幕府が、各藩の力が必要以上に強大にならないように命じていたのは参勤交代だけだと思っていたのだが・・・その何倍も負担を強いる国替え(引っ越し)という制度があったとは・・・大人なら当然知っているべきことなんだろうが、私は歴史物にあまり興味がないので今の今までこんな大がかりな事が行われているとは知らなかった。
ただ、歴史に興味はなくとも片づけに興味はある。時代が変われども引っ越しに伴う片づけの極意は段取りだということが良く分かる話だ。
「同じものは沢山いらない。今使っているものだけがあればいい。」なんてミニマリスト入門本に書いてあるような言葉には、時代を超えた説得力がある。「歌を歌って、みんなの力を合わせましょう!」これも皆で一致団結の引っ越し賛歌じゃないか!!
地味な作業の一つ一つを楽しいエンタメにしてみたらどうなるかというカジュアルな心意気を感じられる映画だ。
高橋一生が演じた引っ越し侍の幼馴染。。。引っ越しの段取りとはあんまり関係ないお侍さんらしい豪快ぶりがなかなか楽しかった。
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