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私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ドラマの帝王 第10話

2012-12-05 21:35:38 | 韓国ドラマ た行
ワタナベ会長の息子たちに拉致されるも、約束の時間まで待ってほしいと頼み込むアンソニー。
ゴウンの必死な思いと、韓流スターヒョンミンのなかなかナイスな活躍のおかげでどこも傷つけることなく、お金も返すことができ、ドラマ撮影に入ることが出来たワールドプロダクションのメンバー。
監督の言葉にのせられ冷たい海に何度も入るヒョンミンなど「俺ってブラピ位格好いいかな~」と撮影も始まったばかりなのに、幸せな勘違いだ。
スタッフにはCMスポンサーからの協賛商品を、どうどうと「自分の差し入れ!!」と言い、すっかりご機嫌だ。
スターになるには、やっぱりこの位浮世離れしていた方が幸せなのかもしれない。

飲み会で場がしらけないようにと、妙な歌まで披露するアンソニーの姿を見て、自分には見せたことのない姿で頑張るのはゴウンのためかもしれないと、大女優らしからぬ不安に駆られるソン・ミナ。
(彼女の差し出したお金も結局返しに来たアンソニーに、昔とは違う姿を見たのかもしれない)

このドラマ、一つ問題が解決すると、次の問題勃発というのが展開の定番。
次の問題は、これもいろいろな意味でタイムリーな、盗作問題。
既に出版されている本とそっくりだと、その本の作家が騒ぎ出したのだ。

「このセリフを変えないと、盗作だって言われるわよ。」という主演女優ソン・ミナに対して「似ているのは認めるわ。だけれど、セリフは変えない。だって、盗作していないんだから。時代も一緒、設定も似ていれば、同じような展開になるのは仕方ない。でも盗作はしていない。だからセリフを変える必要なんてない・・・」という脚本家ゴウン。。。。

****
「認める!!」という一言を聞いただけで、「がっかりだよ!!」と早々と自分の思いを口にするヒョンミン。分かり易い韓流スターだ。でも分かり易くていいけれど。


ドラマの帝王 第9話

2012-12-04 21:23:56 | 韓国ドラマ た行
「父も一緒に韓国に来ていますから、会いにいったらどうですか?でも、父から会長の座を引き継いだ私は、あなたへの投資を引き上げるつもりですから・・・・」というワタナベ会長の息子。
(会長がいいよいいよと二つ返事で了承してくれた、契約内容のちょっとした不履行も、会長の息子は許さない様子。)
会長が亡くなり、ほかの投資先を探さねばならないアンソニーだが、まとまるかと思った話もすべて帝国プロダクションの会長の横やりによりつぶされていくのだ。
アンソニーの後輩の帝国プロダクションの代表もびっくりするほどの徹底ぶり。
その真意はなんと以前アンソニーが語ったドラマのテーマパーク建設構想(撮影所とテーマパークを兼ねた壮大な話の様子)を自分のものにしようと、そして京城の朝のセットを真ん中にどーんと作ろう!という人の夢を横取りする壮大な悪巧み計画だったのだ。

ワールドプロダクションの皆が自分たちの通帳を差し出すと、「俺がこんなもので喜ぶと思っているのか!!」と逆切れしながらも影で涙をぬぐい、ゴウンの「私がまた脚本を書きますから、京城の朝はあきらめましょう・・・」という言葉にも首を縦に振らず。
更に昔の恋人である主演女優の資金援助の申し出にも「結構だ」とかたくなな態度のアンソニー。

しかし、帝国プロダクションの会長の計画を知ってからの切り替えは早い。
ソン・ミナの資金援助は受け入れ、テーマパークの候補地として考えていた地主の元を訪れ、自分の計画を話し、「相手は絶対このように出てくるので、こうしてください。」と直談判。
多分帝国プロダクションから出たお金を自分のドラマ制作に投資してくれ!!という話にしたと思われる。(まだまだ未熟な韓国語。商売関係の漢字語はどうも今一つなれず)
上手くいくかと思われた投資話にまたまた横やりが入る。
(このドラマ、「成功するかと思ったら横やり」というパターンが定番らしい)
なんと、その横やりはワタナベ会長の息子なのだ。。。。

*****
ワタナベ会長の投資のお金の半分程は、韓流スターカン・ヒョンミンのギャラに回ったらしく、そのギャラを貸して欲しいと脚本家ゴウンはヒョンミンに直談判。
金の亡者 韓流スターヒョンミンは「なんでおれがお金を出すんだよ~」とまるで他人事なのだ。人は悪くないと思うのだが、韓流スターは目先の利益の方が大事らしい。
さらに「あれ?なんで脚本家がプロダクションの代表を助けるんだよ?」となかなか鋭い指摘もしたりする。その鋭さを自分の仕事にいかせばいいのに・・・それができてこそ一流の韓流スターなのに・・・ちょいちょい残念さが目立つ韓流スターだ。

ドラマの帝王 第8話

2012-12-02 18:18:21 | 韓国ドラマ た行
アンソニーの昔の彼女であり、ドラマ制作者ならだれでも組みたいと願い、そしてなぜか帝国プロダクションに所属しているソン・ミナの女性主人公へのキャスティングが決まり、盛り上がるワールドプロダクション。

しかし、台本を決めて出演を決めたはずのソン・ミナが一番最初にしたことは、なんと脚本家ゴウンへの台本の駄目だし。「新人だから分からないかもしれないれど、これは直した方がいいわね。」というソン・ミナに「主演女優だからっていって、なんでもやっていいわけじゃない。脚本の変えない」というゴウンに「私もベテランの脚本家の人にそんなことは言わない!」と決して引く様子なし。
勿論プライドは非常に高いため、韓流スターのヒョンミンの薄ら笑いを浮かべた挨拶など当然無視だ。
S局にまで手を回し、台本を書きなおさせようとするソン・ミナの態度に、「台本を守ってくれると約束したはず」とアンソニーに抗議するゴウン。

「向こうはプロだ。お前はまだアマチュアかもしれないけれど、脚本家は孤独なんだ。自分で自分の台本を守るしか道なし」とゴウンのSOSを当然無視。
ソン・ミナを追いかけまわし、台本を変えない旨を伝えるも、そこはトップスターだ。ソン・ミナも一歩も譲らず。

しかし、アンソニーの「プロとアマチュアの違いは、危機の際に余裕を持って物事を見られるか否かだ」という説教を聴き、自ら台本を書きなおす選択をするゴウン。
自分で足りないところに気付いて直せば、プライドを保ちつつ、さらに自分の脚本を守ることも出来るのだ。
韓流スターヒョンミンは怒り出すが、それはアンソニーに任せておけばいい。

問題はもっと別のところにあり。
出資してくれるはずのワナタベ会長は体調の爲来韓せず、やってきたのは、投資を引き上げたいワタナベ会長の息子だ。

****
帝国VSワールドの戦いじゃない方が話が面白い。今一番の関心は「京城の朝」の撮影が始まらないまま、ドラマが終了してしまうのか?ということ。

ドラマの帝王 第7話

2012-11-27 21:30:01 | 韓国ドラマ た行
「カン・ヒョンミンの飲酒運転問題を3日以内に解決できなかったら、アウト!!!」という難題をS局局長から突き付けられたアンソニー。
飲酒運転疑惑の最中に車に交通事故にあったゴウンの記憶喪失は、彼女のいたずらだったからいいものの、ヒョンミンがたとえ1杯でも飲んで運転していたことは確か・・・(ヒョンミンはたった1杯だぜ!!位の事を言っているが、帝国プロダクションもひっかけるつもりで記事を書いているのだ。それに1杯でも飲酒は飲酒)
絶対絶命の危機かと思われたが、解決の糸口はなんとヒョンミン自身が持っていた。それも仮病では?と思われるヒョンミンの母が・・・

「お母さんが病院に運ばれたことを聞いて、何はともあれ病院に駆けつけなければと、飲んではいたが運転してしまった。真摯に謝りつつも、お母さんのことを持ち出して同情を買うんだ!!!これしか方法はない!!」
アンソニーの決断に「そうか!その方法があったか」とすっかり乗っかるヒョンミン。
同乗していたゴウンはもちろん、そうでないことを知っているのだが、「俺にだって行くところ位ある。いざとなったら母さんのところに・・・」と口から出まかせを言っていたことが幸いして、ゴウンの目もごまかせることに。

演技は下手でも、自分に酔うのは得意な韓流スターカン・ヒョンミン。
帝国プロダクションからの横やりも、スパイが良心の呵責に耐えられず、アンソニーに全部打ち明けたことで何とか回避。
とりあえず、綱渡りでもドラマ製作に向ってまっしぐらのワールドプロダクション。

ドラマが作れるなら、なんでもやるつもりらしいアンソニー。共演の女優が見つからないとなると、なんと元彼女である女優のもとに自ら駆けつけオファーを出すのだ・・・
スパイだった元部下を許したり、元彼女にオファーを出したりと、分かり易い韓流スターカン・ヒョンミンと違って、アンソニーのやることはやや屈折したことが多し。

*****
シウォンが演じている韓流スターヒョンミンの勘違いも非常に面白く、私は楽しく見ているのだが、どうも視聴率が振るわない様子。
ドラマのタイトルが寂しく思えてしまう・・・

ドラマの帝王 第6話

2012-11-21 21:19:11 | 韓国ドラマ た行
帝国プロダクションとの契約書にサインをしたかに見えたゴウンだが、なんと契約書には名前の代りに「今度機会があれば・・・」と書いていたのだ。
呆れつつもホッとするアンソニーに「あなたを見てああいう方法を学んだのよ!」というゴウン。確かにそうだ。その通り。

脚本を書くための部屋も準備し、順調に進むかに見えたドラマ制作だが「アンソニーなんかと組みたくない」とS局所属の演出陣が全員アンソニーと仕事をすることを拒否。結局アンソニーは5年前に引退した監督に声をかけるしか方法なし。しかしゴウンの書いた「京城の朝」の脚本を見た監督は自分の撮るべき絵が浮かんできたらしい。しかし監督が決まっても難題は多し。「最後の作品になるかもしれないから、エンディングはどうしても思い通りに取りたいと、壮大な撮影を考えている監督。予算の殆どをワンシーンにつぎ込まんばかりの監督の勢いに、「監督交代」を決めるアンソニー。選んだと思ったらすぐに首。なんでもやり方が極端なのだが、今度はS局の局長からNGが出た。
「監督を変えるなら、ワールドプロダクションに製作を依頼せずに、内部製作にするから、手を引け」というのだ。
監督が使いたいというお金を見せて、監督のアタマを冷やすという、どこまでもやり方が極端なアンソニー。

勿論、これでドラマ制作がうまくいくかと思ったらそうでもない。
監督は韓流スターカン・ヒョンミンのイメージを変える!と熱く盛り上がっているのに、「ロマンスがあった方が後のCM依頼本数も増える」とか「この寒い時期に冬の海に入っての撮影なんて冗談じゃない」と自心の中で自分にに調子のいいことばかり考えているヒョンミン。さらに自分のわがままを自分で言わずに、他人に言わせるという一番小心者でずるい方法で乗り切ろうとするのだ。
帝国プロダクションがワールドプロダクションをつぶすべく、次のターゲットにしたのはそんなずるい小心者のヒョンミン。
ヒョンミンもガードが甘いのだ。ちょっと後をつけられただけで、あっという間に飲酒運転のスキャンダルを見つけられてしまうのだから・・・・

****

次から次へとリアルな問題をややドラマらしく演出して繰り出す手法。ドラマの中でドラマ製作の手法を見せるなんてなかなか面白いと思うのだが、なんと視聴率は全然よくないらしい。
見ていない人にとっては「ドラマの帝王と言っておきながら、視聴率が悪いなんて、恰好悪い・・・」と思うかもしれない。確かにわざとらしい所もあるし、予定調和の部分も目だったりするがこれが見るとなかなか面白いのだ。
アンソニーを演じるキム・ミョンミンの頬の引きつり演技と、シウォンのノー天気韓流スターの演技は、予定調和でも見どころありだと思う。

ドラマの帝王 第5話

2012-11-20 21:27:03 | 韓国ドラマ た行
S局の局長が自分を嫌っていることで、ドラマ放送が暗礁に乗り上げるアンソニー。土下座をしても覆らないと分かると、下克上の局長就任を面白く思わない局員のプライドをちょっとくすぐり、さらにあらゆる人脈を酷使してS局社長と懇意になるアンソニー。
ワールドプロダクションとは名前ばかりの弱小プロダクションだが、根回しのねちっこさは天下一品だ。
社長にははむかえずに、アンソニーのプロダクションのドラマを放送することをOKするしかない局長。
自分を嫌がる局長に「私がドラマのためなら何でもやる男だと分かったはずです」と言い放ち、今度は辞めさせた脚本家ゴウンの復帰をさっさと決めるのだ。
その変わり身の速さ。。。たとえ海に落ちたとしても、あきらめることのないその執念。
ゴウンを復帰させたら、今度は脚本を皆が好みそうなメロドラマに書き換えさせるその強欲さ。
「マニア好きするドラマなんて作らない!!!ビバ!!高視聴率!!」とニヒルな笑顔でどんどんと進めていくその強引さ。

が・・・上手くいくわけがないのだ。
ライバル帝国プロダクションの代表はアンソニーの手の内を全部知っているのだ。
スパイをもぐりこませ、ちゃっかりゴウンに契約放棄をさせようとするのだ。
勿論ゴウンが寝返ったら、さっさとゴウンは首にするつもりだ。
これもアンソニーから学んだ手口。

*****
韓流スターカン・ヒョンミンの興味の対象は自分の半径1メートル以内らしい。
狭いエリアで、契約金の心配をし、ゴウンが脚本家に復帰したと聞けば、不良高校生に絡まれても助けなかった自分を逆恨みして復讐に来るかと心配し。。。。。
本当に小さい奴で、突っ込みどころ満載だ。

ドラマの帝王 第4話

2012-11-14 21:21:13 | 韓国ドラマ た行
韓流スターカン・ヒョンミンがワールドプロダクションを選んだのは、「あなたがステキな俳優だっていうことを証明するために頑張るから」という脚本家ゴウンの言葉だったのだが、まぁスター@ヒョンミンがそんなことを認めるわけはない。付き人と所属事務所が帝国プロダクションとグルだったことにも気づかないし、仕事とはあんまり関係ないかもしれないが、女子もやや異色なタイプが好きな様子。とにかく突っ込みどころ満載の韓流スターなのだ。

打ち合わせも始まり順調かと思われたが、当然のようなS局の局長からの賄賂の請求と、経験のある脚本家への交代がアンソニーに告げられるのだ。
ドラマ制作は綺麗事ばかりではないと、クールに脚本家ゴウンに首を告げ、指示された通りにお金を届けようとするアンソニー。
S局に押しかけ「経験がないとチャレンジもさせてもらえないのか!!それじゃずっと経験が積めない!!」とある意味当然の文句をいうゴウンだが、当然追い返される。しかしただでは転ばないゴウン。
なんとかしようとするも、賄賂を届けるのを阻止しようとして失敗し、カン・ヒョンミンに「約束を破ってごめんなさい」と謝りに行けば「同情してほしいのか?」とバカにされ。。。。。

いいとこなんか一つもないのだ。
しかし、いいことないのはアンソニーも一緒だ。
S局局長が贈収賄容疑(多分各所からもらっていたと思われる賄賂のせいだと思われる。もちろんこの影にも帝国プロダクションの悪巧みあり・・・)で逮捕。アンソニーの取る汚い手段が大嫌いな幹部が新局長となり、お金は取り返したものの、アンソニーも危機一髪なのだ。

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韓流スターカン・ヒョンミンの働きが期待通りだ。もっともっと頑張って欲しい。


ドラマの帝王 第3話

2012-11-13 21:30:48 | 韓国ドラマ た行
渡辺会長の妻のおかげで難を逃れたものの「夫は末期がんですから、必ずドラマを今年中に放送してあげてくださいね」と笑顔で宣告されるアンソニー。
さらに、韓国ドラマ好きなので、あなたがいい加減に通訳していたことも知っていますが、黙ってますね・・・なんて笑顔で付け足されても困るというものだ。

ワールドプロダクションという大きな名前を付けているものの、雑居ビルの一室のプロダクション。
しかし失敗するわけにはいかないのだ。
とりあえず頭数を揃え、放送局各局のスケジュールを確認し、ドラマのキャスティングを始めるアンソニーたち。
しかしアンソニーの事をはめた後輩のプロダクション帝国プロダクションも黙ってはいない。
あっさり自分がアンソニーをはめたことを告白し、アンソニーをつぶすべくドラマ制作に乗り出すのだ。

ワールドVS帝国・・・名前だけは大きな戦いだ。
とりあえず脚本家のゴウンに破格の待遇を示して、彼女を引き抜こうとするも失敗。
しかしアンソニーの行動をすっかり把握している帝国プロダクションの代表は、アンソニーが選ぶであろう韓流スターカン・ヒョンミンを自分たちのドラマにキャスティングしようとするのだ。
さすがアンソニーのアシスタントをやっていただけのことはある。アンソニーの思わぬ弱点を握っているのだ。。。(女難とでもいったらいいのか。)

「韓流スターカン・ヒョンミンのもう一つの顔は、金に目がないことだ」というアンソニー。。。
帝国プロダクションがアンソニーへの嫌がらせだけのために自分にオファーをかけてきたことを知ると、なんとワールドプロダクションを選んだではないか!!!

****
シウォンが演じる韓流スター カン・ヒョンミンの今後の活躍に期待。
ステレオタイプでもいいから、スタートダッシュで思いっきり勘違いで思いっきりプライドの高いところを見せてもらいたい。
多分それが笑いに繋がると思うので。。。

ドラマの帝王 第2話

2012-11-07 21:17:57 | 韓国ドラマ た行
あっという間に部屋を空けるように会長(彼が右腕裏切りの黒幕だ)から命じられてから3年。
小さいプロダクションを経営するも、電気代に支払にも困るアンソニー・キム。
羽振りがいいときはいいが、どん底の時にアンソニーという名前とは。。。余計みじめな感じがするというもの。

金の無心をしようと、恥を忍んで訪ねた元のプロダクションで小耳にはさんだのは「在日の富豪が100億ウォンを投資できるドラマを探している。」というかなり怪しい話。
しかし、3年前騙した脚本家が置いていった脚本がぴったりだと思い、脚本をこっそり持ち去り、勝手に企画書を作成するアンソニー。

母の葬儀にも涙を流さなかったはずなのに、今は涙を堪える薬を常備しなければならないほどの状況だが、一発逆転のためにはどんな小さなチャンスも逃さないのだ。
たとえそれがコソ泥まがいのことであっても。。。。

「俺をいくら憎んでもいい。ただ一つ言わせてくれ!!夢というのはかなえてこそ夢じゃないか」
脚本を気に入ったという投資家が脚本家と一緒に日本に来てくれといえば、実家の食堂を手伝う彼女の元に向い、彼女を口説き落とすのだ。
おちぶれたプロデューサーでも、無駄な押しの強さは健在らしい。

投資家が彼女の脚本を絶賛するも、「アンソニーさんの企画はいい。と気に入ってくれている」と自分に都合のいい部分しか通訳しないアンソニー。
どう見てもおちぶれたプロデューサーで、脚本家の彼女に強く言える立場じゃないと思うのだが、生粋のボス気質故、どうしても自分優位に持ち込みたいらしい。

****
韓国ドラマで時々出てくる在日の成功者。大体が怪しい世界の人のような設定で、かなり的外れな893の世界が描かれているケースが多いのだが、このドラマもその例にもれず・・・・

ドラマの帝王 第1話

2012-11-06 21:27:21 | 韓国ドラマ た行
撮ったその場から放送するという韓国ドラマ。
赤道の男で「突然終了」というのを目の当たりにした私にとっては、やっぱり興味ある出来事だ。

ドラマはビジネスというプロダクションの代表アンソニーは、最終回にどうしても主人公にオレンジジュースを飲ませたく(もちろんCMに決まっている)それを良しとしない脚本家のアシスタントをまんまと丸め込み、最終回の脚本を書き換えさせるのだ。
書き直して即撮影そして即放送。
バイク便でテープを運ぶ途中に人身事故が起こっても、放送局にテープを運ぶのを止めようとしない。

ドラマの発注を受けてドラマ制作をする外注会社にとっては、ドラマ=ビジネスだから・・・・
クールに割り切り、いままではすべてが上手くいっていたのに、今度は上手くいかなかった。
右腕の部下が裏切ったのだ。(さらに部下の後ろには、会長も控えているのだ。出過ぎた杭は打たれるに決まっているのだ)
「ドラマ制作中に人身事故!!!」ネットに一度記事が出てしまえば雪だるま式だ。
更に身内が火消を食い止めようとしているのだから、事が大きくなるに決まっている。
身内のリーク程恐ろしいものなし。さらに歩けば敵にぶつかる方が多い、嫌な奴なのだ。K局もS局もM局も皆内心は「いけ好かない奴・・・」「いつかつぶれればいい」と思っているのだ。
誰も手を差し伸べる者などいるはずもない。

裏切られた脚本家アシスタントも当然アンソニーを恨んでいるのだ。
オレンジジュースをかけられた位で済んだのだから、まぁいい方じゃないだろうか?


*****
プロダクション代表を演じるのがキム・キョンミン。
私は彼が出演するドラマは初めてなので、この高飛車キャラを今までの流れと比較することが出来ないが、まぁ強烈なキャラクターだ。

脚本家アシスタントを演じるのは、チョン・リョウォン。目元のあたりの印象が前と違う気がするが、これはドラマには直接関係ないことか。。。

タイムスリップDr. JIN 第22話(最終回)

2012-08-15 21:24:19 | 韓国ドラマ た行
フランス軍との戦争は激化。打つ手なく悩むハウンにジニョクが進めたのは陽動作戦。
しかし劣勢なのには変わりなく、ギョンタクはフランス軍にやられ、そしてジニョクとともに戦場で治療行為にあたっていたヨンレはフランス軍の撃った砲弾のかけらにやられ傷を負うのだ。
ジニョクがやってきた未来でミナが亡くなったことを知り自分の未来もないと悟っていたヨンレ。
しかしそんなヨンレを見捨てることが出来ず、銃声の飛び交う中、自分の頭痛と闘いながらヨンレの手術をするジニョク。
とりあえず手術は成功するものの、ヨンレが目を覚ますのを待つことなく、フランス軍に襲われたジニョクは崖から落ちて、現代に戻ってくるのだ。

そして自分が倒れていたところを助けられたこと。自分のアタマの中にある腫瘍は手術で取り除かれたことを知るのだ。
そして自分が執刀し腫瘍を取り除いたはずの男性は存在しなかったと聞かされるジニョク。
歴史は繰り返されるのでなく、ちょっと違って進んでいるのだ。
そしてミナは生きてはいたものの、危険な状況にいることで、ヨンレの状態もよくないことを知るジニョク。
しかし決してあきらめないジニョクの治療でミナは一命を取り留め・・・・(このあたりの諦めなさは韓国ドラマらしい)その後、残された文献でヨンレが無事に生き延びたことを知るものの、タイムスリップしてきたハウンにはヨンレの安否を訊ねたりはしないのだ。
「彼女は無事に生きているはず。だけれど安否を確認してもしかたない。彼女とは生きる時代が違うのだから・・・・」冷たいんだか優しんだか・・・・ジニョクと違って、ドラマを見ている側からすると、ミナはヨンレでヨンレはミナで・・・・とちょっと混乱をきたす設定だから、余計そんな風に感じるのかもしれないが。。。。。

途中、タイムスリップとはあんまり関係ない、しかし感情移入しやすいギョンタクの物語がフォーカスされて、一時はどこにスリップするのかと思ったドラマだったが、とりあえず現代に着地してよかった。

****
ずっと時代劇の扮装をみていたせいだろうか、現代に戻った時の様子にやや違和感を感じたりする。今度はもっとどっぷり時代劇にはまるスンホンを楽しんでみたい。


タイムスリップDr. JIN 第20話

2012-08-04 19:50:57 | 韓国ドラマ た行
キリスト教を捨てなければ処刑されることになるヨンレ達信者。
自分たちに向けられた大きな刀に怯えつつ泣きさけぶ信者の中で、一人静かに手を合わせるヨンレ。
(いくら女性主人公だからって・・・立派過ぎる・・・そして可愛すぎる・・・・)
なんとか助けたいと中に入ろうとするジニョクだが、もちろん引き留められ。
しかし、処刑の前に罪が許され、処刑されることは免れるのだ。

しかし、神父たちを巻き込んでキリスト教を間に挟んだ権力争いは続く。
(そしてハウンとジニョクの確執は続くのだが、ハウンに考えがあっての確執なのか、それとも権力にちょっと目がくらんでいるのか、私の韓国語能力では分からない)
しかし、ジニョクが以前のようにハウンのすべてを応援するというようなことは無い様子。

ギョンタク親子にも自分が未来から来たことが分かってしまい、さらにギョンタクは、それを報告しなかったことを父にとがめられ・・・・
(ギョンタクはこのドラマの間じゅう、ずっと自分の存在意義をどこに見出せばいいのかを悩んでいる感じだ)

すべての秘密を知っているチュノンに、操られていると確信したジニョク。
「私はあなたを助けるために、未来から戻ってきた」とチュノンが涙ながらに訴えても、
「なんとでも言え。そうやって人を利用して面白いのか?消えてやる。最初からいなかったかのように消えてやる!」と怒りチュノンの元を立ち去るのだ。「どうやって帰るつもりなのか確認したいな~」などと思っているうちに、そこにやってきた暴漢2名。
「あなたを助けるために未来から戻ってきた」という言葉のとおり、刀を向けられたジニョクの前に立ちはだかり、心臓に傷を受けるチュノン。

手術中も術後も「話がある」というチュノンの言葉を遮って、治療に専念にたジニョク。
しかし・・・・チュノンは亡くなってしまうのだ。
「あなたが助けようとしているあの未来の方はもう亡くなっているのです・・・」
ジニョクにとっては衝撃の言葉を、最後に残し亡くなるチュノン。

*****
あと2話で綺麗にまとめられるんだろうか・・・・どんな結末を用意しているのか、気になる。



タイムスリップDr. JIN 第19話

2012-07-29 19:18:57 | 韓国ドラマ た行
神父の存在はキリスト教迫害と重大な関係があるらしいのだが、ヨンレは信者としてどうしても神父を助けたい。
多分、神父を助ける代わりに朝鮮にも攻め込まないという約束をしたらしいのだが、(多分イ・ハウンも交えて取り交わされた書面は多分そんなことが書いてあるんだろう。)
大八車のような車に乗せられて脱出したり、密書まで作成したりとしたにも関わらず歴史はどこまでどんな風に変わるんだろうか?
しかし、キリスト教がらみの話の際には、ジニョクの頭痛がないところを考えると、これはやってしまっても特に問題のない行動なんだろうか。

そんな時、一人の泣いている少年に紙飛行機を作ってあげるジニョク。
「同じジン氏だね」などといいながら紙飛行機を手渡そうとした時に手に走る鋭い痛み?
そして紙飛行機を拾おうと少年が木から落ちて怪我したのを助けようとする際に、なんとジニョクの姿が消えかかるというとうとう終末が見えてきた展開。

止血をしようとしたところで、確実にジニョクの姿が消えかかったことを確認し、驚くヨンレ。
そしてジニョクは自分がどうしてこの時代にやってきたのかを悟るのだ。
ヨンレを助けようとした時は起こらなかった頭痛。そして同じジン氏という名前を持った少年を助けようとした時に見えた未来には自分の姿がないことに気付くジニョク。
ヨンレを助けようと行った数々の出来事。そしてすべて上手くいっていること。自分はヨンレを助けるためにこの時代に来たことに気付くのだ。
しかしイ・ハウンはキリスト教信者への弾圧を止めることが出来ず、連れ去られてしまうヨンレ・・・・・

****
キリスト教弾圧の数々にギョンタクの存在が大きくかかわっているようなのだが、このあたりのやり取りはどうもわかりづらい。
駆け引きが関係の言葉が難しいということを改めて確認することになり、非常に残念。このあたりの緊張感がもっと理解できれば、もっとドラマも楽しめるような気がする・・・・・

スンホンが澄んだ目で、一筋の涙を流すのが印象的だった19話・・・・

タイムスリップDr. JIN 第18話

2012-07-28 12:29:22 | 韓国ドラマ た行
「母は強し」というその言葉を信じ、麻酔が足りないからと、10分という期限の中で帝王切開の手術に臨むジニョクたち。
「手術は何度もしてきたが、産科の手術は未経験・・・」というジニョクだが、そこは天才脳外科医だ。手術は無事済み、子供を取り上げることが出来たのだが、泣き声が出ない。
焦るジニョクだが、ヨンレがおしりをたたいたことで泣き出す子供。

ヨンレの瞬発力と機転に素直に感心するジニョク。
手術後のホッとした雰囲気の中で、学の道を進み始めようとするヨンレを応援したいジニョクの気持ちも伝わってくるし、二人の様子をずっと見守り、何とか応援したいおじさんの気持ちも、大変分かり易く伝わってくる。

しかし歴史の波は確実に二人に押し寄せているのだ。
「危ないからしばらくは教会に近づかないように・・・」とジニョクに約束させられたヨンレだが、フランス人神父の具合がよくないからと連絡をもらえば、駆けつけないわけにはいかない。

同行したジニョクの治療を受けようとはしない神父だが、カトリック信者であるヨンレからペニシリンを注射される神父。

ヨンレの代わりに治療をするジニョクに向って「治っても嬉しくない・・・この国には希望がない」という神父。
さらにジニョクの様子がほかの人と違うことを敏感に感じ取り、あなたはここの人らしくない。どこからいらっしゃったのですか?」という神父。
異邦人(?!)同士何か感じる物があった様子。

治療を続けなければならない神父なのに、教会を弾圧する流れはどんどん強まる。
「約束が違う!ヨンレも信者なんだ!」とイ・ハウンに食って掛かるジニョク。
教会が弾圧されることはヨンレの命にかかわることだが、現代のミナの容体が悪い夢を見るようになったジニョクにとっては、すべてが悪いことへの暗示ように思えるらしい。
「とにかく止めてくれ!」というジニョクの願いが、聞きいれられるとは思えないのだが・・・・

*****
始終頭痛を訴えるようになったジニョクの姿を見ていると、最終回も近いんだなと思わずにはいられない。
綺麗にまとめることが出来るんだろうか?

タイムスリップDr. JIN 第17話

2012-07-22 19:07:33 | 韓国ドラマ た行
ジニョクのおかげで傷も無事に言えたイ・ハウンは歴史通り、王の父親となり、「これからもずっとそばにいてくれ」とジニョクに感謝の言葉を告げるものの、「この先はおひとりで頑張られるべきです」と暗にこの時代を離れることを告げるジニョク。

別れを告げる相手はハウンだけではない。乳がんの傷もすっかり癒えた(というか、手術後もほとんどやつれることなく、簡単に復活したが・・・)ヨンレに、厳しく医術の術を伝授しようと、厳しく指導するジニョク。
(すっかり忘れていたが、現代に生きるジニョクは、結構ツンデレキャラクターだった・・・)
メスを持つ手が緊張で震えるものの、自分がいるべき場所に戻るジニョクを引き留めることも出来ないヨンレ。いつ消えていなくなくなるか分からないジニョクのそばで出来る限り勉強しようとする姿勢は見ていても切ない。さらに頭痛に耐えつつ、ヨンレに出来る限りの指導をしようとするジニョクの姿勢も切ない。

しかしタイムマシーンがあるわけではないので、はっきりとは帰れる時間が分かるわけでもない。
待っている間にも病人も出れば、妊婦の出産もあり。
こぶを取ったあの女性の出産に立ち会うことになったヨンレ。(さらにそれをサポートするジニョク)逆子が十分に治らないままでの出産だったため、妊婦の命を守るには子供をあきらめなければならない状況に・・・・
(現代ならこんな時は帝王切開なんだろう)
「麻酔をすれば手術出来るかもしれないが、それは無理な状況・・・」というジニョクの判断に「母は強し。。。子供のことを考えればどんな状況も耐えられるはず」というヨンレの言葉とさらに妊婦の強い希望で麻酔なしでも帝王切開を行うことになるのだ。
麻酔なしなら10分が限度という状況だ。
歴史を変えるたびにやってくる頭痛との戦いになるんだろう・・・多分・・・・・

****
ヨンレの兄が生きてきたことでの波乱もまだまだ続いているようなのだが、そちらはなんだかあまりよく分からないので、割愛。