神様は言葉で実相アサガオをおつくりになったが
アサガオの成長には
土もいるし、空気も要るし、水も必要だ。
理念アサガオは環境の全ての中での「実相アサガオ」である。
山も川も実相の「山」実相の「川」は
他の要素を込みにしての「山」「川」であり、
その真理を道元禅師は以下の如く語っている。
(正法眼蔵を読む 山水経の巻 谷口清超)
<水の如是実相>
このように見るならば、山も単なる現象ではない。宝の世界の中の山があり、沢の中にある山があり、空にかくれている山がある、あるいは又、山にかくれている山もある。さらにいわば、隠れているところからさらに隠れている山があるという”実有の世界”を知らなければならない。そこで古仏はこう言われた。
「山はこれ山、水はこれ水」
この言葉の真意は、やまがただやまだというのではない。山(実相の山」をやまというのだというのである。そこで、やまと山とをよくよく参究しなければならない。こうして山の奥なる「実相の山」を自覚しなければならない。山もそうであれば、水もまたそうである。かくして「山水」はおのずからそのまま「賢人」であり「聖人」であることがわかるのである。