新約聖書「ヨハネによる福音書」新共同訳
２章 カナでの婚礼
２章 カナでの婚礼
４ しかし、母は召し使いたちに、「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言った。
物事を成就させている人をみると、
多くは信仰をもつ人とはいえない。
でも仕事を成功させている人は多いから、
そのような人達が普通とっているやり方が
ここで書かれている。
多くの人がこうしたやり方であり、
これ自体大変な努力が必要で、
それだから成功しているのである。
これは自力的成功法であり、
尊いことなのである。
（祈りの科学 谷口雅春）
【物事を成就する方法に、二つの道がある。一つは物質面において、物質的努力をなすのみによってそれを成就する所の方法である。即ちその事物に関係している現象界の法則に従って一所懸命努力してその目的を達成するのである。たとえば、ある職業を得て経済界に相当の地位を得ようとするのに、まず学校へ行って勉強し、特殊の訓練を受け、専門的技能又は事務に通暁し、ある会社又はある雇主にとって価値ある人物となり、そして月給を貰うというやり方である。そのためには、大いに勉強し、注意深く節約し、多くの快楽や喜びを犠牲にし、凡ゆる点に贅沢を避け、それを蓄積して、それを資本として遂に経済的成功をかち得るというような方法である。これは別に悪い方法ではないのであり、多くの人々は、この経路をたどって成功しているのである。これを吾々は洗礼のヨハネ式成功法又は自力的成功法と呼ぶことができるのだる。】
実相を祈ることによって
自分の仕事に成功する方法が
あるのである。
現象の展開において
そこに本来実現すべき「神の心」（生命の実相）を観じて
仕事自体を“神の子”の仕事と観て、
実相の実現をはかるという、
本当の成功法をマン女子は説くのである。
（祈りの科学 谷口雅春）
【これに対して、他力的成功法ともいうべき別のやり方があるのである。この方法は祈りによって「無限供給」を今ここに実現する所の方法である。といってただ祈ってばかりいて何もしないというのではないけれども、祈りによって神の智慧とつながり、神の智慧が、彼の内から押し出し導く通りに動き出すことによって異なる、自力的な努力によって現象的な困難な道を通ることなしにもっと有効に富が実現するというような方法である。】
自力的な努力のみに頼って現象的に困難な道を辿る方法でなく、
信仰を通して更に有効に企業を成功させているということについては、
日本でも指導者で成功している多くの人が
このようなケースであることは
よく知られている。