サービスの精神が働きだすと、幾百万ドルの金がそこに流れ入ることになったのである。
サービスの精神というのは、
「与える心」のことである。
「神の心」ということもできる。
「与える心」が形成され与え始めると
「与えられる」ことになるのである。
(祈りの科学 谷口雅春)
【富のみならず他の人々の賞賛や感謝をうけるのも、自分の行為、性格、サービス等によってよき代価を支払えば支払う程それを受けることができるのである。もし吾々が人から哀れみをうけたり、嘲笑をうけたりしたいと思うならば、信念のない仕事をして、惰(なま)けて、その仕事の失敗について弁解ばかりをしていれば、やがてその求める哀れみや嘲笑は与えられるのである。
富を作るのは、大きな仕事を思いつかなければ富が実現しないと思ってはならないのである。マン女子は「十銭ストア」の実例をあげている。それは一人の店員が、顧客の便利なように、同じ値段の小さな品物を、一度に目につき易いようにテーブルの上に列べて、誰でも欲しいものが一目でみつかるように、そして安くて値段がきまっているような店をこしらえたら、きっと顧客に便利であろうという精神で始められたのである。これがサービスの精神である。このサービスの精神が働きだすと、幾百万ドルの金がそこに流れ入ることになったのである。】