わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

内灘町教育委員会視察

2009-10-06 21:39:50 | 教育
 9月30日(水)、いしかわ教育総研として内灘町教育委員会を視察し、教育長、学校指導課長から内灘町の教育施策について説明を受け、懇談しました。

 私が大学卒業直後に赴任したのが内灘中学校であり、懐かしく訪れました。内灘中学校は、県内一のマンモス校ですが、様々な事情から分離することなく、最近、校舎を新築したそうです。

 教育長さんは、内灘町の教育行政の重点は
「子どもたちが学び合い、教職員が育ち合う学校環境をつくること」
であるとおっしゃいました。

 八十出町長も教育に理解があり、ハード・ソフト両面において、行政が教育現場を支え、現場の判断を重視している姿勢に感銘を受けるとともに、たいへんうらやましく思いました。

         <特徴的な教育施策>

・教育予算が全予算の12%(金沢市と同程度であるが、金沢市は美大や市立工業高校の予算も含めていることから考えると、教育予算の比率が高いといえる)

・町内すべての小中学校で耐震化完了、トイレの様式化推進

・小学校1,2年生は町単独で講師を配置し、30人学級実現!
 (実際には1クラス20人余り。ただし、学校判断を重視し「30人加配」も選択可能。→1クラス30人以上で学年で1人の加配)

・給食費は、口座引き落としにより町が一括集金。→教職員は未納の対応に追われることはない。

・学校図書館司書をほぼ全校に配置(町負担)

・町採用の特別支援学級補助員配置(1中学校、5小学校に全体で10人配置。文科省基準1校につき1人より多く、県内トップの配置率)

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