YUKI

言語、言語で表現できることすべて

吉野公佳 虚々実々 その81 「石田衣良の幽霊譚」

2008-10-16 00:07:43 | Weblog
最近は石田衣良の小説を読んでる。

中川翔子オススメの短編集『約束』は…お約束の設定なんだが
幽霊譚まであって、反則なまでに泣かせてくれる。

この世とあの世の境にいる幽霊が主人公の『エンジェル』は、
非常に興味深い設定になっている。

エンジェルというのは投資用語で、
ベンチャー企業に金は出しても口は出さない投資家のことらしい。

エンジェルである主人公は、
なぜか幽霊になっちまい、死ぬまでの2年間分、記憶がすっ飛んでいる。
自分に近づいてきた美しい三十路の「売れない女優」に対する
「愛」の記憶だけは消えていない…
あらゆる手段で彼女を守りながら、自分の死の真相を探り出す。

ある「映画」への不自然な金の流れ…
最初は「売れない女優」への「業務命令」だったのに…

すべてを知った彼は、自分の全存在を賭けた決心をする!

☆   ☆   ☆

石田衣良の本を色々見てたら、
著者近影で「撮影 堤あおい」というのがあって
なぜかドギマギしたんだが、それから連想したわけではないのに…
『エンジェル』の「売れない女優」って、吉野公佳をイメージしてしまう。

「売れない女優」というのは禁句にしていたんだが、
実際、「売れてる女優」の方が少数派。

☆   ☆   ☆

それでも、「売れない女優」の運命は過酷。
スポンサー・サイドにすれば「都合のいい女」でしかないんだから…

売れてる女優が美しくて、売れてない女優が醜いわけではない。
なぜか知らないが、「負のスパイラル」に巻き込まれてしまうのが
「売れない女優」なわけで…

☆   ☆   ☆

MUTEKI 関連の情報は、2ちゃんねるでも急速に減ってきている。
吉野公佳関連も、そう…

売れない女優に逆戻り、ということなのだろうか?

客観的に言えば、「沈静化」してきているんだが、
ファンにとっては生殺し状態が続いていることになる。

こんななか、冷静ではいられないファンよりも
特に吉野ファンじゃない人のレスが、事実に近いのかもしれない。

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「MUTEKI」からAVデビューの吉野公佳が
「AVじゃなく“ヌードのイメージビデオ"と聞いている」とモメてる (330) -
痛いニュース+板@2ch

328 :オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2008/10/15(水) 13:59:11 O
吉野スレとか見てると吉野はやりたくてやってるんじゃないとか
女優なんだからもっとちゃんとした作品に出るべきだとかファンは轟々してるが
吉野が女優というのがピンとこないのは俺だけ?
グラドルで演技はできない印象なんでこっちの方向に行っても違和感ないんだが。

綺麗なだけで女優として生き残るなんて役者世界じゃ無理だろう、
皆努力してるだろうし。
今回の件も本人が承諾したことだろうし、
大人だし、男もとっかえひっかえだし、悲壮感は特にないんだがな。
まあファンとしてはなかったことにしたいんだろうが…

本人がはっきり意志を言うべきだな。
ファンも振り回されて可哀相だよな。
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