昨日は熊本県庁でのフューチャーセッション、「プロムナード・カフェ」に参加してきました。
黄色く色づいた銀杏の葉が絨毯のように敷き詰められ、カフェのようにしつらえられた素晴らしい環境。
熊本県立大学の学生達のホスピタリティあふれるおもてなしで、コーヒーも飲めてほんとのカフェのような場。
写真を撮りに来たおじさん達も、くつろいでコーヒー飲んでるし。
始まる前からワクワクします。
ファシリテーターはFuture Sessionsの野村恭彦さんと芝池玲奈さん。
野村さんは「フューチャーセンターをつくろう」の著者でもあります。
久しぶりのファシリの場への参加と合わせ、とても楽しみでした。
「熊本の未来を語る」というテーマで、二人組、4人組と組み替えながら、「30年後の熊本」を話し合います。
単に未来を推測するのではなく、自分のことに引き寄せて創りたい未来を語らせるところがいいですね。
100人あまりが参加していましたが、ひとり一人が大切にしている価値を織り込んだ未来が語られていきます。
参加者は行政職員だけでなく、学生や民間企業の方、老若男女幅広い顔ぶれ。
子ども達が落ち葉を拾って遊び回る中でのセッションは、とても暖かい場で、しかも皆が語ることに集中していた3時間でした。
休憩時間もなく語り続けられたのは、銀杏の落ち葉の中という環境もあったのかもしれません。
最後に4,5人で未来新聞を作りプレゼン。
対話を通じて自分が感じたことを一言ずつ発言して終了しました。
いろんな人が交わり合ったからこその化学反応、場から生み出された熱気、ベースにあった郷土への想いを共有した時間でした。
未来を語ることの良い点は、誰も未来のことなんてわからないので対等に話しをすることができること。
現状や課題を話すと、実績や経験の有無による差、不満や犯人捜しが始まるのですが、未来にはそれがないのがいい。
みんなポジティブに前向いて話せます。
またファシリテーションがしたくなってきた。