わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

コンテナを移動、ストレッチポールでこりほぐし

2012-04-11 01:36:28 | 花・猫
 4月10日、やっと春らしい陽気になりました。
 冬の間、家の裏の南側に冬越ししていたプランターを玄関へ出しました。(写真)

 私はずっと肩こりに悩まされていて、パソコンに向かって仕事をしようと思ってもなかなかできない状態が続いていました。近所のよつば接骨院にマッサージに通っていましたが、そこで、ストレッチポールを勧められました。ストレッチポールといえば、加圧トレーニングスタジオ「パビスCLUB」の戸田さん(上平小学校の保護者)に紹介されていたことを思い出しました。スポーツ店へいったところ、ストレッチポールが3千円のところ半額で手に入りました。ネットでエクササイズを検索・プリントアウトし、入浴後、見よう見まねでトライしています。ストレッチした後は、背骨のこりがほぐれ、ずいぶん背中が平らになった気分です。

4月15日から20日まで、社民党全国連合主催のデンマーク視察に出かけます。少子化対策・福祉政策がテーマです。デンマークは風力発電など再生可能エネルギー政策も進んでいて、ずっと視察の機会を待っていました。今回ようやく実現することになり、とても楽しみです。

入学式ー新しい学年への希望に満ちたスタートでありたい

2012-04-11 01:09:36 | 教育
 4月9日(月)は小中学校、高校の入学式でした。私は、地元の夕日寺小学校と鳴和中学校の入学式に来賓として参列しました。夕日寺小学校の新1年生は47人でした。ちょっと緊張して足が床に届かないかわいい1年生を見ると、教員時代を思い出してしまいます。思えば1年生担任が最も多く、10回ほど経験していることになります。
 写真は、鳴和中学校の新1年生の教室です。黒板には、新入生を歓迎する掲示があり、机の上には真新しい教科書が積まれていて、入学式当日の光景です。
 今年ほど、「当たり前の光景」がとてもありがたいものだと感じたことはありません。

 一方、テレビでは、被災地の入学式の様子が報じられていました。校舎が被災し、複数の学校が寄り合い所帯で1つの校舎を使わざるを得ない状況、仮設の校舎、バスに乗り、遠い子は20キロも離れた学校へ通学する、マスクをつけたままの子どもたち、除染が進んだ校庭で久しぶりに歓声をあげて遊んでいる子どもたち・・・
 思いっきり外で遊んだり、空気を吸ったりという、子どもが子どもらしい時を過ごすことが制限されている様子に胸がふさがれる思いがしました。

ハシズム(橋下 徹)現象への危機感を

2012-04-09 02:27:18 | その他
 大阪・橋下市長の思想検閲アンケートなどの不当労働行為、内心の自由を踏みにじる暴挙は許しがたいものです。
 次の総選挙では、橋下新党が既成政党全体に対する不満の受け皿となって、一気に躍進しそうな気配です。

 4月8日付の中日新聞では、ハシズム現象に対する批判の主張がありました。

★湯浅 誠さん(内閣府参与で2年 貧困対策に従事)
「民が主」自覚と責任を 「霞が関」文化の違い痛感

 ・・・今、議会制民主主義は崩壊の危機にあると感じます。世論が、大阪市長の橋下徹さんにン誰を打ってンびいていく状況です。彼は政治への不満やあきらめを持つ人の「ぶっ壊してくれ」という思いをてこに存在感を高めている。でも空想的に強いリーダーを求めても、そのその下で切り捨てられていくのは、私たちなんです。
 「民が主」というのは、一人ひとりの民が主としての権限と責任を負っているということです。それをどれだけ自覚し、社会の構成員としての責任を引き受けていけるのかは、結局、民主主義の問題です。・・・

★浜 矩子さん(同志社大学教授)「偽英雄は無用」
・・・ところが、「閉塞感」という言葉がやたらとはやる昨今、ちまたにはどうも英雄待望論が漂い始めている観がある。今、必要なのは、リーダーシップだ。・・・
 こうした社会のムードに機敏に反応して、似非ヒーローたちが頭角を現す傾向もみられる。彼らは、わかりやすさと単純さを武器に、閉そく感に打ちひしがれる人々のハートをつかむ。ことさらに敵をつくり、声高に彼らを罵倒することによって、安っぽい爽快感を打ち出そうとする。・・・
 閉塞感を打破してくれるのは、偽英雄にあらず。良心ある地球市民たちの行動だ。

大飯原発再稼働に向けての新安全基準に抗議する

2012-04-09 01:47:14 | 環境・エネルギー
 3月7日、サタディ社民党の声で香林坊アトリオ前で盛本県議、森一敏市議とともに街頭宣伝を行いました。雪もちらつく寒い朝でしたが、幸い、街宣中は陽射しもあり、ほっとしました。

 原発再稼働をめぐる状況が切迫してきました。現在54基の原発のうち稼働しているのは北海道電力泊原発のみ。「原発ゼロ」を避けたいとの思いから、野田政権は関西電力大飯原発3,4号機の再稼働に向けて非常に前のめりです。6日に決定した「新安全基準」は2,3日で作成したものであり、拙速との感を否めません。

 原子力安全委員長ですら一次評価だけでは不十分と言っているのに、4閣僚による政治判断で地元が同意すればよしという。その「地元」についても、政府はおおい町と福井県に限定しハードルを低くしたい。しかし、滋賀県、京都府は30キロ圏内にかかり、大阪市は関西電力の筆頭株主であることから「地元」に加えるべきだと主張しています。当然だと思います。また、政府は、「理解」は求めるが、「同意」は不要とし、再稼働にやみくもです。

 この新基準は「原子力ムラ」の中核だった経産省原子力安全・保安院がまとめた内容に基づくもので、政府がすでに指示した緊急安全対策や、保安院が3月にまとめた30項目のに用を整理したものにすぎません。ただし、30項目のうち、中長期的な対策は、すぐに実施しなくても電力会社が工程表を作成すればよしとするものです。つまり、津波から原発を守る防潮堤、作業員を被爆から守る免震施設、格納容器のベント(排気)をしても周辺住民を放射性物質から守るフィルター等、年単位の時間のかかる部分は予定の報告のみでよいというものです。

 国会の事故調査委員会による福島原発事故の検証が出て、独立の規制機関である原子力規制庁が動き出すまでは、再稼働の政治協議を凍結し、夏の節電対策を考えるべきです。

 今まで原発政策に投じてきた莫大な予算を、省エネや再生可能エネルギーへ振り向ける政治判断が今こそ必要です。そして、政治家に判断を迫るには、なんといっても「民意」が必要です。市民が声を上げるべきです。ドイツ、イタリア、スイスなどの脱原発の動きには粘り強い市民の運動がその原動力です。
 

震災がれきの広域処理には反対ー社民党県連大会で

2012-04-08 23:59:12 | 社民党
 4月8日、社民党石川県連合第15回定期大会が地場産業振興センターで開催されました。
 写真は開会のあいさつを述べる盛本芳久県連代表・県議会議員です。今大会でも、震災がれき受け入れについて賛否両論が噴出しました。

 震災がれきの受け入れ問題が全国的にクローズアップされています。県内では、梶輪島市長が受け入れを表明し、山野金沢市長も前向きで、3月議会で調査費100万円を計上しました。梶輪島市長は、5年前の能登半島地震の際、がれきの山が処理されないと復興のめどが立たないという悲痛な思いをした体験から、助けてもらった恩返しの意味もあり、受け入れ検討を表明されたと思います。

 被災地のがれきの処理は急務であり、復旧・復興の大前提です。被災地をなんとか応援したいという気持ちから、「安全ながれき処理は受け入れてもいいのではないか」と思う方が大半だと思います。「被災地をなんとか支援したい」、その気持ちは、私たちも同じです。

 しかし、今回のがれきは、放射性物質を含んでいるという点で、阪神淡路大震災のがれきと大きく事情が異なっています。政府は30億円もの広報費を使って新聞に全面広告を出しています。
 「処理をお願いしている『がれき』は、放射能濃度が『不検出』または『問題ない微量』ながれきしか、県外には持ち出しません。処理の過程で安全性を確認し、その測定結果を各自治体のホームページなどで公開しています。」
 なるほど、これを読めば、「安全ながれきなら大丈夫ではないか」ーそんな気持ちになるのは当然です。

 また、多くのメディアが、がれきの山を背景にして、「これが処理できないと、復興できないんです。地域エゴではなく、オールジャパンで助け合おうではありませんか」と訴えています。政府も国として処理費用を全額負担する、そして、各自治体へ受け入れ意向調査を実施しています。

 しかし、ここは、冷静に考えていただきたいと思います。

①現地での処理に国が積極的に支援すべき 
 今回の震災がれきと阪神淡路大震災でのがれきの量はほぼ同量の2000万トン。1年後の処理率は阪神淡路大震災が50%に対して、今回は7%足らず。前回は、仮設焼却炉を設置してどんどん地元で処理した結果です。政令市である仙台市は独自処理を進めています。焼却炉の新設を求める陸前高田市の申し出を岩手県が門前払いにしたとあります。被災地の自治体が処理プラントを建てるとき、国が支援すべきなのに、それをしなかったことが問題です。

②全体の2割を処理するために全国へ運搬することは、コスト面からも疑問
 国が広域処理を求めている量は、全体の2割足らずです。あのがれきの山全体ではありません。その2割足らずのために、全国へ運搬し、処理するというのは、コスト面から考えても疑問です。現地に予算を集中し、仮設焼却炉設置することにより、現地での雇用創出にもつながります。

③2重基準への疑問ー100ベクレルと8000ベクレル
 放射性物質は、「封じ込め、拡散させない」ことが原則です。
 東日本大震災前は、IAEAの国際的な基準に基づき、放射性セシウムの濃度が1㎏あたり100ベクレルを超える場合は、特別な管理下に置かれ、低レベル放射性廃棄物に封じこめてきました。ところが、国においては、東日本大震災後、当初、福島県内限定の基準として出された8000ベクレル(従来の基準の80倍)を、その十分な説明も根拠の明示もないまま、広域処理の基準に転用しました。
 したがって、現在、原子力発電所の事業所内から出た廃棄物は、100ベクレルを超えれば、低レベル放射性廃棄物処分場で厳格に管理されているのに、事業所の外では、8000ベクレルまで、東京都をはじめとする東日本では埋め立て処分されているのです。
 群馬県伊勢崎町の処分場では、1キロ当たり1800ベクレルという国の基準より大幅に低い焼却灰を埋め立てていたにもかかわらず、大雨により放射性セシウムが水に溶けだし、排水基準を超えた事件がありました。

④本当に安全か?
 がれきの近く線量計をかざして空間線量を測ってもあまり意味がありません。放射性物質は、焼却することで最大33倍に濃縮されるといわれています。
 また、焼却炉のバグフィルターは、放射性廃棄物の焼却に対応していません。放射性セシウムは、焼却すると気化して拡散するか灰に濃縮されて、作業員や住民の内部被ばくをもたらします。低線量被ばくの影響に対する「予防原則」を厳格に適用すべきです。

⑤責任は国と東電にある
 痛みの分かち合いという美名のもとで放射能を分かち合い、拡散・放出させることがあってはなりません。放射能に汚染されたがれきについては、放射性廃棄物として国の責任において処理するべきです。 

ドイツを変えたドキュメンタリー映画「第4の革命」

2012-04-03 16:59:19 | 環境・エネルギー
 以前にお知らせした飯田哲也さんの講演(4月14日)は、このドキュメンタリー映画「第4の革命」の上映記念の意味もあり、シネモンドで、上映しています。講演のチケット(前売り2000円)の半券で、映画を鑑賞できます。

 4月14日(土)~20日(金)14:50~、 21:00~
 4月21日(土)~27日(金)12:50~

<飯田さんが「第4の革命」について語っている、約2分の動画があります。
ご活用ください。

これです↓
http://www.youtube.com/watch?v=qZIl9s9aDZU&feature=youtube_gdata_player
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2011年12月17日劇場公開!2011年11月24日に行われた特別上映会後、いただい
た、飯田哲也さん(環境エネルギー政策研究所 所長)からのメッセージ。

ドイツを「脱原発」決定へと導いたのが、ドキュメンタリー映画「第4の革命 -
エネルギー・デモクラシー」だ。2010年にはドイツ全土で上映され、異例の13万
人を動員。3.11後にはテレビ放映され、200万人が視聴し、一気にドイツの再生
可能­へのエネルギーシフトを決断させることとなる。100%再生可能エネルギー
シフトは可能だ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆映画の公式サイトはこちら:
「第4の革命 -エネルギー・デモクラシー」
http://www.4revo.org/

☆シネモンドの「お知らせ」コーナー:
http://www.cine-monde.com/news.html
ちょっとスクロールすると「飯田哲也さん講演会」のお知らせが出てきます。
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雪の中、町会役員で桜の植樹

2012-04-02 00:01:01 | 地域
 昨日3月31日は大雨、本日4月1日は雪まじりの風が吹く寒い日でした。朝9時半から町内の桜公園に桜の苗木植樹の作業がありました。私は今年、御所1丁目町会の班長なので、作業に出かけました。こんな荒天なのにやるのかなあ・・・と思いながら現地へ行くと、もう作業を始めていらっしゃいました。
 穴を掘り、土壌改良剤を混ぜ、支柱の杭を打ち、苗木を植えていきます。なかなかの力仕事で、私などはあまり役に立ちませんでした。本日は7本の苗木を植えました。この写真は、夕方晴れたころに撮影しました。
 御所1丁目と2丁目の境目あたり、星稜高校グラウンド横にある「桜公園」は急な斜面ですが、地域の方が25年間で129本もの桜を植樹し、4月中旬には、見事に咲き誇るようになります。「御所協働まちづくりの会」のメンバーの方が中心になり、実に精力的に整備された結果です。
 桜のつぼみはふくらんでいましたが、この寒さで開花は遅れそうです。

 班長の主な仕事は、ゴミ収集のお世話です。資源ごみと空きびん収集の日はかごなどを出さなくてはいけませんが、うっかりすると忘れそうです。18軒分の町会費が集まったので、町会の会計さんにお渡ししました。

 明日は、入社式や学校の新年度の職員会議など、新年度のスタートです。
 私たちは早朝街頭宣伝です。話す内容を考えなくては・・・

結婚お祝いパーティでの「祝婚歌」<吉野弘>

2012-04-01 23:24:57 | その他
 3月31日、友人の結婚お祝いパーティがありました。労働運動を通じて知り合いゴールインされた素敵なカップルを50人余りの仲間でお祝いしました。私はお二人をそれぞれ知っていて、お二人の初めての出会いの場に偶然いたことから、このゴールインには喜びもひとしおでした。本当に久々の明るいニュースであり、お祝いパーティもとても温かく楽しい会でした。
 写真は、我が家の近くの星稜高校野球場入口に咲いている紅白の梅です。今年は春の訪れが遅く、雪まじりの寒い日が続いています。3月末になり、やっと梅が咲きました。カップルのお二人の写真は肖像権もありますので遠慮して、紅白の梅でお祝いの気持ちを表しておきます。

 そのパーティでのスピーチに詩人吉野弘作「祝婚歌」が紹介されました。披露宴にぴったりのしみじみとした味わいのある詩だなあと思いました。
 吉野弘さんといえば、私は「奈々子に」という詩も好きです。教員時代に子どもたちと別れる年度末に作成する文集に載せて、私からのメッセージとしました。
 ・・・
 お父さんが
 お前にあげたいものは
 健康と
 自分を愛する心だ。
 ひとが
 ひとでなくなるのは
 自分を愛することをやめるときだ。
 ・・・

 他人との比較や勝ち負けだけではなく、自分らしさや自分のよさを大切にする自己肯定感を持ち続けてほしい、そして、かく言う私自身に言い聞かせる言葉でもありました。

 吉野弘さんは、祝婚歌について
「民謡のようなもの。作者の名前がなくても作品を喜んでくれれば・・・。著作権は要らない。」とおっしゃっているそうですので、ご紹介します。

吉野弘 /祝婚歌

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい