浅田、村上、安藤さんの演技を見て

浅田真央さん。
お疲れ様でした。
この一年間、
いろいろと苦しかったように
見えました。
今日の演技も、
苦しい「もがき」の中での
懸命の努力にみえました。
でもいい演技でした。
現在できるベストを尽くせたことが
よかったですね。
村上佳奈子さん
とても素晴らしい
美しい演技でした。
すばらしい精神力です。
実力の全てを出せたのでは
ないでしょうか。
安藤美姫さん
あなたがキムヨナさんに勝てたのは、
あなたが謙虚であったからです。
それと努力が実を結んだ
ということです。
世界女王ですね、おめでとうございます。

魅力ある「フィギュアスケート」

今女子のフィギュアスケートを
テレビで見ている最中だが、
このフィギュアスケートというのは、
とても精妙な体育（運動あるいは？）であると
思うのである。
第一の基礎はスケイティングというのか、
スケート靴の使い方ではないかと思う。
演技する人は
後ろ向きに進むこともあるし、
脚を使ったスケートさばきが、
すごく難しいと思われるが
選手たちは
難なく（？）こなしている。
次に舞踏のバレーみたいな身体の
柔軟な使い方が加わるが、
多分選手たちは、
バレーなど習ったことが、
あるのだろう。
それと
今日みたいな大会に向けての
精神面での充実というか、
精神の集中ということが、
とても大事になる。
私のこの観察のメモは、
素人の単なる感想の域を出ないが、
一度プロの人に
フィギュアスケートって
どんな体育（？）なのか、
聞いてみたい気がする。

震災が変えた日本人の心

被災地に集まる
大勢のボランティアには、
びっくりである。
今回の大震災の後、
人を助けたいという若者が
事実、
ぐっと増えているのだ。
こんなことは、
かつてなかったことだ。
阪神大震災の時にも、
ボランティアはいた。
だが、
今回の大震災は
津波で亡くなった人の数の多いこと、
また余震で東日本が
何度も何度も揺れたこと、
その後の原発の事故、
いまだに被災者の状態が
根本的な救済をされていないこと、
これらの様々なことで、
テレビで見ている若者たちや、
大人たちの心を
根本的に
変えてしまったのである。
もちろん「良く」である。
日本は今後
よくなるのではなかろうか

スティービー・ワンダーさんのメッセージ

米国の歌手であるスティービー・ワンダーさんの
素晴らしい、
復興へのメッセージを
５月２９日読売新聞より
紹介します。
【＜心打つ　勇気と尊厳＞スティービー・ワンダー
日本を訪れるたび、日出ずる国の温かさを感じてきました。日本の皆さんと音楽を分かち合う恵みを得るたび、私の「家族」である皆さんの惜しみない愛と敬意を感じてきました。
今、あなた方の国が直面する途方もない試練を思うと、心は悲しみでいっぱいですが、未来の希望を夢に見ています。私は障害者担当の国連平和大使を務めています。あなた方とあなた方の国、とりわけ障害を持つ方々やお年寄りたちと、私は一体です。これまでと同様、あなた方の力と粘り強さが身を守り、地震や津波の影響を乗り越えられると、私は信じています。
日本人の勇気と尊厳には、本当に心を打たれます。最も恵み深く美しい国、日本の人々に、世界の人々が祈りと希望、そして夢を伝えているのです。
私は、あなた方のためにここにいます。なぜなら、あなた方を愛しているから。】

鈴木桂治さん、優勝おめでとう！

体重無差別で
柔道日本一を争う全日本選手権が
４月２９日,
日本武道館で行われた。
この大会で
鈴木桂治選手が
穴井隆将選手に決勝で一本勝ちし、
優勝した。
完全復活である。
鈴木桂治さんは、
前回の北京オリンピックで、
日本選手団の主将をつとめ、
日本人の大いなる期待の星であったのだが、
五輪において
あっけない敗け方で
私たちの期待に
添えなかった。
その後、
気力も体力もなえてしまい、
そんなに強くない選手にも、
負けてしまう状態であった。
だが彼は、
レベルのずっと低い大会に出場しながら、
柔道の鍛えを
やり直すのである。
あの五輪での敗北を
そのままにしておいたら、
彼は
柔道家としての自分を
否定することになると
思ったのである。
意気地なし、何だ鈴木は口だけじゃないか、
こうした批判の多いなか、
彼の本物の柔道家づくりが
始まるのである。
柔道にいのちをかけたと
いうのだろうか。
私など
結局は頑張っても、
もうだめなのでは、
とも思っていた。
だが、彼は何度も何度も、
試合に出てくるのである。
負けることも多々あった。
そしてついに今日、彼は
日本で一番強い柔道家を決める、
全日本選手権で
優勝したのである。
鈴木桂治さんの
強い負けじ魂に
エールを送らせていただくと同時に、
次のオリンピックで
優勝して、
北京での雪辱を晴らすことを、
強く期待している。