自然界の事物一切は、愛の法則が現存することを自証しているのである。
而して「創造の霊」は又「愛」でなければならない。
つまり
人間の目的は「霊」の表現であり、
「霊」の目的は「愛」なのである。
これはつまり
現象世界に活動する人間の「生」の目的は、
「愛の完成」ということになる。
以下の記事を私たちは
啓示的にとらえなければならないのである。
現代社会の風潮に対する一大鉄槌であり、
示唆に富む真理である。
世界はやがてこの真理をさとることになるであろう。
(心と運命 谷口雅春)
【くどくどと此の問題について、ここに述べねばならぬ必要もないであろう。自然界の事物一切は、愛の法則が現存することを自証しているのである。即ち同種属の男女両性が相合して真の完全なるものとなるのである。然らば吾等は「創造の霊」がその「創造の力」を吾らにわかち与えたのであることを悟らねばならない。而して「創造の霊」は又「愛」でなければならない。何故なら、「表現者」なくして「表現」は存在しないし、「愛する者」なくして「愛」は存在しないからである。それゆえ神は愛である。】