私たちは正法を学ぶことが大切だ。
正法というのは「現象ナシ実相が独在する」という真理である。
これが万教帰一真理なのである。
(正法眼蔵を読む 山水経の巻 谷口清超)
正法というのは「現象ナシ実相が独在する」という真理である。
これが万教帰一真理なのである。
(正法眼蔵を読む 山水経の巻 谷口清超)
<如来正法輪>
古仏はこういわれた。
「無間業を招かざるを得んと欲せば、如来の正法輪を謗(そし)ることなかれ」
つまり、無間地獄へ行きたくないならば、如来の教えを謗ってはならぬ、というのである。この御言葉を肝に銘じなければならない。身心の内外に銘じなければならない。空にも色にも銘じなければならない。木にも石にも刻むのだ。田にも里にも記すのである。つまり真理を、そのままスッと信ずること以上に大切なことは、何一つないということである。