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畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

『マムシ』嫌な人は見ないで!

2013-07-16 04:36:09 | 自然

 日曜日は村の共同作業で草刈り作業に従事。
朝方の強い雨も集合時刻の7時には上がり、これならば雨合羽も不要と出掛けた。

 ところが、作業開始直後からまた強い雨降りになってしまった。
でも、この季節は雨合羽を着ると暑さと蒸れで汗まみれになってしまう。
それならば、雨で濡れても同じとばかりに作業を続けるとたちまち下着までびしょぬれに。


 私たちのグループは我が家から下手を5人で分担。
時折り強く降る雨にもめげず、農道の周辺、国道の下、用水路の周りの草を刈り進める。


 強い雨が一息つき雨脚が弱くなった時に、一枚目の写真の線路わきの農道で起きた出来事。
草刈り機を振ると、一瞬その下に動くものを発見。

 結構目ざといスベルべは、それが『マムシ』で有る事に瞬時に気付く。
どうしようかと一瞬迷ったけれども、草刈り機を脇に置き、斜面の『マムシ』を踏みつける。

 シマッタ、レジ袋も何も持っていない。収支の人たちに訊ねても持っていない。
それならばと、ゴム長で踏みつけた『マムシ』の尻尾を慎重に引っ張ってゴム長の一方の端から頭が少しのぞくまで動かす。

 そして、農作業用の薄い手袋をはめた手の、人差し指と親指で首根っこを押さえてつまみ上げる。
仕方ないから、数百メートル離れた我が家まで、嫌がって動くマムシを手にしたまま歩いた。

 途中で息苦しいのか、動きを止めた『マムシ』はぐったりとぶら下がる。
一旦、地面に手放して深呼吸?をさせて、再度ゴム長で踏みつけて持ち上げる。


 そして、家に着き「ストロング大五郎」と言う4リットルの35度の焼酎ペットボトルに入ってもらいます。
そのまま帰って再び休憩中の仲間の輪に入り、何食わぬ顔で作業に復帰したのでした。

 ところが、夕方見ると『マムシ』はボトルの底でぐったりとしているではありませんか。
飲兵衛スベルべにしては珍しく、ボトルの底に焼酎を飲み残していたらしい。
「しっかりせよ」とばかりに水道水を注入すると「うーん、酔っ払っちゃったー」なんて声が(笑)。

 今度は慎重に酒の一升瓶を濯いで、ピンとボトルの口をドッキングさせて引っ越しをして貰いました。
今は、茶色の一升瓶の中で斎戒沐浴中です。
10日もしたら、新たな45度のマムシ用焼酎を買ってきて飲ませて上げます。

 さて、昔から『マムシ焼酎』は打ち身などの回復に絶妙の効果が謳われ、
そして、精力回復にも抜群の効果が有るとされています。
スベルべトーちゃんは『マムシ焼酎』の御世話にならなくても十分体力が有るので試したことは有りませんが(大笑)。
コメント (2)
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