ユーチの気まぐれ日記

感じたこと、考えたこと、記憶に残った出来事を気まぐれに更新しています。

そこまではっきり言われると・・・

2009-04-18 23:02:06 | 身体のこと(外傷性頚椎症性脊髄症etc...)
今日はシフトが出た後からだったので休みをとることができず。
よりによって、デイのスタッフのうち3人が小学校の授業参観で・・・
受診後の出勤の許可をリーダーにもらい、朝イチでいつものクリニックを受診してきました。

9時からの診療時間、20分近く前に行ったけど既に5人ぐらい待っていました。
診療時間は9時からなんだけど、患者さんが来ているとリハビリは少し早めにスタートするようで・・・リハビリが終わって丁度9時でした。
仕事に行く服装で行ったので、いつもの帰りの服装と同じで。
リハ室の看護師さんには「もう帰りみたいだね」って言われちゃいました。
だったら良いんですけどね(笑)
実際のところは終わり次第出勤ですよ(泣)

リハビリが終わって診察室の前で待っていると・・・
私の前の患者さんが出てきた後にしばらく誰も呼ばれず。
???と思っていると、診察室の中でいつものY先生が今日診察の先生に、私のことを説明しているのが聞こえてきました。
その会話で何となく雲行きの行方が分かったような感じもあったのですが(苦笑)
診察室のまん前で待たせておいて、聞こえる声量でその会話はどうよ?って気も少ししましたが、経緯を伝えてくれているだけいいのかな。

最初にはっきり言われました。
「事故を契機に症状は出たけれど、首の湾曲が悪いのは持って生まれたもの。事故は症状が出る引き金を引いただけで、事故がなくてもいつかは症状が出たかもしれない。元々湾曲が悪い人は事故を引き金に症状が出やすい」と。
前々からそれは言われてはいたけれど・・・それに加え
「治すには手術しかない。手術をすれば今よりは良くなると思うけれど、必ずとは言えない。ただ手術をしなければ一生このまま。手術をしなければ良くなることはない。」と。
一気にここまで言われ正直、返す言葉もなかった。
手術の話は何度もされてきたけれど、ここまでキッパリ言い切られたのは初めてなので、正直ショックも大きかった。

「どうしたい?」と問う先生には、まだ今はそこまでは・・・”としか答えられませんでした。
どこかでした方が良いのかな?っていう気持ちもあるんだと思うけど、できればしたくないという気持ちが強い。
それに「どう?」といわれて、即決できるような内容でもないし。
ただなぁ、「しなければ一生このまま」と言われると、まだ先は長いはずだし、どうしたものなんだろうとも思う。
ただ、可能性が低くてもすることで起こり得るリスクをどうしても考えてしまうから、生活がどうにもこうにもという状態ではないから、簡単にはする決断もつかないんだろうな。
とりあえずのしたくない意向に「じゃあ手術じゃなくて、診断書だけっていう形で良いのね?」と言われました・・・まぁ決断を急ぐならそれで良いかな。

初めての先生。いつもの先生と比べてテンポが速いというか勢いが良くて。
反応しきれず軽く圧倒されつつの診察だったのですが・・・
痺れの範囲の確認や頚部の可動域のチェックをしたり、安全ピンで手から首までつっつかれたりしてまた感覚のチェックをしたり。
筋力低下のチェックのために力比べをしたり・・・筋力低下はあまりないとのこと、特に下肢は問題ないようでした。
あとは反射も少しみられたけど、内容はよく分からなかったです。

右手が上がらないことについて、今日のH先生には首のせいだといわれました。
他動で上げてみて、他動なら180度近く上がるのをみて「ここまで上がるなら上げられないのは首のせいだよ」と言われました。
でも、S先生には肩のせいみたいに言われ、Y先生は迷うところみたいで・・・
本当は何のせいなの?と先生によって見解が違うとどうしていいか分かりませんが。
挙上困難に関しては同じクリニックの中で、3人3様みたいな診断なわけなのです。

そして、先生同士でどんな話をして決めたのか分かりませんが。
診断書は今日の先生が書いてくれることになるみたいです。
いつも診てくれているのはY先生で、今日の先生は今日が初なのですが。
「次回私が来たときに書きます」と先生に言われました・・・1ヵ月後ですね。
脊髄関係が専門の先生だから?なのでしょうか。
私には分からないのでそこらへんは先生方に任せるしかないですね。

診察のときには勢いに押され、話題にも触れなかったのですが・・・
会計の時に「今日はお薬はもらっていきますか?」と受付の方に言われ。
そうでした。4日分で今日までしかないから貰っていかないといけなかったのでした。
受付の方にお願いして、先生にカルテに記入してもらって処方箋を出してもらいました。

受付にいた事務長さんに。
「何?今日は休みかい??」と声をかけられたので、違いますよ。終わり次第なのでこれから出勤です。”と答えたら「だと思った。」と言われました。
じゃないとこんなに早い時間に来るはずがないとでも言いたそうな・・・実際、その通りですが。
そして「頑張れよ。無理すんな。気をつけて行けよ。」とぶっきらぼうだけど優しい言葉で送り出してくれました。
事務長さんのその言葉で、少し気持ちが落ち着いたような気がしました。

仕事中、利用者様の前ではいつもどおり振舞ったつもりだけど。
ちょっと空回りぎみ、明るく振舞うことに無理してるって感じた。
休憩時間になり一人になると、気持ちの整理がつかない自分がいた。
先生の言葉が頭を回り、何とか堪えたけど涙がこみ上げてきて困ってしまった。
今日が仕事でかえって良かったのかもしれない。
利用者様の前ではそういう顔はできないからある程度自制できる。
もし直後に一人の時間が長かったらと考えると泣いていたかも。

今もショックは残るけど、もちろん結論なんて出ないけど、最初の衝撃は薄れてきた。
職場で打ち明けられる相手がいたこともあるのだろうか。
自分の中で少し飲み込んで、受容はまだ出来ないけど、受け止めることができてきているのかもしれない。
落ち着いて考えられるようになるにはまだ時間がかかりそうだけど。

皆が送迎に出払っている間に話したデイの看護師さんには複雑な気持ちが少し分かってもらえた気がした。
事務所のSさんにはさらっと手術を勧められ、人のことだと思って・・・と正直思ってしまいましたが(苦笑)
親知らずを抜くのも怖くて決断できず、そのうちに先生が治療する方向性に変えてくれたぐらいな私が、頚椎の手術なんてそんな体それたことをさらっと考えられるはずもなく。
Sさんの言う「先は長いんだし前向きに考えて行こうよ」はもっともだと思うのですが、一生に関わることだからそう簡単には決断できるはずもありません。
自分の周りにも経験者がいて、成功例と現状維持と症状悪化の例を見ているから余計にね。
ずーっと前に手術の話をされたと副施設長(看護師さん)に話したときには「できればしない方が良いと思うよ」って言われたのもあるし。
まぁ、それも状態とタイミングにもよるのでしょうが・・・結局のところ私は気が小さいんだと思います。

とりあえずは診断書の作成だけお願いして。
薬もこの前変わったばかりだから、症状の軽減があるかも様子を見て。
出来ればしたくないという気持ちが強いからそこに落ち着くのかなぁとも思うけど。
実際に将来のことを考えたらどうするのが良いのか分からないし・・・。
そこら辺はゆっくり考えていっても良いのかなぁと思います。
自分で結論を出せるときが来るのか・・・それも難しい問題ですがね。