わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

11.3福島原発告訴団・北陸緊急集会―福島では健康不安を口に出せなくなっている

2013-11-04 01:06:29 | 脱原発
11月3日(日)13:30~近江町交流プラザで表記の集会がありました。
テーマは「安全より金を優先」の東京電力をこのままにしてはおけません

◆地脇 美和さんの報告(福島原発告訴団事務局 「原発いらない福島の女たち」「子どもたちを放射能汚染から守る福島ネットワーク世話人」市民放射能測定所運営)

子どもの甲状腺検査で44人に異常が見られた。
白血病で亡くなったらしい、高校生が突然死したなどうわさ話で聞くが、きちんとした調査が行われていない。
子どもの鼻血が止まらない、アレルギーが悪化したという相談に対し、「心配しすぎ、花粉症、放射能との因果関係はない」と片づけられてしまい、不安を相談できない。

福島では「復興」機運の盛り上がりの中で、放射能による健康不安のことをいつまでも言っていてはいけないという圧力を感じる。
県外へ保養活動に出かけることも人目があり、人が集まらなくなってきている。
「夏休みキャンプ」「部活合宿、交流試合」などの名目にしてチラシを作成している。

給食の安全性についての説明会を要求しても却下される。
郡山市議会で「給食で食べさせれば風評被害は一掃できる」という乱暴な言い方も。

◆浅田正文さん(福島から避難)
福島から金沢へ避難している人は350人。最近は、関東地方からの避難者が多くなってきている。
福島から保養に来たお母さんたちは「福島を離れた金沢だから言いたいことが言える。福島では決して口に出せない。」
石川で福島県民を助け、支えるためには、志賀原発廃炉訴訟のサポーターになり、志賀原発の再稼働を許さず脱原発運動を進めることである。

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