行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

ずいぶんと・・・

2007年04月30日 | 徒然に
ずいぶんと久しぶりの更新です。

プライベートで色々とあったのと、コーチングの勉強を始めてブログに書く時間どころかCTPの予習復習に割く時間を確保するのが精一杯ということもありました。

しかし、この連休のおかげで少しボーっとする時間もとれ、父の四十九日も終わったこともあり、久しぶりに旅行にも行ってきました

良く行く近場への旅行ですが、汽車旅行を楽しみ、買い物を楽しみ、郷土料理と地元の焼酎を楽しむなかなかリフレッシュした旅行です。

思えば、父親がいつ危ない状態になるかわからないこともあり、遠出が出来ない時期がずいぶん続きました。

また、ぼちぼちと遠征も始めましょうかね

このブログも、また書き始めたいと思います

とりあえず今日は、そんなところで・・・

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ボリバレント

2007年04月08日 | 人事異動など
サッカーの日本代表監督、オシム監督のチーム作りのキーワードに「ボリバレント」があります。

元々は化学用語で、「多くの価値を持つ」という意味らしいのですが、スポーツ用語としては「複数のポジションをこなせる」という意味で使われています。

対戦する相手に応じて様々な戦術をとれるよう、選手に複数のポジションで活躍できることを求めるということでしょうか。


先月、2回目の人事異動を担当して得た実感は、2つの(複数の)専門分野・専門スキルを持った職員はその人を活かす部署に配置される一方、1つの専門分野・スキルしかない職員は、やもすれば不本意な異動となるケースが多いと言うことです。

ここで言う「専門分野」とは、税や福祉、農業など課の事務分掌上の分野であり、「専門スキル」とは、企画力や交渉力なのどスキルのことです。

ポストが多い組織なら希望・適性に沿う異動もしやすいのですが、そうでない場合、行き先のポジションに異動対象となる職員がいなかったり、複数の職員に対して空きが1つというケースがよくあります。

その時、その職員に他の専門分野や得意なスキルがあれば、他の適性を活かす部署へ配属することが可能な場合が多いのです。

逆に、1つしか専門分野がなかった場合、どうしても数合わせ的な異動になるケースが生じます。

組織にとっても、その職員にとっても不幸なことなのですが、ポスト数や異動枠が少ない場合、やむを得ないのです。

そういった(双方にとって)不本意な異動とならないよう、少なくとも2つは「この人でないと」と言われるくらいの専門分野をもってほしいと思います。

「即戦力としていつでも働ける専門性があり、その分野に通じている」といわれるだけの専門分野。また、「プランニングが必要なケースではこの人に任せれば安心できる」という企画力や、「外部団体や住民との交渉ごとには彼がいれば」交渉力といったスキル。

1つの専門分野+1つの専門スキルでもいいのですが、そういった自分の強みを意識的に磨いていけば、組織と個人双方に「幸せな異動」となることができると思います。

行政の経営改革に手腕を発揮される上山信一氏は、その著書『だから、改革は成功する』の中で、マッキンゼーでのコンサルタント時代に「2,3の専門分野を持つことが奨励されていた」と書かれています。

その専門分野の切り口は、ひとつは自動車、食品、ITなどの産業分野(セクター)であり、もうひとつは財務、マーケティング、技術戦略などの問題解決のノウハウ分野(センター)。

個々のコンサルタントは2,3の専門分野を決めて腕を磨くそうです。

自治体職員も、自分の強みをよく見つめ、2つ以上の専門分野を決めて腕を磨くことが必要になっていると思います。

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全身筋肉痛っす( ̄△ ̄)

2007年04月07日 | 徒然に
昨日までの三日間、新規採用職員の合宿研修でした。

社会人としての心構えや、ビジネスマナーを中心とした講義と、いわゆる「同じ釜の飯を食う」中で同期の職員同士連帯感を深めることを目的として、毎年行っているものです。

初々しい新人と一緒に研修を聞いていると、自分のリフレッシュにもなります

また、夜の懇親会で話をしていると、第一印象と違ったその新人の姿がわかり、「今年の新人も大当たり」というありがたい確信ももてました


新規採用職員の研修講師は、20数年にわたり続いている講師の方です。

うちの課長が新人の時に初めて請け負った方で、私も教えてもらっています。

私が初めて研修の担当になったとき、正直いって、長すぎるし、一度聞いてみて良くなければ次の年は変えようと思っていたのですが、父親のように暖かくかつ厳しい講義振りと、的確な講義内容に納得し、現在も続けてもらっています。

私のときはひたすら厳しかったように憶えていたのですが、今は緊張している新人の気持ちを解きほぐし、やる気を出させる講義内容となってました

既に年齢も還暦を迎えてらっしゃるのですが、できれば65歳くらいまでは続けてほしいと思っています。

今年は後継者の息子さんが一部受け持たれ、技術的にはあと一歩ですが、誠実な性格が感じられる良い講義振りでした。

新採職員も1週間の研修を終え、来週からは所属部署で仕事をします。

早く雰囲気にも慣れ、同じ市職員としてがんばってほしいと思います


と、悠長に話してきましたが、わたくし現在、全身筋肉痛でギブアップ状態っす

*゜Q゜)ハヒィ

研修の3日目が体力づくりで、なかなかハードな山登り。

いつもは2月末から体力づくりを始めて、万全な体制で何とか乗り切るというパターンなのですが、今年は3月に父のことがあり、全くの準備なしで突入。

20歳前後のピチピチの若者と、倍くらいあるおじさんが同じペースで登るなんて、正気の沙汰ではありません

なんとか上り下りできたものの、階段を下りるのものた打ち回るほどひざ痛、腰痛、筋肉痛。

今日は完全オフで安静加療中ですわ
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コーチングを学ぶ目的

2007年04月01日 | コーチング

4月1日。

いよいよ新年度の始まりです。

元旦に立てた目標を見直すと、なかなか実行できていないものが多く反省しきりです。

年度始めをきっかけとして、一つ一つを確実に達成していきたいと思います。


コーチングの勉強(CTP)を始めて一月ですが、最初に「なぜコーチングを学ぶのか」ということを確認するセッションがありました。

これからの長い期間勉強していく上で、ここを自分に問いかけ、確認しておかないといけない部分です。

宿題の中に、コーチングを学ぶ目的を50個書き出せというのがありました。

50個書くというのは実に大変なのですが、書いているうちに当初考えていたのとは違った目的が見えてきます。

始めるときに考えていた目的は、まず社内コーチになり組織活性化に生かすこと。次に、将来はプロコーチを目指すというものです。

50個書く中で、そういった目的もいくつもあるのですが、それと同じくらいあったのは、「他人の成長を支援し、そのことで自分自身の喜びを実感する」といったものです。

そういう仕事や、そういう仕事ができる人間になること自体に、自分のめざすものがあるのかなぁと、そこはかと感じたところです。

CTPのペースがまだつかめていませんが、せっかく取り組んだものだし、お金も高かったし、ものにしていきたいと思います。


もうひとつ、つい勘違いをしつつあったのは、「コーチングを行うことと、コーチングスキルを使うことは異なる」ということです。

コーチングを学ぶことにより、コミュニケーションスキルが向上するという目的もありますが、それはコーチングスキルを使っていることであり、コーチングはあくまでも相手の目標を達成させること。

その違いを抑えていないと、今後の学習で間違いそうなので、要チェックでした。

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