わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

原水爆禁止石川県民会議・記念講演「石川の食卓にのぼる放射能」

2013-05-26 01:41:11 | 脱原発
 5月24日、18:15~近江町交流プラザいちば館4F集会室で標記の会がありました。
 私は、教員時代に「非核・平和行進」に参加し、議員になってからは原水禁長崎大会へ2回団長として参加してきています。

 今回の記念講演は、共同代表の一人でもある加賀市の光闡坊住職佐野明弘さんによる「石川の食卓にのぼる放射能」というややショッキングなテーマでした。
佐野さんは、放射能の基礎的な知識を解説し、福島原発事故とチェルノブイリ事故の対応を比する中で、細胞分裂の盛んな子どもにとっての内部被曝の危険性を訴えました。 
 また、昨年秋から募金により購入した放射能測定器による「放射能測定室」を開設し、食品や堆肥類などを測定しています。
 石川ではほぼ大丈夫だろうというと私たちは思い込んでいますが、全国の物資が流通することにより、国の基準値を超える値が検出されたこともあるそうです。その場合は販売元に連絡し、全品回収されたそうです。そういったことはニュースにもならないことから、国民には都合の悪い情報が知らされていないのではないかと思います。

 被曝労働による白血病で壮絶な最期を迎えられた方の労災認定がおりました。被曝労働者がいない限り動かせない原発は存在すべきではないとおっしゃいました。

 事故から2年間、食品や線量は落ち着いてきたのではと思いがちですが、決してそうではありません。
 ドイツでは廃炉ビジネスによる新事業や雇用創出が生まれています。
 原子力規制委員会は、敦賀原発直下に活断層があるとの調査団の報告書を了承し、再稼働を申請しても廃炉の公算が大きくなりました。
 また、規制委員会は、大量の点検漏れが見つかったもんじゅの運転再開に必要な作業の停止を命じる方針を出しました。
 この流れを止めることなく、順次廃炉へと舵を切ることです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。