YUKI

言語、言語で表現できることすべて

吉野公佳 虚々実々 その102 「聞こえないふり」

2008-11-13 23:00:26 | Weblog
吉野さんのHP、2006年アーカイブを見てる。

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LIVE
毎日 LIVE のよう。
やわらかい耳と自分の言葉で綴っていこう。
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「one of them」と「やわらかい耳」…というのがあって
「やわらかい耳」のエントリーに「強烈」なのがある。

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⑨ 聞こえないふり

知り合いから 宣言をされた。
「少し距離あけるわぁ」
わたしとの付き合い方の距離を少しあけるっと言うもの。
別に ケンカしたとか 何か問題があったっと言うわけではなく、 
その方の中で、今のままの付き合い方では、バランスを保てない何かが起こる・・・
なにか、気付いて のことだろう。

心の中の決心が 言葉になっただけの事。
「かと言って、今までと何か変わる訳じゃないよ」 
分かってはいるけれど、それでも、わたしは 寂しいなっと思った。
わたしの中で何が問題なのか?  全く分からなかったから。
でも、 そんなこと言わないでよォー  寂しさを押し付けて なんで?なんて事は 言えない。
し、変えようとしていることを ストップ!! なんて しゃしゃり出ることはしてはイケないっと
思うから、わたしは 受け入れることにした。

「正と負」

どんな物事にも存在してるのかな?
すっごく楽しいって思える時間でも 負に働いてるものってあるのかな?
見えてないだけで。

なんだか、考えさせられてしまう 場面になった。
でも、、 本音はね、 「宣言」 出来れば聞こえたくなかった意思だったよ。
だから、聞こえないふりをした。

追伸、
こう書くと、 恋愛のこと? なんて思われがちだけど、
そうじゃないよ。
もし、傷付きの全てが 恋愛だったら、 わたし 相当恋愛してることになるっ! し、
その都度、文章に出来る程、器があり、器用だったら 本当に良いよねぇ。
傷付きの多くは 社会に出てから、 仕事だったりの人間関係での方が多いんじゃないかな?
苦手な人とも仕事するし、 もまれた分だけ傷付きも多い。
でも だから、 楽しいし、成長もできるってもんだって 信じてるよ。
さぁ、、  行こう。

これから打ち合わせ。帰りは少し遅いかな?
行って来ま~す♪
きみか。
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色々書いてますが…

すげ~失礼なこと言われたにもかかわらず
「相手の決心だから」と「聞こえないふり」しつつ「受け入れ」た

ということなのか?
だとすれば、「ドM」ですねぇ。

私だったら、「なぜ?」と相手に問う。
答えてくれたなら、それは、それなりに「ありがたい」こと。
答えてくれないなら、こちらも距離をあけるだけのこと。
「聞こえないふり」なんてしない。

「少し距離あけるわぁ」

この言葉が意味するものは、発した人が「一般人」か「芸能人」かで変わってくる。
後者であれば…
これが2006年、吉野さんがロックライアードに取り込まれた年であることを考えれば

「AV界とかかわりがある事務所にいる人とは 距離を置きたい」

という意味だった、なんてことも有り得るわけで
聞こえないふりなんてしないで、きちんと向き合えば
新たな局面が拡がったかもしれないのにねぇSIGH

☆   ☆   ☆

「やわらかい耳」のエントリーは10個ある。

10 近況報告       ←「喘息」
9  聞こえないふり    ←「距離をあける」
8  大切なもの      ←「書くこと」
7  勇気     →2008年の「絆」のモトネタ
6  選りに選って     ←「よくない選択」
5  塩と砂糖        ←「人付き合い」の不具合
4  脚本          ←「いつのまに こんなに汚れてしまったんだろう…」
3  生まれた 特別な日
2  期待するなっ!    ←「自己防衛」「不本意」
1  やわらかい耳     ←ある人のアドバイス

なんだかねぇ…全部、「メランコリ」が基本色調。
2006年って、吉野さんには 辛い年だったみたいだねぇ。


☆ 所詮 人間の行動原理は GIVE & TAKE
☆ コミュニケーションの極意は 言葉を額面通りに受け取らないこと


こういう心構えがあれば、人間関係の「不快」ともうまく「向き合える」と思う。
そして私のモットーは 

「不快を感じたら、一歩踏み込め!」

それは、ある小学校の先生たちによる、学校改革のモットーでもある。
彼らによれば子ども達は、いつも「シグナル」を発していて
不快なシグナルは、その子の中に生まれた問題を表していることが多いんだとか。

自分がなぜ、不快と感じたか
その子は、なぜ不快なシグナルを発したのか
それらを見逃さずに、その子にまず一声かけることから始まる…
この一声から展開していく色々なことが
問題行動の防止と学校改善にとても役立っているそうだ。

離乳食が、味はともかくすべての世代にも栄養満点なように
このモットーも、人間関係の改善に有効なんですねぇ。

まぁ、一番大事なのは…人を見る目 なんだけどね。
もともと「不快な人」で、一声かけるにも値しない人だっているんだから…
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