嫌なものを見つけてしまった。山に捨てられたらしい猫が居るのです。
山の畑の道路わきの藪から出て来て、着かず離れずでこちらを見ている。
でも、捨てられて根性が悪くなったのか、元々の性格か声を掛けても寄っては来ない。
この日はマックスの抜きの畑行きだったから良かったけれどマックスを連れて行ったときにも出て来ましたよ。
その時は感性の鈍くなってきたマックスは気付かず、「ワンコだぞー」と猫に声を掛け知らせると消えました。
そして、日曜日の朝です。
何年か前に目撃情報が有り、半信半疑で聞いていたサルの存在を自分の目で確認できました。
山へ向かう道の踏切近くの線路上で、近くの畑のトウモロコシを失敬して悠々と食べていました。
証拠写真を撮ろうと近づくと、こちらの様子をうかがいながら移動します。
ま、群れでは無くていわゆる一匹だけの「離れザル」のようですから、今のところは被害は少ないのですが。
これで、マックスが元気なころだったら、サルだって猫だって機敏に追い回す筈でした。
でも、驚きましたね、ま、山に近く里山と言う言葉がぴったりのスベルべの環境だけれども、
カモシカに続いてサルまで見られるとは驚きです。
いくら自然大好きなスベルべでも、やはりこれは少し心配です。
野山、特に深山の荒廃が進み、里山の荒廃も進んで山と里の区別、境界が無くなって来たのかも知れません。