行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

THIS IS IT

2009年11月29日 | 徒然に
先日、最終日にマイケルジャクソンの「THIS IS IT」を見てきました。

リハーサルの映像なので歌もダンスも本番とはかけ離れたものなのですが、それでも映画館にいるのを忘れて手をたたきたくなりました。

あれだけの才能と実績がありながら、更に最高のものを生み出そうと挑戦するマイケルの姿勢と、それを必死に追いかけるダンサーやバンドメンバー。

やりとりの緊張感や才能あるプロが一緒に創りあげていくプロセスなど。

リハーサルでありながら楽しめる質の高さはすごいと思います。

映画館で静かに見ないといけないのはつらかった・・・


マイケルジャクソンは、大学入学時にBeat itやスリラーがヒットした際、それを聞きながら、PVを見ながらディスコで踊ってた思い出があります。歳がばれますが・・・

ここ最近はスキャンダルばかりが流れていたので、関心を失ってました。

映画を見て、改めてYou tubeでPVを見てみると、戦争や貧困、環境、人種に関するメッセージ性の強い歌を歌ってるんですね。

映画の中でもEarth Songの映像が流れました。「今なら地球を救える。僕たちは変われるんだ!」という環境保護への強いメッセージが伝わってきました。

改めて、マイケルジャクソンというその人そのものに強い興味を持ちました。


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事業仕訳

2009年11月15日 | 行革・人材育成
最近のニュースで一番注目しているのは、行政刷新会議で行っている事業仕訳です。

テレビや新聞でも、大きなスペースを割いて報道しており、国民の関心も高いようですね。


事業仕訳は地方自治体で取り組まれ始めており、仕事や仕組みの棚卸として、不要な事業の見直しだけでなく、そもそも何のためにその仕事をするのかという公務員の意識改革という効果や、役所だけでやるのではなく民間や市民との役割分担を考えるという側面もあると思います。

ただ、今回の行政刷新会議での事業仕訳をみると、自治体の事業仕訳とは使い方が違うような気がします。

目的として、これまでなかなか切り込めなかった事業や公益法人を廃止するためのツールとして使っているように見えます。

おそらく、まっとうなやり方をしたらいつものように官僚にごまかされてしまい、なかなか改革が進まないので、公開の場で一刀両断にしてしまおうというところでしょうか。

はたで見ていると、お互いに石を投げ合っているようにしか見えず、コミュニケーションがなりたっていないのですが、そもそも成り立たせる気はないのかもしれません。

現状を変えるためには必要な荒療治なのかもしれませんが、このやり方が事業仕訳だと思われると、自治体で事業仕訳をする際に民間の仕訳人が同じようにすればといいと勘違いしたり、自治体職員に導入の抵抗感を生んだりというマイナスの影響が出てくるような気がします。

そもそもお互いの信頼関係がない中で、かみ合った議論はできないでしょう。


併せて感じたのは、公務員に高い説明能力が求められるようになったということです。

今までも言われていたことではありますが、事業仕訳でのたどたどしい、的を外した説明を聞くにつけ、改めて感じます。

公務員は事業の目的を説明するのは得意なのですが、その手段が本当に効果があることを理解させることをしてこなかったのでしょうねえ。

そもそも、複数のプランを作り、プレゼンをしてみんなで事業を絞り込むという作業自体をしてこなかったことによる弱みなのかもしれません。

事業の有効性を検証する行政評価は始まっていますが、そもそもの事業を決定する際のプロセスにも課題があったのかも。


ニュースを見つつ、いろいろと考えるところがありました。


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相互コーチング

2009年11月14日 | コーチング
先日、知り合いのYコーチと相互コーチングをしました。

以前、コーチングのクラスで20分間コーチングのエクササイズをやり、多くのフィードバックをもらったことが刺激になりました。

自分自身のコーチングを見直し、ブラッシュアップするうえで、フィードバックの有効性をとても実感したのです。


Yコーチからは快くお引き受けいただき、20分のコーチング+10分のフィードバックを交互にやるというスタイルで始めました。

私のコーチングは、相手の話をじっくりと聴く時間が長いという傾向があるのですが、20分という限られた時間でゴールまで行くためには、積極的に介入しないと行き着きません。

相手が話のペースの遅いアナライザータイプやサポータータイプなら上手く持っていけるのですが、話が尽きないプロモータータイプだと、つい話を聞いて終わりということもあります。

傾聴の大切さは言うまでもないのですが、コーチは成功請負人だということを考えると、やはり目標達成させるコーチングが第一。

もっと戦略性と、相手に気づかれないリーディングが必要だと思いました。


クライアントからのフィードバックももらうのですが、コーチングを知っているコーチからのフィードバックは、本当に自分のコーチングを見直す気づきになります。

フィードバックの重要性を改めて実感しています。

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公務員とビジョン

2009年11月11日 | 人事評価制度
今年の人事評価シートが配られました。

うちでは、被評価者が同じ評価シートで自己評価をして、1次、2次と評価を受けます。

その後、2月ごろに評価結果の説明と能力開発のアドバイスを受ける育成面談へと続きます。


実は先月、CTPで「面談にコーチングを活かす」というクラスを受講してました。

その中で、個人のビジョンと組織のビジョンのベクトルを合わせるコーチングというところがあります。

この組織のビジョンというのが、公務員の場合部署によって設定しずらい。

特にマニフェスト選挙になってから、逆説的ですが、そういった傾向があるように思います。

自治体の最上位計画である総合計画では、良くも悪くも総花的です。

どの部署の仕事も漏れなく(と言っても近いくらい)入ってます。

しかし、マニフェストの場合は重点施策に絞られている場合が多く、トータルビジョン(というよりキャッチフレーズ)に関連を求めるしかないケースが結構出てきます。


元々公務員の世界はビジョンがなくても法律や国の通達・通知で仕事ができる世界です。

それでいい成果が生まれていたかどうかは別として・・・

それゆえ、組織のビジョン、部署のビジョンというものに慣れていません。

しかし、「育成面談」というプロセスの中で部下を成長させようと思えば、組織のビジョンに対してどう貢献できるかということを一緒に考え、個人のビジョンを活かすゴール設定をすることが欠かせません。

そういう意味で、組織・部門のビジョンを明確にするということは大切になります。


本来は、トップのビジョンからブレイクダウンしながら、時にはアップダウンしながら部門のビジョンをつくるのですが、現状では、ビジョンの断片をかき集めたり、示された施策からビジョンを逆算するなどして、意識ある人が動くしかないのかなと思ったりします。

愚痴を言う前にできることから始める。

まずは自分の職場から議論を始めることがたいせつかなと思っています。

久々に人事評価のブログを書いてしまった・・・

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ファシリテーション研修終了

2009年11月04日 | ファシリテーション
今日は、職場でファシリテーション研修をやりました。

思えば8月以降、毎月研修をしています。

研修プログラムがコンスタントにストックされるのは嬉しいのですが、毎月土日を使って作りこむのも結構大変。

ここらで一休みしたいところです。

今日の研修が受講者の方にとってどうだったか、感想文とアンケート調査の結果が楽しみです。

自分で手を挙げて参加してきただけあって、積極的に研修を受けてもらえました。

ファシリテーションスキルの基本を理解してもらい、明日から仕事で使ってみようという意欲につながっていくことを期待しています。


反省点としては、ちょっと内容が詰め込みすぎだったことでしょうか。

以前よりしゃべる時間が増えているような気がします。

それだけ話す内容にボリュームが出てきたのかもしれませんが、今後タイムスケジュールを立てるときは注意が必要ですね。


プログラム作りは一休みしたいと思っているのですが、その一方で「アクティブリスニング」のプログラムを作ってみたいと思っています。

昨日まで受講した「効果的なコミュニケーション」のクラスを受けてみての感想は、コーチングの全ての基盤はアクティブリスニングだということです。

ただ単に「聞く」のではなく、クライアントの言葉の奥にある、クライアントさえ気づいていないニーズや価値、タイプなどを「聴く」スキル。

トレーニングを重ねないと身に着かないなぁというのが実感でした。

それだけ大事で、それだけトレーニングが必要だからこそ。

「聴くスキル」というプログラムはあるのですが、更に上のレベルのアクティブリスニングについて、自分なりにまとめていきたいと思っています。

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久々の修学旅行?

2009年11月01日 | 徒然に

昨日は、小学校以来で阿蘇山の火口を見に行きました。

日ごろは火山ガスの関係で火口まで行けないことも多いのですが、運よく昨日はOKでした。

子どもの頃のイメージしかなかったので、火口まで車で行けることも忘れてたし、久々に見ると迫力があります。

濛々としたガスやバスクリンのような火口だまりといい周囲の光景と言い、やはり素晴らしいですね。

「いまさら阿蘇なんて」とも思ってたのですが、なめたらいかん。

外輪山や米塚など、改めて阿蘇の風景を楽しめました。


この旅行の目的は、うちの奥様の同窓会の下調べです。

夜の2次会の下見も兼ねていたので、熊本市に宿泊。

ちょうどお祭りがあっていたようで、イタリア料理店の前でのミニコンサートなどを楽しみつつ、ゆっくり過ごせました。

Barの開拓も兼ねて初めての店にも行き、おいしいカクテルも飲めました。

いい店を見つけることができ、こちらの収穫も。

日ごろと違う時間を過ごし、最高のストレス発散になった1日でした。


今週は職場の職員研修をやることになっており、「会議力向上講座」ファシリテーション研修があります。

1日研修なので、体調を整えて良い研修にしたいと思います。

充電もできたし、頑張りましょう!

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