わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

石川県教育研究集会ー教育について語り合える貴重な財産

2010-11-06 22:01:59 | 教育
 10月22日(金)~23日(土)、珠洲で石川県教育研究集会があり、参加してきました。
 抜けるような青空のもと、2時間のドライブで珠洲に到着。全県から集まった現場教職員とともに、2日間にわたり教育について語り合い考え合える集会は貴重な財産です。石川県教組珠洲支部(現在は能登珠洲支部)は、200人くらいの多くない組合員でありながら組織率が100%近くあり、教育研究活動が大変盛んで、全国教育研究集会レポーターに選ばれる人が多い元気な支部です。

 全体会では、能登珠洲支部委員長の素晴らしい歓迎のあいさつに続き、県教組専従執行委員冬爪 よしえさんより、ご自身の実践をもとにした「学校へ行きたい」と題する基調報告がありました。院内学級に在籍する一人の生徒に寄り添った実にきめ細やかな教育実践、そして、その生徒とクラスの生徒たちをつなぐ教育の原点ともいえる実践に深く感動しました。そして、目の前の子どもと向き合い、四つに組んでのこんな素晴らしい実践を行っている仲間がいることを誇りに思いました。

 基調の<はじめに>より  目の前の子どもと向き合うこと。
              保護者と向かうこと。
              決してあきらめないこと。
              わたしたちの営みは、未来につながっている。 
              未来に対して希望をはぐくむ場、それが学校であってほしい。

 彼女がいつも心がけているというこのモットーが、本当に実践されていることに「脱帽」です。 

 記念講演は「今、授業がおもしろい-総合学習の現在と未来ー」(写真)
    善元 幸夫さん(教育改革市民フォーラム 立教大学非常勤講師 琉球大学非常勤講師 元東京都の小学校教員 「日本語学級」担任するころから総合学習の授業をつくりはじめる) 

 「教え」から「学び」の学習転換を求めて
 「授業は、子どもと教師が共につくる学びの共同体」
 「はじめに子どもありき」

 「楽しくなければ学校ではない」がモットーだけあって、実に豊富な授業実践から、子どもとつくる授業をとことん楽しんでいる教師魂が伝わってきました。

 全体集会は7時40分ころ終了し、夕食交流会は車で40分くらい離れた会場です。交流会の開会は9時近くで、従業員の方の勤務時間の関係で10時終了。そのあとは、地元能登珠洲支部組合員もたくさん宿泊し、部屋でにぎやかに交流会。
              

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