行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

なんとか1年続きました

2006年12月31日 | 徒然に
このブログも、今年の正月に初めてから1年経ちました。

日記も続いたことがない私が、途中1週間くらいあくことはあっても、1年つづけられたというのは、驚きです。

当初の目的とは違ってきたかもしれませんが、それでも継続してきた意味はあるのではと思っています。

1年持ったもの、やはり読んでもらえる方がいてのこと。

コメントやTBなど、フィードバックにとっても感謝しています。ありがとうございました。

ちょっとコメントの長い返しもやってしまい、反省した面もありました。でも、コメントはありがたいものと感謝しています。すみません。


まだ来年の目標など立てておりません。3が日にゆっくり考えようと思っています。

ただ、ブログは更に1年続けていきたいものです。今後とも、よろしくお願いします。

新年を迎えるにあたり、来年に向けての禅語をひとつご紹介。

『東風吹散梅梢雪』(とうふう ふきさんず ばいしょうのゆき)
『一夜挽回天下春』(いちや ばんかいす てんかのはる)

春一番の東風が吹き、梅の梢に残っていた雪を吹き払い、一夜にして春がやって来たという風景、春を迎える喜びを歌っています。

しかし、春を喜ぶことよりも、むしろ、その前の厳しい冬を乗り越えた喜び、更に言えば、厳しい冬を乗り越えなければ、すばらしい春は迎えられないという意味があるのでしょうか。

自らを律し、厳しく修練して、すばらしい春を迎えることのできる1年にしたいものです。

暮れに言うには、ちょっと早いですけど・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年もあと1日

2006年12月30日 | 徒然に
仕事納めの後、正月の準備(といってもたいしたことはしないのですが)が色々あり、あっという間に残すところ1日です。

今年の振り返りも、来年の目標も、なかなか考えられないところですが、鏡餅の飾りや掃除など、とりあえず新年を迎える準備は完了。

明日は実家に帰省し、ゆっくり親と話でもしてきたいところです。


ホームページを色々見ていたら、年越しにぴったりのものを発見

『叩けば鳴ります除夜の鐘』です。

全国のお寺の鐘の音が聞けます。

一足早い行く年来る年というところで
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

評価される方の不満

2006年12月29日 | 人事評価制度
教員評価「手抜き」続々 制度に無理ある?(神戸新聞) - goo ニュース
***************************************************
○ 兵庫県教委が本年度初めて公立学校に導入した教員評価制度で、現場の教員から「手抜き評価されている」との報告が、県教委や教職員組合に寄せられていることが二十八日、分かった。
○ 校長が制度で定めている教員との面談を省いたり、生徒の評価や教員本人の自己評価を基に評価したりするケースもあったという。
(略)
○ 複数の学校の教員らが校長の「手抜き評価」を報告。それによると、神戸や播磨、丹波地域などの学校では、校長が記入する評価シートと同じ用紙を教員にも配って自己評価を書かせ、その結果を基にシートを作成していた。
○ 九月下旬に自己評価を求められた県立高校の男性教諭は「自分と校長の評価はまったく同じだった。仕事ぶりをきちんと見てもらったと思えない」と振り返る。
○ 別の県立高校では、生徒に教員を評価してもらい、校長が活用。面談をせず、同じ学校で全教員が「オールB」という不自然な例や、校長が授業をまったく見ていないのに評価された学校もあった。
***************************************************

人事評価制度を実施したときの被評価者の不満としては、きちんと評価されていないと言うものが一番多いのですが、特に自己評価と乖離があるというよりも、評価者が誠実に評価してくれているかと言う点がポイントになるようです。

このニュースのように、被評価者が書いた自己評価と同じ評価を書き入れるとか、オールBとかでは「ええかげんにせい!!」という不満は当然。子供に書かせるのも論外です。

子供に書かせるというと、顧客の評価なんだからと肯定的に言う意見もありますが、元々評価者としての訓練も受けず、評価項目の意味も十分理解していない状態で評価させることには賛同できません。

一面的には実情を反映していても、評価トータルでは×

こういう事例が出ると、評価制度自体が問題なんじゃないかという意見が出ますが、それも違うと思います。

問題は評価制度自体ではなく、評価が本来の業務と違う余計な仕事だと認識している管理職の問題です。

部下職員の能力や仕事振りを把握することは、管理職にとっての重要な役割です。当然、本人たちもそう思っているんですが、それが「人事評価」となると、途端に「人事課から押し付けられた余計な仕事」「給料を決定するための人事課の仕事」に感じるのか、手を抜くケースが必ず出てきます。

そうならないよう事前研修をやるんですが、やはり何人かは出る。

人事評価が担当分門を管理運営するツールであることを理解してもらうまで、こつこつ研修や働きかけをするしかないですねえ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕事納め

2006年12月28日 | 徒然に
今日28日は仕事納めです。

午前中事務所の掃除をし、昼からは通常業務(窓口は1日通常業務ですが)。

昔は午前中で終了し、昼から飲み会と言う時期もありましたが、公務員批判の中、1日通常業務になってからずいぶんたったような。

通常業務どころか、今日は窓口延長で19時まで営業してましたが


年末は、消防団の年末警戒の時期でもあります。

年末警戒激励巡回というのがあり、市長、消防団長が各分団を激励に行くのですが、以前3年ほど同行したことがあります。

消防団員は、本当に今のご時世にいるのかというくらい純粋でまじめ。

一生懸命に消防団に取り組んでいる姿は、初めて見たときは感動ものでした

寒い暮れの夜に、当番で巡回したり、1月の出初式にむけ規律訓練の練習をしたりと、その熱心さには頭がさがります。

もうすぐ巡回の拍子木が聞こえてくると思いますが、暮れの風物詩でもあり、こういう地域コミュニティは大切にせねばと思います。

消防団、がんばれ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内助の功?

2006年12月27日 | 徒然に
安倍首相の奥さん、昭恵さんのブログがあるようで。

『安倍昭恵のスマイルトーク』です。

旦那の安倍首相は、造反組の公認問題や閣僚の辞任などで支持率が低下。なかなか苦戦されているようですが、奥さんの昭恵さんはイメージアップに貢献してますねえ。

ブログで紹介される首相のプライベートも、結構アピールしそうな。

クリントン元大統領じゃないけど、奥さんのほうが人気が出るかも
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これはちゃうやろう

2006年12月26日 | ニュース記事
夕張市問題を国会で追及へ 民主「地方いじめ」と批判(共同通信) - goo ニュース

民主党の鳩山さんが、夕張市の破綻の原因の一端は国にあるとして、国会で追及するそうな

誘引は国の三位一体の改革かもしれんけど、明らかにその原因は放漫な財政運営でしょう。

国に責任をかぶせるのは、ちゃうんやない

希望退職者が大量に出て、幼稚園の教諭がゼロになったり救急救命士が半分になるなど、「市民の生活が悲惨な状態に追い詰められている」のは間違いないでしょう。

でも、やはり一義的な責任は、首長・役所・議会と市民です。

総務省の見せしめ効果を狙った行動もけん制されるべきものですが、責任逃れはできないのでは。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無事是貴人

2006年12月24日 | 名言・格言
考えてみれば、ずいぶん名言・格言のネタがなかったと思い、禅語のホームページを回って見つけたのが

『無事是貴人』

暮れの茶席によく掛けられる言葉だそうです。

今年一年の無事に感謝し、師走のあわただしさに心を乱さないようにという感じもありますが、本来の意味は違うようです。

「無事」は何事もなかったということではなく、「仏の悟り」「道の完成」を他に求めないと言う意味。「貴人」は、偉い人ではなく、「仏」であり「悟り」、「道の完成」を意味します。

つまり、「悟り」や「道」は他にあるのではなく自分自身の中に既に備わっている。それが、迷いによって見出せず、うろうろと外を探し回っているのが人間である。自らの奥底に眠る純粋な仏心に気づき、自分のものとしなさいという意味でしょうか。

「答えは自分の中にある」というのは、コーチングのフレーズでもありますが、いろんなものに囚われて、自分自身が持っている答えを見つけられないのが現在の人間です。

あわただしい年の瀬ですが、頭も心もクリアでシンプルにいたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身にしみる高齢者医療・福祉

2006年12月21日 | 徒然に
父が入院したこともあり、ここしばらくはバタバタでした。

以前は福祉の仕事をしていたこともあり、医療制度や福祉制度、それぞれの現場の話はわかっていたのですが、最近現場を離れていたことや、制度改正が頻発していることもあり、いまではすっかりわからなくなっています。

しかし、父親のことで医療制度や福祉制度を勉強しなおしたのですが、自己負担って多すぎません

高齢化の伸展で、社会保障制度が厳しいのはわかりますが、あれでは年金暮らしの高齢者世帯は負担できませんがね

高齢者医療の一部負担金だけでなく、食事代やら部屋代を別にとり、その日額が1700円。

一月入院すれば、食事代・部屋代だけで51,000円。

入院の一部負担金の高額が44,400円なので、合計が一月で95,400円

ご主人が入院すれば、奥さんは生活できないんじゃないですか

しかも、以前は高額療養費という制度ではなく、一部負担金の上限額ということだったので、窓口で払う金額が限度額で済んでいたのが、高額療養費の制度になったため、一度全額払って、払い戻しを受ける制度に変わっています。

しかも、払い戻しと言っても、実際に帰ってくるのはレセプトが市町村にあがって来る2,3月後。

障害者自立支援法の一部負担金も問題になっていますが、本当に社会保障としてこれでいいのか疑問です。

タイミングよく、昨日は小泉首相の純ちゃんメルマガに年間1億5千万円かかっているとの報道がありましたが、本当に財源ないんかと怒りたい気分

役所にいて言うのもなんですが、税金の使い方間違ってるのでは

昨日のクローズアップ現代では、生活保護も制度が大きく変わっていくとの内容でしたが、金持ちの視点で政治がなされているような気がします。

政治の役割って、なに
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

統計はとうけ(て)い無理!

2006年12月17日 | 自己啓発
この週末は、金曜から日曜まで、大学で統計のお勉強でした

以前書いた適正サンプル数をはじめ、市民アンケートをとる際の知識が学べるかと思い自主参加。

3日間大学生みたいな授業を受けると・・・

しかし、受けてみると、思いっきり数学の授業

関数電卓持たされて、いきなり微分積分の計算?

頭の中のどこを掘り返しても、そんなものありません

すっかり落ちこぼれの気分ですがな

収穫ももちろんありました。

調査する際の母集団とサンプルのとり方、知りたかった適正サンプル数の求め方、統計データのごまかし方

特に、ごまかし方というか、同じデータでも、出し方によって意味が違ってくるというのは勉強になりました。周囲の数字までよく考えて見ないと、だまされるというか、自分自身も間違うということですな。

結局、落ちこぼれ気分もあり最終日はドタキャン

反省しつつも、やっぱり数学は苦手
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

民間委託

2006年12月14日 | ニュース記事
保育所民営化は違法 保護者ら市を提訴 神戸(神戸新聞) - goo ニュース

夕張市の話は極端にしても、どの自治体も財政状況は厳しい。

そうなれば、コスト削減の手段として、民間委託という選択肢がよく選ばれます。

官から民へという流れの中では、民間委託や、更に進んで民営化(行政の撤退)ということはいたしかたないところ。

住民サービスを継続していくうえで、やむをえない選択肢です

しかし、そういう話でよく出てくるのが「民間ではサービスが低下する」という議論です。

「民間は利益を追求するので、人を減らしてサービスが悪くなる。」といった民間不信が飛び出し、更には「バックマージンを得ようとして、逆に費用が高くなる」とかいう話も飛び出す始末。

でも、普段は「行政はコスト意識がない」とか「サービスが悪い」だとか、行政不信がいっぱいなのに、なぜに民間委託の話が出たとたん「行政でないと安心できない」という話になる?

そもそも、そんな話をしている住民の方は、民間企業にお勤めでは?

会社でそんなに粗悪なサービスを提供していますか?

儲けに走って、顧客に損をさせてますか?

発注者として、チェック体制は当然万全にしていなければなりませんが、こんなときだけ「民間は悪」という発想になるところが不思議です。

行政側の説明がどれだけなされているかという問題もありますが、民間に任せることにそんなにアレルギー反応を示さなくても・・・と思います。

それだけ信頼していただいていることには感謝しますけど・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする