わくわく活動日記

山本ゆきこ~子どもこそ未来

市議会ロシア訪問ー首都モスクワ

2010-08-15 00:37:17 | 視察・研修
 5日は空路モスクワへ到着しました。この日の最高気温は37度でした。湿度が低いため、覚悟していたよりは過ごしやすかったです。今回はエアコンのあるホテルでしたが、音は大きいけど一向に冷えず、寝苦しかったです。

 モスクワ近辺での猛暑による山火事でスモッグの被害が深刻でした。幸いなことに、モスクワ市内視察のこの日は、風向きの関係でほとんど影響はありませんでした。昨日はスモッグがひどかったそうですし、翌日はスモッグで視界が不良、煙の臭いもひどく、マスクをしている人も多かったです。

 写真は、赤の広場にある「聖ワシリー聖堂」前で。ロシア正教の修道院はねぎ坊主のような建造物が特徴的です。モスクワ市内には片側9車線の道路もあり、赤の広場には高級ブランドがひしめくグム百貨店がある大都会でした。

 翌6日は、ジェトロモスクワ事務所長からロシアの貿易や経済状況などについてお話を伺い、モスクワの北に位置するヤロスラブリに進出した「コマツロシア工場」を視察しました

市議会ロシア訪問ーバイカル湖視察

2010-08-15 00:13:42 | 視察・研修
 翌4日は、イルクーツクにある透明度は世界一であることで有名なバイカル湖の視察です。バイカル湖は、1996年に世界遺産として登録され、世界で最も深い淡水湖でもあります。琵琶湖の約50倍の広さがあります。この日の天気は晴れで、最高気温26度と湖へ行くには最高のお天気でした。

 イルクーツク市は、「シベリアのパリ」とも呼ばれるシベリアの中心都市です。かつてシベリアは流刑地でした。ここでも日本人シベリア抑留者の墓地へ参拝しました。

 バイカル湖生態学博物館を視察し、83歳になられる館長さん(写真左端)から、バイカル湖についての詳しい説明を受け、環境保全への熱心な取り組みも聴かせていただきました。かつて工場排水などによってバイカル湖の水質汚染が深刻になったため、規制を厳しくした結果、水質が向上したとのことでした。バイカル湖の水深500mの水はそのまま飲料水になり、ペットボトルの水としても販売されています。
 バイカルアザラシの愛くるしい姿に思わず癒されてしまいました。かつてバイカルアザラシはいしかわ動物園へも寄贈されたそうです。