発逆転を狙って躍起になっているというわけでもない。更にはヨルチャンを苛めたという思い出もないから、なんとも呑気な感じなのだ。

特命を受けても「まぁ・・・頑張ります」と適度に受け流している感じだ。

逆に苛められた記憶が生生しいヨルチャンの空回り的な行動がちょっと痛い感じだ。ドラマの流れ的にはこのマンシクおじさんもなかなか愛すべきおじさんだ。

30代前の正社員たちが人生の先輩マンシクおじさんを「新しい事を何も知らない使えないやつ」とすっかり見下していることに同情してしまう位だ。

(ただ、韓国人の知り合いによると、「今の若い子たちは厳しい就職戦線を勝ち抜いて会社に入った子たちなので、窓際族のような社員がいたら、「いい加減にしてください」だと「真面目にやってください」だの「僕たちの足を引っ張らないで」だの、相手が人生の先輩でも容赦しないとの事だった。『窓際族の人達のせいで自分達のポジションが足りなくなるなんて、あり得ないからj』という事らしい・・・)

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大女優に自社のCMに出て貰おうと、マンシクとヨルチャンは撮影現場に向かい、「愛犬ラブ」の大女優のトラブルを解決したことでCM撮影も事なきを得る。

更には若者に自分のアイデアをちゃっかり横取りされてやや意気消沈するマンシクに「自分のアイデアは自分で守らないと」と言われたことで、PC教室に通い、自分で提案書を作ることを試みるマンシク。

見ているうちにこのマンシクおじさんの調子の良さの虜になりそうになる・・・・

 


新型コロナウイルスを巡る身の回りの状況 ㊸

2020-06-01 19:41:06 | コロナ禍

朝、6時台の通勤電車の中の混み具合は、何もなかったころと比べたら、8割程度の戻り具合だろうか。

(何もなかったころと比べることにどんな意味があるのかとも思う。もう何も無かった頃にはもう戻れない事が分かっているのに。それでも比較せずにはいられない)

勤務先は時差通勤が続いており、テレワークも月の上限が10日という制限が設けられてはいるが、継続していくこととなった。

退社時には、駅の改札前で笑顔で会話する上下黒のスーツの3人組を見かける。ぴかぴかの靴。新しい鞄・・・今年度の新入社員なんだろう。

 

今日はこんなニュースもアップされていた・・・

武漢の大規模検査、新型コロナ根絶に成功した可能性−無症状感染ゼロ