行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

入門編づくり

2008年03月22日 | ファシリテーション
1月から始めたファシリテーション実践会。

先月に引き続き、今月は「ファシリテーション入門編・後半」の講座をやることになってます。

今日は1日かけてせっせとレジメ作り。

ホント、丸1日かかってしまいました。

後半は「構造化のスキル」と「合意形成のスキル」をやります。

これを2時間で入れるなんて無茶な話なんですが、アウトラインや個々のスキルの項目を頭に入れてもらい、かつ、全員にファシリテーター役とグラフィッカー役を経験してもらえればOKとします。

改めて勉強してみると、ロジカルシンキングやフレームワークなど、深く勉強したいテーマがぎっしりと詰まった部分です。

まだまだ勉強しないといけない。

ひとつひとつのスキルを見ると、ファシリテーションのスキルも、コーチングのスキルのように膨大な深さがあります。

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春三題

2008年03月17日 | 歳時記

一昨日から、朝6時半になるとウグイスが庭で鳴きます。

「あつ! これがウグイスの初鳴きか」と春を実感。

まだまだ鳴き声が上手ではなく、「ホーホケキョ」ではなく「ホーキョ・・・ホキョ」「ホキュキョ」と言う感じ。

これから段々上手に鳴くようになるんでしょうね。


桜の開花は3月末から4月はじめですが、通勤途中の川沿いにある桜はもう咲いてます。

種類がちがうのだと思いますが、近くに植えられた水仙の花同様、春を感じさせてくれます。


先週末、寝台特急のラストランでした。

なは・あかつき、銀河といったブルートレインが最後の駅に到着し、鉄道ファンに囲まれているニュースを見ました。

大学受験や就職の際に乗った思い出があるという人のインタビューも新聞に載ってました。

春のシーズンの風物詩だったのかも。

2月末に乗ったのですが、最後に乗れたのは良かったと思います。


だんだんと暖かくなり、春を迎える気分も高まります。

沈丁花の香りをかぎながら、楽しい季節の到来です。

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未来をのみ見つめる

2008年03月09日 | コーチング
コーチングは未来を扱います。

現状を踏まえるにしても、それは未来の目標に到達するためであり、

また、その目標すらも突き抜けて先に行くことを目指します。


名言集のHPを見てて、自分の気持ちにヒットした言葉でした。


  幸せになりたいならば、

  「あの時ああしていれば」と言う代わりに、

  「この次はこうしよう」と言うことだ。

    by スマイリー・ブラントン


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ニーズを満たすために

2008年03月09日 | コーチング
今月のCTP(コーチ・トレーニング・プログラム)は「ファウンデーション・プログラム」をやってます。

クラスの目標は、「自分自身のファウンデーションを高め、クライアントにファウンデーションのコーチングができるようになること」。

自己基盤強化月刊ということで、ライフバランスを整えたり、妥協や未完了を減らすというテーマに取り組みました。

3週目は「ニーズ」と「価値」。

先月のワークショップでやったテーマと同じです。

先月ので自分のニーズと価値はわかっているのですが、次は、いかにしてニーズを満たしていくか。

私のニーズは、(モジモジしながら言うと)人から「重んじられる」ということです。

クラスの中でそれぞれに発表したのですが、多くの人が「認められる」とか「重んじられる」ということをニーズとしてみつけられています。


では、宿題。

自分のニーズを満たすため、「人から重んじられる」ようにするにはどうすればいいか?

初めは、「人からの評価なんて自分でどうにかできるもんではないし、重んじられるように努力するものでもないよね」と思ってたのですが、とりあえず満たす方法を10個書き出さないといけない。

「積極的に発言する」(アピールするっちゅうことやね)

「勉強して、自分の質を高める」(スキルと人間性の向上かい)

「生活を充実させる」(なんで?)

と、色々書き出していったところでふと思ったのは、

自分のして欲しいことを相手にせずに、相手からだけ求めてもだめなのではということ。

相手から重んじて欲しければ、相手を重んじる。相手を慈しむ。自発的に相手に貢献することで、回りまわって自分に帰ってくる。

そういうものかなというのが、この宿題での気づきでした。

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場にまかせる

2008年03月05日 | ファシリテーション
今日は児童虐待・DVの分科会でした。

福祉、保健、警察などの行政機関と、民生児童委員、精神科医院のケースワーカーなど実際に実務に携わるメンバーによる、ケースの検討や来年度計画案の策定が会議の目的です。

初回の会議だったので、いつものごとくファシリテーションの技を取り入れながら、一通りの進行計画をたてました。

・・・ところがどっこい!

ケース検討の部分で参加者の発言が次々に続き、溢れんばかりに流れていきます。

日頃業務の中で感じる「思い」がお互いの発言で加速し、一人の人の発言が終わるか終わらないかで、息継ぎする暇もなく別の参加者が発言する。

それが延々と続き、しかも話は別のところへと流れ込んでいく。

ほとんど制御不能状態かと思えるほどで、途中で無理に修正しようかとも思いました。

でも、発言している人、聴いている人、それぞれの顔を見ると、参加者の思いが一体となって結構良い雰囲気になってます。

ここまで参加者の気持ちが一つになる機会は少ないかもしれない。

この機会というのは、結構悪くないかも・・・

そう感じたので、検討課題の未着手部分もありましたが、あえて流れに身を任せました。

チームのスタートで、これだけ気持ちを共有できたのは、予定外のこととはいえ望ましい結果でした。

会議が終わって、主任児童委員の先生が「警察の人も、最初は刑事の顔だったけど、終わって帰るときはニコニコして普通の人の顔で帰ったね」と言う言葉が印象的でした。

この会議は初めてのことが多く、試行錯誤の日々ですが、進め方も進行プランに縛られず、参加者の気持ちや場の流れに身を任せることも大切だなと思いました。

最近、進行プランどおりにできる会議が続き、そこに安住してる部分もあったのですが、生ものの会議・人の集まりでファシリテートする楽しさとマンネリ化の危険性を感じた一日でした。

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奈良行き

2008年03月03日 | 徒然に

先日の土日、奈良に行ってきました。

夜行寝台特急なは・あかつきが3月14日のダイヤ改正で廃止になり、九州発の寝台列車ははやぶさ1本んになるということで、それじゃあ1度は乗ってみようということになったのです。

また、最近はまっているテレビ番組「鹿男あおによし」の舞台の奈良に行って見たい!ということから、行き先は奈良に決定。

金曜日の夜に出発しました。

初めての寝台特急の印象は、「狭い!」というもの。

一人部屋の個室を予約してたのですが、上下二段の個室が両方に並び、天井は座ってちょっと余裕があるくらい。

でも、しばらくするとその狭い空間にすっかりなじんでしまい、かえって心地よいから不思議です。

駅で買い込んだビールをのみつつ、好きなナッツを食べながら夜の車窓を見るのも一興。

非日常的な空間を楽しみました。

ただ、やっぱり寝るにはきつい!

列車なのでゆれるし、毛布は普通のの幅半分くらいだし、夜から朝にかけては寒いし・・・

熟睡は無理ですね。

それでも、明け方の明石大橋を寝ぼけながら見る朝も、悪くない。

意外に満足しながら大阪駅へ到着しました。


その後、列車で奈良へ。

修学旅行以来という奈良で、まずは奈良公園でしょう。



『鹿男』の舞台を楽しみに。

でも、人間の言葉をしゃべる鹿には会えませんでした(会えても困るけど)。

東大寺の大仏を見た後、何気なく売店をみると、ノートに筆で何かを書いてもらっている人がいます。

「ご朱印」ていうんですか? 初めて見ました。

お寺ごとに印鑑が異なり、習字の上手なおじいさん(お寺の人よね)が字を書いてくれます。

思わず売ってあるご朱印帳を買い、書いてもらいました。

その後に行った二月堂や興福寺でもお願いしました。

2月に会ったファウンデーションプログラムで、自分の価値観に「敬う」「神聖」という言葉を発見し、そういえば昔はお寺でボーっとしたり仏像を見ることが好きだったことを思い出したのですが、ご朱印集めもこれからの楽しみになりそうな気配です。

京都も好きなのですが、京都は少し「ツン」とすましたところがあってとっつきにくいのですが、奈良は素朴で安心できる場所といった印象でした。

住みやすいだろうなと感じました。いいとこですね。


肝心の鹿男ツアーは、事前の調査を良くしてなかったので、ロケ場所がよくわからなかったのですが、一番行きたかった蔵前鮨「蔵」に行けたのでOKです。



料理もおいしかったけど、それ以上に店の方の心配りに感謝です。

楽しい時間を過ごせました。

お水取りのお松明を見れなかったのは残念ですが、十分楽しめた旅行でした。

特に奈良は、も一度行きたい場所です。

ご朱印帳持って、また出かけます。

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