ファンタスティック・カップル

ファンタスティック・カップル（韓国サイト）

ソン・スンホン（宋承憲）主演の映画でヒロインを演じるパク・ハンビョルが出演しているので、見始めたのだが、途中からそんなことどうでも良くなってしまった。

記憶喪失になってしまった高飛車なアンナと、小さな建設会社を切り盛りしながら兄夫婦が残した甥っ子三人を育てるチャン・チョルスのラブコメディは、パク・ハンビョルが出演していることを忘れてしまうくらいアンナを演じるハン・イェスルの怪演が素晴らしいのだ。白目をむいて驚く顔が素晴らしいなどと褒められるのは、彼女ぐらいだと思う。胸を突き出して凄い速さで駆け抜ける姿を見るたびに、これがコメディの真骨頂と思ってしまう。

記憶をなくしても高飛車なままのアンナだが、なぜか顔を覚えていたチョルス（オ・ジホ）を頼るしかない。
チョルスによってナ・サンシル（サンシルとは喪失という意味　同音異義語が多い韓国語だからこその駄洒落だろう。）といういい加減な名前を付けられたアンナの口癖は「思い出せない！」（キオギ　アンナ）。
自分の名を何度も口にしながらも、何も思い出せない彼女の世話をするチョルス。
高飛車なままチョルスに心を開くアンナと、高飛車なままなのに、彼女の行動が許せるようになるチョルスの心の動きが面白いように伝わってくるので、ラブコメディなのになぜかほろっとしてしまったりするのだ。
高飛車なままでも、可愛らしいアンナを演じるハン・イェスルのためにあるドラマなので、パク・ハンビョルの影は非常に薄い。。。

高飛車アンナことサンシルの口癖
꼬라지하고는(コラジハゴヌン）→なんて様なの！と字幕がついているが、翻訳機にかけてみると、『醜い姿とは・・・』となんとも救いようの無い日本語が出てきた。何度も聞いたので、すっかり覚えてしまったが、コラジハゴヌン・・・使う機会はないだろう。

＊＊＊
記憶を失ったアンナの大好物がなぜかジャジャン麺。
毎回毎回美味しそうに食べるので、つられて今日のお昼はとうとうジャジャン麺を食べてしまった。
中華料理にルーツを持つ韓国料理のせいか、韓国料理店が多い赤坂でもメニューに載っている店は案外少ない。
勿論食べている人も非常に少なく、皆が肉炒め定食などを食べているなかで、一人ジャジャン麺を食べる。

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