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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

タイムスリップDr. JIN 第16話

2012-07-21 13:43:03 | 韓国ドラマ た行
ギョンタクに撃たれたハウンをチュノンの元に運び込み、治療するジニョク。
自分の血液型がハウンと同じだと知っているチュノンは輸血を申し出、なんとかハウンは一命を取り留めるのだが・・・・・
「あなたはまだ死ぬお方ではない!!!あなたは王の父となるお方です。」というジニョクの言葉を、もちろん聞き逃さなハウン。
未来からやってきたという言葉を、どの程度ハウンが信じているのかは、私の語学力ではやや不明。。。。。。


少しずつ、歴史を変えてしまっているジニョクだが、持病になったともいえる頭痛は突然やってくる。
ハウンを助ける際にも、市中の張り紙を思わずはがしてしまう際にも・・・・
倒れたジニョクを助けたチュノン曰く・・・・
頭の中のこぶは、最初は気づかない位のものだったはず。だけれど、こんな風に時間を行き来することで大きくなり、さらに亡くなる人を助けたりしたことで、歴史は変わってしまい、そのせいで頭の中のこぶはどんどん大きくなってしまったのだ。

そうは言っても、未来に還る術はない。
そして医院培養しているペニシリンの棚の前で、心配するヨンレの前で倒れてしまうジニョク。


*****
キリスト教を心の支えにし、人目を避けて祈りをささげるヨンレの姿を見、キリスト教に対する締め付けの数々を知っているニョクは心を痛めるものの、「誰に気を遣うこともなく、純粋に神に祈ることができる未来がうらやましい」というヨンレの言葉を聞き、かける言葉もないジニョク。
宗教のエピソードが突然出てきて、ややびっくりだが、確かに十二分に有り得るエピソードだとは思う。






タイムスリップDr. JIN 第15話

2012-07-16 13:41:54 | 韓国ドラマ た行
自分の見た交通事故の夢が、自分を治療しようとする未来のジニョクの姿が何を指すのか分からず思わずチュノンの元を訪れるヨンレだが、なんとかしてジニョクを未来に返したいチュノンとしては、厳しいことを言うしかない。
勿論その言葉にショックを受けて一人身を隠すヨンレ・・・・・
「あなたが死ななければならない人を助けるとしたら、死ななくてもいい人が死ぬことになる」とこれ以上この世界とかかわりになることを、ヨンレを助けることを辞めるように諭すチュノンだが、「帰りたいが彼女を助けずに帰るわけにはいかない」といい、彼女を探すことを止めないジニョク。
(頭より身体が先に動く感じなんだろうか・・・・)
隠れるといってもヨンレが遠くまで逃げられるはずもない。
怪我をした子供をジニョクの言葉を思い出しながら治療したことで、あっさりとジニョクに居場所が分かってしまうヨンレ。
手術を戸惑うヨンレに「今、私の横にいるのはあなたなんです。帰りたいけれど、あなたを助けないで帰ることなんてできない」というジニョクの言葉に手術を受ける決心をするヨンレ。
(タイムスリップした者にとっては、どちらの世界も大事に思うしかないし、特に過去にいる場合は、かなり真剣に生きていかないと、常に生命の危機がすぐそばに・・・という危険な毎日が続いている感じだ。おのずと過去の時間であっても真剣に向き合わずにはいられないんだろう。。。そんな中、ヨンレの手術をすることに全力を傾けるジニョク。)

しかし、ヨンレの手術中に突然やってくるあの謎の頭痛。
(日本版を見ている時も、あの頭痛の話が一番なんだか分からなかったのだ。突然の頭痛と見たこともない腫瘍。。。韓国版でも同じような展開なんだろか)
綱渡りの中、手術を終えたものの(あの助手を務めたおじさんが、私を医学の道に携わる者と、手術をジニョクの代わりに無事にやってくれるとは。。。。)しかし手術が終わっても、ヨンレのまわりは騒がしい。迎えに来たギョンタクに「あなたについていけません。知っているでしょ。私が思っている人は別にいます」と心はギョンタクにないことをはっきり告げるヨンレ。
自分に刀を抜くギョンタクに「いっそ殺してください」というヨンレ。ギョンタクの刀をつかみ「殺すなら殺せ。僕が助けるから。それが僕がここにいる理由だ!!」というジニョク。

冷静な時には歴史の流れを変えることを躊躇するジニョクだが、時々衝動を抑えられず、このような無謀な行動にでてしまうらしい。
しかし、無謀な行動に出てしまうのは、父にも受け入れられず、ヨンレの心も離れていってしまったギョンタクも同じだ。
ハウンのまわりでは、権力抗争が水面下で行われているようだが、私には難しいので全部割愛。これからは、こういう悪巧みとか根回しの言葉がもっと分かるようになるといいのだが・・・・



タイムスリップDr. JIN 第14話

2012-07-14 19:03:47 | 韓国ドラマ た行
ハウンの反対はあっても結局王の虫垂炎の手術をすることになるジニョク。(登場人物ほとんどがジニウォンと呼んでいるので、ジニウォンと表記してもいいのかもしれないが、紛らわしいので最後までジニョクでいこうと思う)
勿論、王の手術故、権力争いに絡んだなんだかんだがあるのだが、言葉も難しく絡まる人間関係が今一つ面倒くさくもあり割愛。

輸血をするために、血液型を調べるあたりは非常に興味深い。「昨日、お酒を飲んだ人はこっち!」など、原始的な方法であってもこれが基本なんだろう。ハウンの息子が勇敢にも「検査を受ける!」という姿に微笑みながらも「ダメだ」という笑顔も、ファンとしては見逃せないが・・・

結局ハウンが輸血をすることになり、手術は無事に終了。
しかし医師としてのジニョクの葛藤は続く。

手術でも助手を務めたあの気のいいおじさんから「俺の気が利き過ぎなのかもしれないが、ヨンレさんが乳がんかもしれない」と聞き、居ても経ってもいられずにヨンレの元に駆けつけるジニョク。「具合が悪いという従妹はどこにいるんですか?」とヨンレに問いただし、埒が明かないとみると婚約者であるギョンタクに本当のことを告げて検査を受けさせるように頼み込むのだ。
もう少し逡巡するキャラクターなのかと思ったのだが、やはり医師。病の前には一瞬たりとも時間を無駄に出来ないということなのか。

涙を堪えつつジニョクの診察を受けるヨンレに乳がんの可能性が高いと告げるも、そのあと「婚礼の方が大事」というヨンレの言葉に嘘をつくしかないジニョク。
瞬発力と逡巡する心が行ったり来たり・・・相談できる相手もいない過去の時代で医師の悩みは深し・・・・

しかし、チュノンがヨンレに、自分を未来に戻してあげたいなら、関わりを持つな(多分こんな意味の忠告)と言ったことを知り、ギョンタクに本当の事を告げ手術をしようとするジニョク。

しかし病気のヨンレも自分が見た未来の夢に困惑し、姿を消してしまうのだ・・・・

病気と歴史のはざまで悩む3人の若者。

****
そういえばヨンレ兄が生きていたのにびっくりする。これが今後どんな展開を呼ぶんだろうか?


タイムスリップDr. JIN 第13話

2012-07-08 18:59:35 | 韓国ドラマ た行
王の医師となることとなり(もちろん単独ではなく、医師団体制らしい)ハウンと一緒に王の前であいさつまですることになるジニョク。
これ以上歴史を変えることも出来ないが、自分だけでは後戻りが出来ない程にこの時代で生きることになってしまっているのだ。
しかし流されるだけで出来ないことも多し。ヨンレの、兄を亡くしたショックは大きく、涙なくしてジニョクの顔を見ることなどできないのだ。
しかしヨンレの悩みは何年経っても決して変わることのない、そして解決できない悩みだと思われる。プロらしく生きる人々にとっては拠り所となる考え方はあっても、遺族にとってはその拠り所は歯がゆいものでしかないはずなのだから。

王に仕えても従来通りの生活も続けていくジニョクだが、兄をあのように失くしたヨンレにとってはこれ以上医師に成れるはずもない中で、ジニョクと一緒に医術の道を進むのは不可能なこと。
「夢を諦めるのですか?」というジニョクの正論にも「この時代には女医がいなかったと教えてくれたのは先生では?」とさびしく答え、ギョンタクの父親に家族を助けてくれるように頼み込むしかヨンレの生きる道はなし。家族を守ることを選んだヨンレは、あの時代に考えられる一番いい選択をしたに過ぎないのだ。

しかしジニョクにはヨンレとのこと以外にも悩みあり。
まるで自分がどこから来たのか、全部御見通しのような妓生のチュノンの元を訪れ、詰問の末に得た答えがルービックキューブだとは。
彼女はジニョクと反対に過去から未来に行き、ジニョクから治療を受け、そしてまたこの朝鮮の時代に戻ってきていたのだった。

真逆ではあっても、体験者の「歴史を変えてはならない」という忠告は重みあり。
余計なお世話とも思えるヨンレへのアドバイスも、未来へ帰る道を探るジニョクのことを思えば、嫉妬心があったとしてもある意味当然ともいえる。

そんな中、王の虫垂炎の手術を行おうとするジニョクに対し、「手術しないでくれ」というハウンの言葉。権力を狙う者の思惑に、ジニョク絶句・・・・

*****

ヨンレの気持ちを思い、苦悩するジニョクのバックに流れるのは、本人が歌う最後の愛。
結末が日本版と同じなら、本当にそのまんまの切ない最後の愛だ。

最後の愛

2012-07-06 22:07:52 | 韓国ドラマ た行
ドラマも終盤に差し掛かり、最後の切り札として、満を持して投入されたのが、主演スンホンが自ら歌う挿入歌。「最後の愛」

俳優らしく囁くように歌うスンホンの良さを最大限に生かすべく、いろいろ考えられていると思う。
前奏は非常にクラシックな感じ。。。。。。

****

もう会えなくても、僕の最後の愛は君。。。。

許されない愛でも、僕の最後の愛は君。。。。

という内容がずっと続く歌詞は、非常にセンチメンタルだ。
女性よりも男性の方が何倍もロマンティストだ!ということをプッシュした歌詞。
囁くように歌うスンホンの歌い方にぴったりの内容だ。





タイムスリップDr. JIN 第12話

2012-07-03 21:55:42 | 韓国ドラマ た行
毒薬を飲まされそうになるハウンだが、時を同じくして起きたチンジュでの住民の暴動騒ぎで思わず難を逃れることに・・・・
ジニョクは歴史の出来事を思い出し、ほっと一安心するが、それは決して安心できる出来事ではなかったのだ。
ヨンレの兄は住民たちと一緒に立ち上がることを選び、住民たちの暴動はジニョクが歴史の時間で習った内容より、より大規模で本格的なものになっていったのだ。
ヨンレの兄を助けたことで、歴史の流れが変わってしまったことを確認するジニョク。

「医師はその人を罪を判断するのではなく、その人を助けることに注力すべき」というジニョクと意見が合わず言い合いになっても、自分の身を挺してまでジニョクの治療を助けるヨンレだが、なんという皮肉。ジニョクが助けた悪党の撃った銃弾で命を落とすヨンレの兄。

ギョンタクでさえ、ヨンレの兄に刃を向けることが出来なかったのに、悪党が撃った一発の銃声のために簡単に命を落としてしまうヨンレの兄。

妹を嫁にやると決めた友ギョンタクと命を懸けて向き合う場面は、緊張感があり、ギョンタクの名シーンに上げられると思うのだが、なんとそんな名シーンの後にあっけない結末が待っていようとは・・・・

原作にないキャラクターのギョンタクであるがこその、自由で緊張感のあるシーンだともいえる。

追記
逆に主役であるはずのドクターが、やや蚊帳の外な感じだ。

タイムスリップDr. JIN 第11話

2012-07-01 19:27:42 | 韓国ドラマ た行
毒殺の疑いははれず、捕えられたままのジニョクとヨンレ。そして捕えられたハウン。
「やっていない」という必死の思いも伝わらず、「別の世界で会えたらいいのに。でも今この時の記憶が残っているでしょうか?」というヨンレの言葉に返す言葉もないジニョク。
未来に心をはせても希望があるとは言えない辛いジニョクだが、ハウンには思わず「あなたはここで死んではいけない人」と思わず強い口調で言い返してしまうのだ。
「まるで私の人生を全部知っているような口ぶりだな」というハウンだが、まさかジニョクが未来から来たとは思ってもいないのだ。
破談になっても心の中ではヨンレを助けたいギョンタク。
毒が入っていたのが菓子の中でなく、菓子を出すに使った皿にヒ素が含まれていたことを突き止めるギョンタク。
ギョンタクのおかげで事なきを得るジニョクとヨンレだが、父の思惑に背いたギョンタクの立場は曖昧だ。

チュノンの何もかもを知っているかのような物言いに、思わず「僕が戻れる方法を知っているのか?」と追及してしまうジニョク。
「帰れる方法もあったのに。あなたが犯した一番大きな失敗は、助けてはいけない人を助けてしまったこと。助けてしまったことで、すっかり歴史が変わってしまったのよ。歴史を元に戻すだけでなく、全部を元に戻さなきゃ・・・・」という言葉に衝撃を受け、そして自分の隣にいて医術の道を目指そうとしているヨンレの行く末に思いをはせるジニョク。
「この時代に女性が医師に成れるわけがない!」という彼女の可能性を摘むような言葉も彼女を思ってのことなのだが、そんな思いはなかなか伝わらず・・・
(助けてはいけない人とは、ギョンタクの父親なのか?それとも・・・)

「私が隣に居たら重荷ですか?」というヨンレの問いに「そうだ」としか答えられないジニョク。
相手を思いやる気持ちはこうやってすれ違っていくのだ。

この後もスンホン演じるジニョクは、ちょっとさびしそうな眼差しで、自分のやったことで狂ってしまった歴史の歯車を治すべく、ハウンを助けるために奔走。
こういう表情はスンホンらしい表情だ・・・・・

タイムスリップDr. JIN 第10話

2012-06-27 21:42:09 | 韓国ドラマ た行
先週の土曜日に見た9話は回線の接続が悪く、ほとんど何をやっていたのか分からず。。。。
見直そうとしたのだが、諸事情によりVODが見られなくなっているので、とりあえずはなんとか見られた10話の感想。

ヨンレがギョンタクと結婚しないと言っていることにショックを受けていた様子のヨンレ母。
なんと脚気で倒れてしまうのだ。
脚気は漢字語故、カッキと発音するようで、日本語と音も近いし、症状が非常に分かり易いゆえ、ほかの医療用語などよりも身近に感じられるといったら不謹慎だろうか。。。。
ミナと作ったことを思い出しながらドーナツを作るあたりなど、餡ドーナツを作った日本版とストーリー展開が非常に似通っているので、これも分かり易い。
ドーナツの評判は非常にいいのだが、出る杭は打たれるとでも言ったらいいんだろうか。
なんとかしてジニョクを陥れたい一派にドーナツは巧妙に利用されてしまうのだ。
さらに毒入りドーナツを献上するにあたって、ハウンが一枚かんでいることがさらに問題を複雑にしている様子。

とにかくジニョク達を陥れたいためにやっているのだから、たちが悪い。ジニョクだけでなく、ヨンレまでもが拷問の対象になり、さらにその拷問が思いのほか激しいのだ。
なんにもやっていないのだから、悔しいの決まっている。
悔しさ、理不尽さに対するクローズアップしかたが、韓国ドラマの方が激しいような気がするのだが、気のせいだろうか?
これは悔しさを感じる受け手もしかり、理不尽な行動をする能動者の方もしかり。

恨みに関する感情は近しいようでもあり、アプローチが微妙に違うようでもあり。

時代劇とOST

2012-06-22 21:58:32 | 韓国ドラマ た行
ドラマも中盤に差し掛かるとOSTパート2の話題が取り上げられるのが定番のように、「ドラマのBGMのことをブログにでも書いておこうというか・・・」という余裕が生まれるのが、ドラマも中盤に差し掛かったあたりだ。

ジェジュンが歌う、生きていても夢のように




今日22日に2AMのチャンミンが歌う曲「눈물길」(涙の道)の音源が配信されるという記事が出ていたようだが、今Youtubeで検索してみるとフィソンの歌う同じタイトルの曲が出てくる。
これも時代劇@太陽を抱いた月のOSTの曲だとか。
눈물길(ヌンムルキル:涙の道)というタイトルは時代劇の雰囲気にあう語感なんだろうか?



タイムスリップDr. JIN 第8話

2012-06-20 21:30:07 | 韓国ドラマ た行
ヨンレとギョンタクの婚礼が決まったことでヨンレの家を出ることになるジニョク。
「あんまり急すぎる!」と動揺する娘のヨンレに「婚約は前から決まっていたことだし、こちらには願ってもない縁談」と娘の動揺をわがままだと諭す母。
あの当時では母の行動は当然のことだったろう。

ジニョクは、イ・ハウンの口利きもあり、顎のこぶを取る簡単な手術をすることになるが、これが政府のお抱え医師の怒りに触れることに・・・そうでなくてもあの花街の一件でジニョクは目の敵にされているのだ。
お抱え医師にしてみれば、なんだかわけのわからないペニシリンを作り、まるで魔法のように患者を助けるジニョクは面白くない存在。

ペニシリンを欲しがる患者達に「一番優先されるべきは患者の状況」といい、ペニシリンを使った治療の優先順位は金でも地位でもないことを熱く語るジニョクだったが、そのペニシリンを誰に使うべきなのか、悩まなければならない事態は思いのほか早くやってきてしまった。
こぶの手術をしたものの状況が思わしくない女性。
そしてジニョクに着替えを届けようと夜遅く医院を訪ねたところで、医院から火が出ているところに出くわしてしまいやけどを負ってしまうヨンレ。

腕にやけどを負いながらも「ペニシリンが焼けてしまったらと思って必死でした」と語るヨンレを看病しつつも、まだ大丈夫と最後のペニシリンをこぶの手術をした女性に注射するジニョクだが、なんとヨンレの病状も冷やすだけでは追いつかず、ペニシリンが必要なくらいに悪化。
しかしペニシリンは火事で焼けてしまい残っていないのだ。

薬というのは、こっそりと闇で取引すればお金になるのはいつの時代も同じ事。
こっそり横流ししていた薬を取り返せたことでヨンレの火傷は快方に向かうのだが、ヨンレは病み上がりの身体を押して命を狙われているジニョクを救おうとするのだ。
身体をはって自分を助けてくれたヨンレに思わず、自分は遠い世界から来たんだ。ここにはいてはいけない人間なんだと思わず、自分の正体を明かしてしまうジニョク。

*****
身体をはってジニョクを助けるヨンレの行動の数々。ギョンタクという婚約者がいながらのあの行動だ。日本版よりかなり熱い行動。あの熱い行動を見れば、ミナの「またきっと会える」という言葉の意味を深く考えざるを得ないジニョクの気持ちもよくわかる。




タイムスリップDr. JIN 第7話

2012-06-17 18:56:52 | 韓国ドラマ た行
病気の彼女が「一日でもふつうに生きてみたい」と言っている姿を見、1日と言わず1か月でも1年でもふつうに生きられる!と、彼女を助けることを心に誓うジニョク。
カビから抽出したものの中で梅毒の菌が増えなければペニシリンを作ることが成功したということなのだが、日本版と比べ、ペニシリンンは案外あっさり出来上がった印象あり。
そして病気の彼女もペニシリンを注射することで、ぐんぐん良くなっているではないか。
日本版では、最後だけでも痛みを取って、人間らしい感情を取り戻させてあげたい。最後だけでも心穏やかに過ごさせてあげたい。ということでペニシリンを使った緩和治療が行われていたと思うのだが、こちら韓国ではどうも本当の治癒の方向に進んでいる様子。

しかしそんな順調は治療に両班である官僚たちの横やりが入るのだ。
彼女が罹患したことは官僚たちにもやましい思いがあり、さらに医者が一介の妓生のために新薬を開発したなどとは信じられない官僚たち。
治療も順調に進んでいたはずなのに、官僚たちにリンチされた彼女は結局なくなるのだ。
ペニシリンのおかげで、病気もよくなっていたはずなのに、病気とは関係のない大人の事情で結局命を落とす彼女。

「生きられたはずなのに、なんでこんな形で死ななければ・・・・」といいう状況、恨(ハン)を残して死ぬという状況は、いかにも恨(ハン)に対して深い思いがある韓国ドラマらしい展開だ。


薬を作っても患者を助けられなかったジニョクだが、ショックはそれだけではない。
婚約者ヨンレとの挙式を急ごうとするギョンタの根回しを知り、動揺を隠せない彼。
身を寄せていたヨンレの家にもいられなくなってしまう。この時代にバックグラウンドを持たない根無し草のジニョクにとっては、辛い出来事が続く。


****
視聴日記では便宜上、スンホンの役名をジニョク(ジン・ヒョクを縮めたもの)としているが、ドラマの中では皆ジニウォンと呼んでいる。お医者さんらしい感じだ。

タイムスリップDr. JIN 第6話

2012-06-16 20:07:03 | 韓国ドラマ た行
「ここが心臓で・・・」などと、皆を前に医学の講習などをしているジニョクだが、イ・ハウンと一緒に、妓生のチュノンを訪ねたことで、彼女から同じ妓生仲間の診察を頼まれることに・・・・
ペニシリンがある現代では直接患者などみたことのないジニョクだったが、初めてみる梅毒の患者に言葉もない。
しかし驚きはハウンの方が何倍も大きかった。昔彼女が自分に心を寄せていることを知りながら気づかないふりをしていたことがずっと気にかかっていたハウン。
「こういう仕事をしていても、彼女は誰とでも寝るようなことはしない」と、彼女の変わり果てた姿にショックを受けながらも、彼女に病気をうつした奴を許せないハウン。
しかしペニシリンがないこの時代では治す方法もなく、死んでいくのを見ているしかないのだ。それだけでもショックなのに、何の治療薬もないばかりか、一時しのぎに酒まで飲ませていることを知り、怒りを抑えることが出来ないジニョク。一時的に感覚がマヒして楽になったような気がしても、酔いが覚めれば更なる痛みが襲ってくるらしい。
ミナと一緒に受けた講義のことを思い出し、カビからペニシリンを抽出することを思いつくジニョクだが、ペニシリンのない時代に自分がペニシリンを作り出してしまえば、歴史が変わってしまうことに気付き、躊躇するジニョク。
「間違った方向に進んでしまったらやり直せばいい」というハウンと「方法があるかもしれないのに、何もしないなんて、どういうことですか!!」と泣きながら抗議するヨンレにミナの面影を感じつつも、自分の苦しい胸の術を話すことが出来ないジニョク・・・・・
しかし彼女をどうしても助けたいハウンは、彼女を花街から連れ出し、ジニョクが薬をつくるまで時間稼ぎをするという力技を選択。
ハウンの行動力はこんなところでも発揮されるらしい。

****
普通の女性が足を踏み入れることのない花街に、助手として足を踏み入れるヨンレと、梅毒の調査のためにと一番最初に検査を受けることを承諾するチュノン。
女性二人の勇気が時代をちょっとだけ、変えているんだろう。

*****
スンホンの眉毛はいつもと同じように凛々しいが、同じ位凛々しい人がもう一人いると不思議な感じだ。ヨンレのお兄様もスンホンと同じような立派な眉毛だ。
ドラマのストーリーとは何の関係もないが、気になる点の一つ。

タイムスリップDr. JIN 第5話

2012-06-10 18:59:39 | 韓国ドラマ た行
ヨンレと一緒に治療に励むジニョク。
お金の問題があっても点滴用の瓶も出来、ハウンの息子もなんとか回復してきた。
コレラもなんとか収束かと思いきや、なんとジュニョク本人がコレラに感染。
ここでは死ねない。こんな風には死ねないと思っても点滴さえままならないのだ。
とりあえず腕に必死に針をさし、点滴を続けるヨンレだが、症状は軽減せず。
ヨンレは足の付け根のところに点滴を指すと言っていたジニョクの言葉を思い出し、自分がやるべきと覚悟を決めて、針を突き刺すのだ。
(日本版と比べると、覚悟の決め方が韓国版の方が力強い感じだ。全般的にヨンレの性格の方が橘咲ちゃんより力強い感じだ。私は咲ちゃんの大和撫子風の凛とした力強さも好きだが・・・)

点滴を落とす時間を調節することに関しても、分の概念から説明しなければならないのだから、医療の壁は厚いが、そこは乗り越えないと歴史が変わってしまう。
「いかないでください。戻ってきてください。」というヨンレの祈りもキチンとジニョクに聞こえており、コレラから生還するジニョク。

なんとかコレラ騒ぎが収まった集落だったのに、ジニョクが助けた若い母親と息子はなんと集落の火事でなくなってしまうのだ。

医療と変えられない歴史の事実のはざまで悩むジニョク。

*****
ジニョクが助けたヨンレのお兄さんが、怪盗ホン・ギルトン風なのも韓国版らしい味付けだと思う。もちろんヨンレの婚約者であるギョンタクとの対比もあってのことなんだろうが・・・・

タイムスリップDr. JIN 第4話

2012-06-06 21:37:43 | 韓国ドラマ た行
医師としてやれることをやろうと、コレラが流行った集落に向うも、医師たちはそこを立ち去ろうとしているし、一人元気がいいのは、なんと魔よけの札を体中に貼り、集落の者にも札を分け与えようとしている者のみ。
この間助けた若い母親もコレラにかかり、成す術のないジニョクが出来るのは砂糖を混ぜた水を飲ませることだけだ。
イ・ハウンの一人息子もコレラにかかるが、もちろん両班達が彼の息子を助けるわけがない。
「あの人なら出来るかも・・・・」チュノンがふと漏らした一言にすがるようにジニョクに息子を預けるハウンだが、人でもなく、治療薬もなく、そして金もなく・・・・ただただ無力感を感じるジニョク。

「お父さんはなんでも作れるよ。」そんな息子の言葉を聞いて、注射針、点滴の機材を作ることを思いつくジニョクだが、まだゴムもない時代なのだ。
しかしここで何もせずに、イ・ハウンの息子が死んでしまえば時代が変わってしまうと、悩むジニョク。
しかし金はなんとかイ・ハウンが工面し、そしてゴムのチューブはコレラをあれだけ怖がっていたヨンレがジニョクの元に届けるのだ。

「私が病気と闘えるように、助けてください。」と自らジニョクの手伝いを申し出るヨンレ。
そんな婚約者の姿を見て不安になる捕盗庁従事官のギョンタク。

*****
空け者のふりをして、世渡りしているイ・ハウンも、一人息子を助けるためにはなんだってやるのだ。イ・ハウンのまわりの権力抗争もうっすら分かってきたし、婚約者を大事に思うギョンタクの気持ちも分かり易い。
そして物の無い中で、自分の能力とそして自分の存在価値について常に向き合わねばならないジニョクの辛さも分かり易い。うじうじした悩み方でないのもいい。やっぱり話がうまく出来ているので、見ていて面白いなと思う。

タイムスリップDr. JIN 第3話

2012-06-03 19:29:45 | 韓国ドラマ た行
捕盗庁従事官のギョンタクの父親が頭痛で倒れ、一か八かで手術をすることになジニョク。
ぶつかったことによる血栓のせいであることを祈り開頭手術を行うジニョク。
ギョンタクが拳銃に手をかけても、一度手術を始めたのだ。祈るように血栓を探すジニョク。
血栓は無事に見つかり、ギョンタクの父の命を助けたことで、とりあえず死刑は免れることになるジニョク。
医師だから手術をする羽目になるのか、それとも自分が医師であることが事件を呼んでしまうのか、妓生のチュノンが痴話げんかの末に溺れたところを人工呼吸で救い、さらには馬に頭をけられてしまった若い母親の手術を手掛けることになるジニョク。
親子が住んでいる貧しい村の状況に驚きつつ、手術をすることを拒まれながらも手術を手掛けるジニョク。
自分のそばにいて手術を手伝うヨンレが、現代に残してきたミナのように思えるジニョクだが、何も知らないヨンレは、ジニョクの「前に会ったことがあるんじゃないか?」という唐突な質問の意味するところなど分からないのだ。

そして貧しい村の中でまた患者に出会ってしまうジニョク。

コレラだとは。。。。。


*****
なんとなく見ていた日本版とストーリー展開はほぼ一緒なので、医学用語は難しくてもなんとかなる。
日本版との一番の違いはやっぱりギョンタクの存在だろうか。キム・ジェジュン演じるギョンタクはなかなかツンデレな男性だ。現代的な顔つきなのに。。。。と見る前はちょっと違和感を感じていたのだが、これまで見た限りではそんなに違和感なし。
スンホン演じるジニョクも日本版より骨太な感じだ。
日本版はソフトな感じの医師が、タイムスリップすることで大きな決断を次々としつつ、真の男性になっていく感じがあったが、スンホン版はもうちょっと強引な感じもあり、やや骨太な感じだ。