
ここのところの毎朝の仕事は畑への潅水です。
いつもの沈砂池でエンジンポンプで水を汲み上げながら空を見ました。

青空に一本の雲が見えて、目を奪われました。
飛行機雲の変化したものでしょうが、それにしては幅が広い。

龍がその骨格を残して行ったかのような雲の姿。
空全体を覆う雲など、まったく見えない日々が続く中での奇跡的な雲です。

山の畑について、再度空を見上げます。
徐々に薄れては行くものの青空にまだその姿は残ります。

残影のように薄れ行く龍の残骸は空に子供を残したようです。
龍が雨を連れて来てくれないかなー。そんな切実な思いの日々です。
枝豆やモロコシもその御蔭で、実が膨らんでくれました。
でも、1枚の田んぼにイモチを出してしまい、仕方なく薬を振りました。試行錯誤です
4キロ程離れた村の下段は連日程良いお湿りがあるそうです。又、隣村は降雹被害で出荷が始まった桃が被害に遭ったそうで色々です。
ひこうき雲が作った龍の姿
良い事の前兆?であれば楽しいですね。
水田の転作はそれが可能ですからね。深雪ナスという名産のブランドナスがあります。
大抵転作畑ですから、水が引き込まれるのだろうなと羨ましくなります。
2、3年前も同じでしたが、強い日射で里芋の葉が赤くなり始めました。
カボチャも同じような状態になるのが目に見えています。
あの、龍のような雲が雨雲を引っ張ってきたらよいのですがね~。