先週、某県庁からの依頼により「新採職員トレーナー研修」を行いました。
新採職員ひとり一人に教育係が任命されているのですが、その方達に対するコーチング研修です。
前半はワールドカフェを使いながらの意見交換会。トレーナーの悩み、それぞれの対応など経験を引き出しながら、体験の共有や課題の絞り込みを行いました。
後半は、コーチング研修。
コーチングとは、ティーチングとの違い、使い分け方の後、「ほめる」「叱る」についてのレクチャー。
コーチングでは、スキルとして「ほめる」「叱る」というものはありませんが、切り口を変えて、コーチング的なほめ方・叱り方を伝えました。
その後、短時間で出来る、明日から職場で使えるコーチング的支援方法を提案。
実際に3人組みでワークをしながら、理解していただきました。
その研修の参加者アンケートを、先日いただきました。
私にとっては研修の成績表をいただく気分。しかし、ありがたいフィードバックです。
嬉しいことに、理解度は5点満点中4.5点。講師満足度は4.64点をいただきました。
特に講師満足度では、3分の2の方に5点満点をいただき、これは嬉しかった。
以下、いただいた感想です。
○ほめ方、叱り方の重要性など興味のあった内容だったので、興味深く聴けた。
○コーチングとティーチングの違いや、ほめることの効果など改めて気づくことが多かった。
○研修の初めに「研修だからって良いことを言おうとしなくてもいい」と言われたので、気が楽になりました。初めてのことでしたので、とても印象的でした。
○この8ヶ月間悩んでいたことに応えてもらえる研修内容でした。とてもも有意義な時間でした。
(研修の気づき)
○新採職員は十人十色。ほめ方も叱り方も相手の性格を見て的確にすること。
○「承認」は結果だけでなく、それに至る「過程」でも承認していくことが大事。
○スポットスポットではなく、長い目で目標を持った指導が必要だと言うことがわかった。
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