わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

井原:前岩国市長の特別講演 「岩国のたたかいと市民自治」

2008-11-22 23:43:49 | 平和・人権
 「非核・平和条例を考える全国集会」において、前の岩国市長である井原 勝介さんより「岩国のたたかいと市民自治」と題する特別講演がありました。
 
 井原さんは元労働省勤務の公務員でしたが、40代後半に「国民の利益が忘れられているのではないか、地域・国民レベルから政治を変えよう」と決断され、岩国市長となられました。「市民の意見を大切に、公平公正に、民主主義のモデルとなるように政治の仕組みを変えたい」がポリシー。

 「市民の意見を聴く姿勢」が、議会軽視であると議会とは常に対立していた。
 情報公開条例、政治倫理条例、市民会議、住民投票条例等創設。

 1.なぜ岩国は反対するのか
  ・基本方針「今以上の基地機能の強化は容認できない」
  ・空母艦載機部隊の厚木基地から岩国への移駐
  ・明確な民意:住民投票(18年3月)で投票率60%、内90%が受け入れ反対。
           18年4月の市長選挙でも、移駐反対を公約に掲げ、大勝。

 2.露骨なアメとムチ
  ・新庁舎補助金約35億円の突然のカット
  ・愛宕山開発の中止、跡地の米軍住宅化

 3.市長選挙
   新庁舎補助金カットをめぐり、予算が4回否決され、昨年12月に5回目の予算と引き換えに辞職。国や県、各種団体や企業のデマや誹謗中傷、圧力や締め付けなど何でもありの手法に敗北。

 4.たたかいは続く
  自由な市民の意思が尊重される新しい民主主義(市民主義)の政治を実現するため、4月に新しい政治グループ「草の根ネットワーク岩国」を設立し、その代表となる。政治塾「草莽塾」も開設。

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