私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

医師ヨハン 第15,16話

2019-09-10 20:56:32 | 医師ヨハン 韓国ドラマ

皆から止められているにも関わらず、自分と同じ病の学生に心臓マッサージを続けるヨハンは、シヨンの母からの、「医師として本当の彼を助けたいのか?」との言葉と、シヨンからの「このまま彼を静かに送ってあげましょう」という言葉を聞き、そして結局彼を助けることが出来なかったことにショックを受ける。寄り添うシヨンに「もう構わないで欲しい」というヨハン。
シヨンからの告白を受け、今まで自分の未来など考えたことのなかったヨハンが自分の明日を考えるようになったところで、自分と同じ病の高校生の死に直面したのだ。
「誰だって明日がどうなるかなんて知らずに生きている。それに先生は先生だ」と亡くなった学生と自分を同一化して考えるヨハンの思いを静かに受け止めるシヨン。

ヨハンは患者たちからの署名の力で病院に復帰の可能性が出てきたのだが、それを受けることなく、引継ぎが終わったら病院を去ろうとするのだ。
そんな最中、車の運転中に痛みを訴えたカン検事が、彼の希望でわざわざヨハンの勤務する病院に運ばれてくる。ヨハンの思いを知ったカン検事の答えがこの行動だったのだ。

そんなカン検事からヨハンの思いを聞いたあの看護士はショックを受ける。
自分の娘を死に追いやった加害者が、苦しみの余り死を望んでいることが許せず、最後まで苦しめばいいと、新薬の治療の同意書へのサインを偽造していたのだ。
ヨハンはその事からすべての事情を悟り、自分も同じ立場だったらと、それをすべて受け入れたのだ。

シヨン達姉妹の父親は、反応が無くなり、脳死状態になったことで、臓器移植を行うこととなる。娘2人そして妻の見守る元、延命装置を外される父親。
その葬儀にも姿を見せなかったヨハンが、自分の病の研究をしているアメリカの医療機関に行こうとしていることを研修医のイから聞き、空港に向かうシヨン。
旅立つヨハンから「僕の事を僕の病気の事を一番理解している唯一の人」という言葉を聞き、彼の思いを受け止めるシヨン・・・・

ヨハンがアメリカの研究機関に異動した後は、メールで送られてくるヨハンのバイタルチェックが日課になるシヨン。(甲斐甲斐しい様子がメンバー達の話題になっていることも本人は意に介していない様子・・)しかし3か月が過ぎた頃、突然ヨハンからの連絡が途切れる。同僚からの「特別なプロジェクトに注力している」との連絡にアメリカに旅立つことは思いとどまるものの、結局その後もヨハンから連絡が来ることはなかったのだ。
免疫力低下のため、肺炎にかかり生死をさまよっていることも知らず、プロジェクトが忙しいという同僚の言葉を信じ、更には彼の勤務する研究機関の報告書の中に彼の名前を探して、彼の安否を確認することしかできないシヨン。
3年が過ぎ、研修医だったイが教授となり、自分もフェローになった頃、突然ヨハンが彼女の勤務する病院にやってくるのだ。

何事もなかったかのように挨拶し、1年前に帰国していたというヨハンの姿に動揺し、そして怒りを抑えようとするシヨン。
自分の健康に自信が持てるようになるまで、彼女の前に姿を見せることが出来なかったヨハンと、そんなヨハンの心を理解し、シヨン達姉妹に彼の帰国を秘密にしていたイ教授!(3年の間に教授に昇格とは!)

シヨン姉妹の母から病院への復帰を提案されるヨハンだが、ホスピス(ドラマの中では、ホスピスというよりもう少し前向きな言葉で説明されていた様子)で患者と向き合う日々を選ぶヨハン。

患者として医師として開発に携わった薬が臨床実験までこぎつけ、さらにはシヨンと一緒に日々を過ごす決心がついたヨハン・・・・

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この題材で幸せな最後が待っているとは・・・