行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

久しぶりの異市町村交流!?

2010年01月31日 | 自己啓発
昨日は、他市の職員の方に来ていただいて、事例発表会兼交流会でした。

以前は自分でも企画してやってたり、出かけていたのですが、最近はコーチングやファシリテーション関係で民間の方と一緒の場合が多いです。

その分、久しぶりに楽しく刺激のある時間を過ごせました。

事例発表は、行政サービス向上の取り組みと、特産品?開発・販路拡大の取り組みについて。

いずれも様々な反対の中、新しいことを最後までやりきった事例で、そこに行きつくまでの苦労や意地を感じた話しでした。

特に、とあるハーブで売っていくことを市長が決断し、その生産や商品化・販売につないでいく取り組みは、話を聞くだけでも楽しい。

発表者の方は、どうみても公務員の匂いがしない、とても変わった方(失礼)だけど、その好奇心の強さ、目標達成への執着心、周りを巻き込んでいく力は素晴らしいと感じました。

公務員でいるのがもったいないような、しかし、あんな人が公務員に多くいるようになると、世の中変わるのでしょう。

そういう人を大事にしてほしいものです。


私も退職まで15年を切りました。

この仕事で何を残していくか。

改めて考えています。


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梅みっけ

2010年01月27日 | 歳時記

スリムな体目指して、今日の昼休みも速足30分ウォーキング。

天気がよく、暖かい日和でした。

川沿いに歩いていると、梅の花を発見!

パラパラと咲いてました。

朝方は氷点下に冷え込んだのですが、やっと春の気配を感じるようになり、ちょっと嬉しくなりました。


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偶然を楽しめれば

2010年01月26日 | コーチング
人間ドックに行ってきました。

総合的には特に問題となる点はなかったのですが、

・コレステロール、中性脂肪が基準値以上(結構続いてます)
・肝臓に脂肪がつき始めている
・尿酸値が基準値ぎりぎり

ということです。

はい。飲みすぎと運動不足ですね。

最近「やばい!」と思い始め、徐々に減量に取り組んでいるのですが、ちょっと気合い入れて頑張らねばならないかも・・・

減量計画はいいとして、やはり筋肉をつけることも必要ですね。

特に腰痛持ちの私としては、体幹の筋肉をつける必要も有ります。

ここは「細マッチョ計画」でも作って、運動しなければと決意した次第です。

マイルストーンとして、山登りとマラソン(と言っても5kmくらいですが)の参加。

春までに、おしゃれな服が似合う体型になる・・・あたりを目指して。


そんな決意をした人間ドックの最中に、コーチング研修の依頼をいただきました。

つどいの広場のスタッフ研修+子育て中の保護者対象の親子コーチング。

ありがたいことです。

まだ正式決定ではないものの、決まれば新たな内容のバージョンアップしたものにしたいと思っています。

2月末にも子育てボランティア養成講座、3月にボランティア養成講座とお話をいただいてます。


しかし考えてみれば、コーチングを学び始めた3年前には、今の状況は予想だにしてませんでした。

元々、職員の人事評価を進めるうえで、評価者の育成面談研修を行うために学び始めました。

職場でのマネジメントとして、コーチングを広めていこうと思っていたのですが、今は子育て支援のスタッフ研修や、ボランティアの研修、保護者の研修などを行ってます。

「クランボルツの計画された偶然」という話を以前書きました。

「キャリアの80%は偶然に左右されるもの。だから偶然を受け入れ、楽しみ、それをキャリアに生かしていこう。」というものです。

自分自身のキャリアプランは立てていますが、そこが思うようにいかないことでしんどい思いもしました。

そういった中でも、折れずに続けてこれたのは、Yコーチの「たとえどんな環境にあろうとも、あなたは必ず当初の目標を達成される方だと確信しています」というメッセージでした。

コーチのあり方を教えていただいた方です。

対象は変わりましたが、「人の成長を促進し、サポートする」という自分自身のミッションどおりの活動ができ、なおかつ今の状況を楽しみ、感謝できているということは、とてもありがたいことです。



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ジャングルジムに登らない子

2010年01月24日 | 児童福祉
先日は久しぶりに「つどいの広場」の運営委員会に顔を出しました。

つどいの広場は、日中自宅で子育てをするお母さんや子どもの交流の場です。


今月の利用状況や来月の行事についての話をしましたが、その中で出た話が、最近はジャングルジムに登る子がいないという話。

ジャングルジムといっても、室内に置いている高さ1mくらいの幼児用のもの。

以前はお兄ちゃんたちを見習って、ほおっておいてもみんな登って遊んでました。

しかし、最近は登ろうともしない。

何でだろうという話をしているうちに、子どもが危険なことをしようとすると親がすぐ止めに入るという話題がでました。

子ども用のおもちゃで危なくないものでも、ちょっととがっているとすぐ取り上げる、転倒しそうなものには登らせない、よその子に迷惑を掛けそうになるとすぐ飛んでいき引き離す。

そうやって事前に危険性の芽を摘むうちに、子ども自体が危ないことをしなくなったのではないかということです。

失敗しながら、喧嘩しながら、危険なものを覚え、葛藤に耐えることを覚えていくのですが、その経験をさせないようになっていまっているように思えます。

親は一生懸命子どものことを思ってやっているんですが。

次世代育成支援行動計画を作る中で、子どもが打たれ弱いという話がよく出てきました。

結構こういう原因かも。

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要対協の児童虐待研修

2010年01月21日 | 児童福祉
今日は、要保護児童協議会の実務者会でした。

実務者の研修ということで、児童虐待について講師を呼んで研修。

講師は、1年前に宮崎であった児童虐待アドバンス研修の際に講師をされていた先生です。

「児童虐待研修に出て」でも書きましたが、虐待を「事象」ではなく「それを発生させるメカニズム」で理解することを教えていただいた方です。


せっかく先生をお呼びしたことも有り、小中学校、幼稚園、保育園の先生、主任児童委員の方にも参加してもらいました。

私の市では、幸いにして重度の児童虐待というのは起こっていません。

しかし、虐待死に至るような重度の虐待は、別に都会でのみおきるものではなく、いつどこで起こってもおかしくないものです。

そういう点で、危機感を持って備える必要があると思っています。


今日の話では、虐待を行う親の心理状態についての話も有りました。

虐待者自体も子ども時代に虐待を受けるなど過酷な成育歴を持ち、人を信じ、協力して生きていくことを身につけてこれなかった、弱肉強食の価値観の中で生き抜いてきた人が多いこと。

社会で認められず、家の中でのみ強者・支配者としてふるまうことができる、そのために暴力で弱者である子供を支配し、自分自身のバランスを保っていることなど。

児童相談所時代の多くの事例を交えての話で、過酷な話も多く重い気分になりましたが、改めて、自分の仕事の責任を感じた一日でした。


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自治体職員の仕事って

2010年01月19日 | 徒然に
これまでは、行政改革や人事評価制度、人材育成など、役所内部のマネジメントに一生懸命だったのですが、最近は市民の方と一緒に話をしたり、考えたりすることの方が楽しくなってきました。

いまさらながら(笑)

昨年から、次世代育成行動計画の策定に向けて、数多くの座談会をやってきました。

また、子育て支援のボランティアさんや、保育士の先生など、いろいろな人とイベントをしたりもしています。

そういった中で、一緒に話をするのはとても刺激的だし、楽しいですね。


ドラッカーの言葉の中で、「組織の中に成果は存在しない。全ての成果は外の世界にある」

という言葉があります。

「組織は成長するほど、(略)組織に働くものの関心、努力、能力は、組織の中のことで占領され、外の世界における本来の任務と成果が忘れられていく」とも言っています。

もちろん、行政改革や人事制度は市民に貢献できる市役所をつくるためにやっていることですが、知らず知らずのうちにマネジメント自体に一生懸命になってしまうこともあるかもしれません。

本末転倒にならないように、ドラッカーの言葉を心にとめてますが。

そういう意味で、今年はもっと地域に出たいなと思っています。

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CTPクラス終了

2010年01月16日 | コーチング
コーチ21のコーチ・トレーニング・プログラム(CTP)のクラスが、昨日全て終了しました。

全部で50クラスくらいでしょうか。

週1時間、4週で1クラス完了というプログラムを、月2コマ程度のペースでとってきました。


元々は人事評価者研修を行うために、自分自身がコーチングを学ぼうと始めたものでしたが、はじめて早々に父親を亡くし、人事異動があり、様々なことがある中でのクラスでした。

時間的には3年近くたちますが、その間、コーチングを学んだことはもとより、自分自身の人生のビジョンを手に入れることができ、自分の「あり方」を考える時間となりました。

本当にこのCTPの学びの期間は、私の人生に大きなインパクトを与えました。

クラスが終わり、なんとなくコタツでボーっとしてましたが、やり遂げたというホッとした気持ちと、もうクラスに参加することがないという寂しさが混ざった不思議な気持ちでした。


最後のクラスは5分間コーチング・ロールプレイで、その中でクライアント役をやり、今後の学び方についてコーチングを受けました。

短い時間でしたが、自分がなすべきことは明確になりました。

これからも、更に学び続けていきたいと思います。



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FAJ九州1月例会に参加

2010年01月11日 | ファシリテーション
実に1年ぶりです。

FAJ(日本ファシリテーション協会)九州支部の例会に参加してきました。

前回は1年前の1月。

日程が議会の答弁資料作成時期に毎回重なるので、なかなか行けずにいたのですが、行けばやはりいろんな刺激をもらえます。


今回のテーマは「思いを『開く』チカラと『つながる』チカラ」

明けましておめでとうの「あけまして」とかけてます。

ファシリテーターは、FAJ会長の加留部さんです。


最初のパートでは、A4の用紙を全員に配り、四つ折りにします。

4つに分かれた用紙のうち3か所に、今年の「抱負」を3つ書きます。

それぞれで考えながら書く時間が10分。

私は、「納得できるコーチングができるようになること」

「奥さんとの旅行・趣味の時間を十分取る」

「子育て支援のNPOづくりのベースを作る」

の3つです。

2番目のは、日ごろできてないが故の目標ですね


それから、みんなでペアを作りながら、お互いの抱負を話します。

ここが25分。

実はこれがアイスブレイクを兼ねており、ペアを変えながら次々にお互いの抱負を話すというパートになります。

ところが皆さん、「話す」ではなく「語る」人がほとんどで、一人当たりの時間がものすごく長くなります。

私も結局、4人としか話せませんでした。

ファシリテーターの集まりというのと、テーマの「抱負」というのが語らせたのかもしれません。


3番目に、話をした相手の中で、「同じ」「似ている」という人同士で集まって、グループで話をします。

私のグループは、「仕事」がテーマで6人のグループです。

プロのコーチ、ファシリテーターの方、作業療法士、言語療法士など、バラエティー豊かな面々でした。

他のグループでは、頑張らないという「ゆるゆる」のグループ、子育てワークショップを事業化したいというグループなどがありました。


その次の場面では、同じではなかったけれど「気になる」テーマの方と話す、というものです。

それぞれにグループを作り、違ったテーマで話し始めます。

私はいろんなグループの話が聞きたかったので、勝手にOSTのバンブルビーになり、あちこち歩き回ってました。

同じような方がほかにもおり、また、前のパートの板書を読み解く作業をしている方もいました。

結構みんな思い思いにすごしてます。

グループのテーマは、怒りの扱い方であったり、抱負とミッションの違い、細マッチョになるなど、いろいろです。

その中で「なるほど!」と思ったのは、「仲間と友達の違い」の話。

「友達」とは、過去の経験を共有した人。

「仲間」とは、ある目的を持って未来を一緒に作る相手。

という話です。

友達は仲が良くないといけないけど、仲間は別に仲が良くなくても目標や価値が共有できていればよいという話もありました。


5番目のパートは、「で、今年の抱負は何でしょうか?」というもの。

それまでの人との話を経て、自分の抱負をもう一度一人で考えます。

面白いもので、最初に考えていた抱負と、いろんな人と話した後の抱負は質が変わったように感じました。

最初の抱負は○○がしたいという「こと」だったのに対し、人と話した後の抱負は「あり方」になった人が多かったよう。

私も、当初の○○をするというものから、「価値、ビジョン、思いを伝える」というものになりました。

この変化が面白かった。


最後に振り返りをして、ファシリテーターの加留部さんがクロージングの話をします。

今回のファシリの流れは、1人で考える → みんなに話し、みんなで考える → また1人で考える という流れになっています。

これは、法律や制度など、何かが出来上がる時の流れと同じ。

1人のプライベートな問題が、他の人に話し(つながり、開いて)みんなの問題になったことで、いろんな制度ができた。

例として、障がい者の移送サービスやバリアフリー、子育て中のお母さんたちのつどいの広場の話が出ました。

最初は自分の問題だけど、人とつながってみんなの問題にすることで、世の中が変わっていくという話です。


また、今日のテーマを「ビジョン」ではなく「抱負」にした理由も話されました。

「抱負」という字には「負ける」という字が使われてます。

これは「負ける」ではなく「背負う」という意味だそうで、「抱負」とは、手で包むがごとく(抱)、大事に自らが背負った(負)、目標、思い、考え、決意、計画、希望、自身などである、とのこと。

新年最初の例会でしたが、最初にふさわしい新たな気持ちを確認できた例会でした。


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ドラッカーを読みたくなる本

2010年01月07日 | 自己啓発
今年の目標に、本を月3冊は読むというものがあります。

いつも読んでる人にはレベルの低い目標かもしれませんが、本当に昨年は読まなかったもので


とりあえず、結構読みやすい本から手を出してますが、先日読んだ「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」は楽しかった!

高校野球のマネージャーみなみが、チームを甲子園に連れていくという目標を立て、そのために間違って手にしたのが、ドラッカーの「マネジメント」。

みなみは、野球部「マネージャー」がなんたるかという情報がほしくて本屋に行ったのですが、間違って経営マネジメントの本を買ってしまったというところからスタートします。

しかし、野球部も「組織」なので、ドラッカーの「マネジメント」が活用できるのではないかということで、「マネジメント」の各所を引用しながら実際の野球部運営に活かしていきます。


表紙がとても秋葉系?で、レジまで持っていくのが恥ずかしく、中の挿絵もちょっと・・・という感じ。

しかし、わかりやすく書いてあり、すぐ読んでしまえます。

著者はAKB48のプロデュースにも携わっている放送作家。

ドラッカーとイメージにかい離がありますが、読後に本物の「マネジメント」を読んでみようという気にさせられます。

併せて、仕事をする際に、いかに「マネジメント」を忘れていたかも気づかされました。


とりわけ、この本の軸になっている言葉、「真摯さ」。

ドラッカーは「マネジメント」の中で、

「人を管理する能力、議長役や面接する能力を学ぶことはできる。(略)

 だが、それだけでは十分ではない。根本的な資質が必要である。真摯さである。(略)

 マネージャーにできなければならないことは、そのほとんどが教わらなくても学ぶことができる。

 しかし、学ぶことができない資質、後天的に獲得することができない資質、はじめから身につけておかなければならない資質が、一つだけある。

 才能ではない。真摯さである。」

と言っています。

自分自身が「真摯」であるか、改めて問う気持ちになります。


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「しがみつかない・・・」を読みながら

2010年01月07日 | 徒然に
私には、はやり物には後から手を出すという行動パターンがあります。

はやっているときに手を出すのが気恥ずかしいというか、ちょっと斜に構えてるところがあるのかも。

そういう意味で、まだ村上春樹の1Q84には手を出してません。

村上春樹好きながら、もったいなくてほっといてるところもありますが。


正月に読んだ香山リカの「しがみつかない生き方」も、はやり終わってから手を出したくちです。

まあ、何も正月に読まなくてもよいような気はしますが、手元にあったので・・・


読んで改めて感じるのは、なんで今の世の中は「普通に生きること」が難しくなったんだろうということです。

70年代だったか、「一億総中流」という言葉がありました。

その当時はあまりいいイメージの言葉ではなかったように記憶しているのですが、今の時代に一億総中流ができたら、すごいでしょうねぇ。

自分を「中流」であると言える人が減りだしたのはいつからだったでしょうか。

最近の雇用不安や数々の事件を見ていると、本当に「普通であること」が難しい世の中になったと思います。


行政という仕事をしているわけですからその責任の一端はあるわけで、自分の住む地域に何ができるのか、いつも考えてます。

雇用・産業という面と、地域での人と人とのつながり、コミュニケーション・・・


今の仕事は子育て支援になりますが、単に福祉行政としてかかわるのではなく、そこに携わる人にパート勤めくらいでもいいから何らかの収入が得られるシステムができないか。

そのかかわりの中で、地域でお互いを承認する文化が生まれないか。

そんなことを考えてますが、まずはコツコツ動くことから始めます。


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