行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

フューチャーセッションに参加して

2014年11月30日 | ファシリテーション

 

昨日は熊本県庁でのフューチャーセッション、「プロムナード・カフェ」に参加してきました。

 

黄色く色づいた銀杏の葉が絨毯のように敷き詰められ、カフェのようにしつらえられた素晴らしい環境。

 

熊本県立大学の学生達のホスピタリティあふれるおもてなしで、コーヒーも飲めてほんとのカフェのような場。

 

写真を撮りに来たおじさん達も、くつろいでコーヒー飲んでるし。

 

始まる前からワクワクします。

 

 

ファシリテーターはFuture Sessionsの野村恭彦さんと芝池玲奈さん。

 

野村さんは「フューチャーセンターをつくろう」の著者でもあります。

 

久しぶりのファシリの場への参加と合わせ、とても楽しみでした。

 

 

「熊本の未来を語る」というテーマで、二人組、4人組と組み替えながら、「30年後の熊本」を話し合います。

 

単に未来を推測するのではなく、自分のことに引き寄せて創りたい未来を語らせるところがいいですね。

 

100人あまりが参加していましたが、ひとり一人が大切にしている価値を織り込んだ未来が語られていきます。

 

参加者は行政職員だけでなく、学生や民間企業の方、老若男女幅広い顔ぶれ。

 

子ども達が落ち葉を拾って遊び回る中でのセッションは、とても暖かい場で、しかも皆が語ることに集中していた3時間でした。

 

休憩時間もなく語り続けられたのは、銀杏の落ち葉の中という環境もあったのかもしれません。

 

 

最後に4,5人で未来新聞を作りプレゼン。

 

対話を通じて自分が感じたことを一言ずつ発言して終了しました。

 

いろんな人が交わり合ったからこその化学反応、場から生み出された熱気、ベースにあった郷土への想いを共有した時間でした。

 

 

未来を語ることの良い点は、誰も未来のことなんてわからないので対等に話しをすることができること。

 

現状や課題を話すと、実績や経験の有無による差、不満や犯人捜しが始まるのですが、未来にはそれがないのがいい。

 

みんなポジティブに前向いて話せます。

 

 

またファシリテーションがしたくなってきた。

 

 

 

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自主勉強会「ホワイトボード・ミーティング練習会」を終えて

2014年11月28日 | 行革・人材育成

 

 

昨日は職場での自主勉強会、「ホワイトボード・ミーティング(WBM)練習会」でした。
  
初参加の方がいらっしゃったので最初にWBMの基本を簡単に説明して、その後「定例進捗会議」、「企画会議」×2本という感じで進めました。


最後に参加者から、仕事で実践したWBMの報告もありました。

学校ボランティア交流会の企画を、市民の方を交えてWBMでやったというもの。

2回の練習後のチャレンジという高いハードル。しかも、市民の方から猛烈に不満や文句が出る中、「とにかく全部書こう」とひたすらにWBに書き続けたら、次第に収束して想いをお互いに共有する場になったという体験でした。

この方の係は社会教育の担当で、係員6人がWBMの練習をしています。

今後更に使っていこうという声も聴き、心の温度が上がりました。
 


WBM練習会も来年3月で3周年となります。

更にもう一年と思わなくもないのですが、ひと区切りということで、いったん閉じさせていただきます。

 

思えば職場での自主勉強会も3つ主催させていただきました。

ひとつ目は地方自治法の勉強会。半年ほど続きました。

2つ目はファシリテーションの勉強会。会議の進め方やワークショップの仕方など、2年近く続いたと思います。

 

で、3つ目が今回のホワイトボード・ミーティング練習会。ホワイトボードを使った会議の進め方について、愚直に練習しました。

よくぞ3年も続いたと思います。

途中何度も止めようと思ったのですが、参加者の皆さんが楽しそうにしているのを見て、頑張り続けられたと思います。

ほんとに有り難い。

残り3回、大切に重ねていきたいものです。
 

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何故にコーチをやっているのか

2014年11月18日 | コーチング

 

今日のマイ・コーチとのセッションテーマは、「コーチ、講師をやっている大義」。

 

何のために時間とお金をかけてコーチングを学び、夜や休みの日を使ってコーチングしているのか。研修の準備をしているのか。

 

もちろん「好きだから」というのもあるし、いろんな人と出会って一緒に学べるのは楽しい。

 

ただ、「自分が」という"for me"の理由だけでは続けられないし、大げさかもしれないけど「大義」があるとめげずにやり続けられる気がする。

 

それ故のテーマ設定です。

 

 

「そもそもどんな理由でコーチや講師を始めたのか」

 

原点を探ると、10年以上前、自分が行政改革担当で頑張ってるときの体験がベースです。

 

地元で一生懸命やってるけど、新しいことやこれまでのやり方を変えることなので、ほんとにこれでいいのか迷いまくったし不安でもあったし。

 

反対されたり批判されたりしながら凹んでいる毎日でも、当時の行政経営フォーラムのオフ会に出て、自分以上に頑張ってる人達と話しをすると「もっと頑張ろう!」というエネルギーをもらえてました。

 

そんなんがあったので、なんとかやり遂げられたんじゃないかなと思います。

 

 

自分がコーチングをする理由は、そんな単身頑張ってる自治体職員が東京あたりまでオフ会に出て行かなくても、凹んでも立ち直れる、元気になれるガソリンスタンドみたいな役回りができればと思ったから。

 

どんなに頑張っても給料が上がるわけでもない役所の職員にとっては、密かな自分の中のやりがいや達成感、小さくても市民の方からのお礼の言葉だったり喜んでもらった姿だったりが報酬であり、それを見つけるお手伝いをコーチングや研修を通じてやりたいというのが自分のそもそものミッション。

 

コーチと話している中で、改めて再確認できました。

 

人間は忘れる動物であり、それを常に新鮮に心に持ち続けるためにも、ビジョンやミッションを言葉にして言い続けることはとても大事なことだと思います。

 

その意味でも、定期的なマイ・コーチとのセッションは私にとって大切な時間です。

 

 

 

コメント (2)
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