行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

「叱り方」「ほめ方」

2012年09月13日 | コーチング

今日のNHKクローズアップ現代は「どうしかる?どうほめる? 変わる社内コミュニケーション」というテーマでした。

最初はチラ見していたものの、段々と座椅子に座って見だし、最後には録画。

なかなか「叱れない」というのはよく聞く話ですが、根底にある「よい人間関係を損ないたくない」「相手に嫌われたくない」と言う気持ちは誰しもあるもの。

研修に参加してしかり方を学ぶ姿は、決して笑える話ではありません。

番組の中では、叱れなくなった背景として、これまでのピラミッド型階層組織がフラットな組織になり権限が不明確になったこと、人員削減などで余裕がなくなり、本来の人間性で相対しなければならなくなったことなどがあげられていました。

つまるところ、上司が部下とどう向き合うか、どんな立ち位置でかかわっていくのか、「あり方」に帰着するような気がします。

コーチング研修始め管理職の部下育成研修では、傾聴や承認の方法を伝える内容になりがちですが、日頃の自分自身の関わり方・あり方を再確認する場であってもいいのではないかと思います。

実は番組を見ながら、自分の最近の関わり方ってどうだったかと冷や汗をかいていました。

「あり方」「立ち位置」が定まっての「スキル」であると、再確認させてもらえました。

コメント
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