行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

「いつか」はこない

2012年10月24日 | コーチング

ここ2,3週間、職場で「帰るときはパソコンしか乗ってないよう机の上をきれいにしよう」と言い続けてきました。

単に雑然として見苦しいからではなく、それを機会に文書管理を進めて欲しいという意図からです。

強制的にではなく、少しずつプレッシャーをかけているせいか(一緒か)、皆さんに片付けてもらえました。

朝礼の際お礼を伝えつつ、併せて継続してもらうよう重ねてお願いしています。


その片付けを進めている最中の話。

ある若手の女性職員が、「これいつか見ると思って捨てられないんですよね」「家にも子どもの頃に使ったぬいぐるみがあるんですけど、いつか自分の子どもに使わせるかもと思って家にとってあるんです」と話していました。

それを聴いていた隣の先輩職員が一言。

「○○ちゃん、『いつか』はこないのよ」「『いつかは』と思って大事にしてても、『いつか』が来た試しはないので、私は全部捨てる!」

思わずみんなで笑いましたが、「いつか」と言ってる限り、その時は来ないというのも真理だと思います。


私たちは得てして「『いつか』はこうなりたいなあ」と考えます。

しかし、「いつか」と思ってるうちで、そこに向けた行動が生まれることはありません。

「こうなりたい」を具体的にし、「いつか」に日付を入れ、そこまでの道筋を考え一歩を踏み出したときに、初めて「いつか」が現実の予定になるように思います。

「『いつか』はこない」

結構気に入っています。

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