ゆいツールブログ:NPO法人ゆいツール開発工房(ラボ)

人と人、人と自然、人と環境などを「結う(ゆう)」ということに関して、団体の活動やスタッフの思いなどを紹介していきます!

マングローブ環境教育プログラムづくり始動! in Lombok

2021年05月05日 | ★2021年度(ロンボク)

日本のマングローブ林に生息する、ミナミトビハゼ。果たしてロンボクにもいるのかどうか。

Ini dilukis oleh pak Pati..

新年度が始まって、何度かロンボクの若者たちとミーティングをしています。

Yui-Tool sedang bersiap untuk kegiatan lingkungan hidup mangrove.

(2021.4.21のミーティング)

今年もまだロンボク島には行けなさそうですが、現地の若者たちに動いてもらいながら、日本ではマングローブ環境教育プログラムづくりの準備をしています。

以前、「ごみについて考えるプログラム」を開発したときに、ごみカードのイラスト(下の写真)を描いてくれたパティが、今回はマングローブや周辺の生き物のイラストを描いてくれることになりました。

下は今、パティが描いてくれているイラストたち。(下の絵をクリックすると大きく表示されます)

教材を開発するときに気をつけなければいけないことは、著作権の問題です。

図鑑やインターネットなどで、適当に写真や絵を拾ってきて無断で二次利用をすることは禁止されています。

そのため、もし使いたければオリジナルで写真を撮ったり、新たにイラストを描かなければいけません。

ゆいツールが昨年から作っている「生き物クイズ」も、極力写真などを使わないようにしているのはそのためです。

また、写真よりもイラストの方が、伝えたいものそれ自体を強調して伝えることができる、というのも特徴です。

写真だと、伝えたいものの他に目に飛び込んでくる情報が多くなるので、基本的なことだけを伝えたい時はイラストの方が合っています。

日本で、マングローブ環境教育プログラムを開発するときに、実際にマングローブ林を訪れて勉強する必要があります。

写真を撮ったり映像を撮ったりしようと思ったら、沖縄に行くのがいちばんだ、ということで4月に沖縄行きを計画していましたが、COVID-19の状況を鑑みて延期することにしました。

今は国内を移動することさえ、気軽にはできません。

コロナ2年目。私たちは、色々なことを諦め、新たなこと(日課、スキルアップ、趣味など)を始め、リアルが無理ならオンラインで繋がり、先の見えない未来に向かって生きています。

ゆいツールも、できることを模索しながら進んでいきます。

差し当たり今年度の前半は、ロンボクでは若者たちに数か所の村で環境教育を行ってもらい、日本では教材を開発する、という体制で臨みます。

ちなみに、マングローブ環境教育プログラム開発の目的は、プラスチックごみを減らすことです。

ゆいツールは、常にプラスチックごみ問題を中心に置きながら「ごみ銀行の支援(2013年度~)」「村ツーリズムの開発(2016年度~)」「若者の育成(2019年度~)」そして、「マングローブ環境教育プログラムの開発(2021年度~)」へ、と活動を発展させています。

コロナ禍でも、後戻りはしたくない、と強く思っています。

力強く野に咲くアザミの花のように、厳しい時代を生き延びていきます。

(山)

(アザミの花)

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