ユーチの気まぐれ日記

感じたこと、考えたこと、記憶に残った出来事を気まぐれに更新しています。

ありがとう、チビ

2008-05-08 23:59:07 | 日々あれこれ
昨日、猫のチビが星になりました(2008.5.7、16時頃)。
先月の終わりごろから体調を崩し、入院も経験し、闘病の末に亡くなりました。
最後が病院ではなく自宅で迎えられたのは良かったと思います。

チビはもともと野良猫で、ある日我が家に訪れました。
私が小学校のころ、平成5年8月のことです。
我が家に来たときにはもう子猫というには大きく、おそらく1歳か2歳ぐらいだったのではと思います。

出会いは家の庭の木の上、犬か何かに驚き登ってしまい、降りられなくなっていたところを降ろしてあげたのでした。
降ろしてもらえたことが嬉しかったのか?、その後は我が家から離れず・・・。
最初は他に猫がいたし家に入れるつもりではなかったのですが、いつの間にか我が家の家族に。
人が外に出れば足元に踏んづけてしまうのではないかと思うほどまとわりつき、居間のガラス戸のところに来ては中に入れて欲しいとアピール。
もう、最終的には「チビの勝ち!」、根負けでした。

そんな出会いから始まったチビとの縁。
「チビ」という名前は単純にそのときにまだ小さかったので呼んだのが始まり。
大きくなっても「チビ」じゃおかしいかな?という話も出つつ、「チビ」と呼べば返事をするのでそのままそれが名前になりました。

猫たちは私の癒しです。
チビも私をたっぷり癒してくれました。
名前を呼んでもあまり鳴き声をあげないタイプでしたが、瞬きをしたり尻尾を振って返事をしました。
その、ちょっとそっけないようで、でもちゃんと反応を示してくれるところがまた可愛かった。
命はいつか必ず失われるときが来る・・・分かってはいるけれど儚いものですね。
ずっと長く一緒に暮らしてきた家族だから余計に寂しいけれど、ありがとうの感謝の気持ちでチビの冥福を祈ります。

天国ではこれまで我が家で一緒に生活し、先立って逝った猫たちとも出会えることでしょう。
写真は元気に外を走り回っていたころのチビです。
年をとってからは家で寝ていることも多かったけれど、外を走り回るのが好きな猫でした。
畑を駆け回ったり、キウイの棚や物置の屋根に登ったり、時には鳥を取ってきたりと活発な子でした。
すらっとした尻尾がかっこいい!もっと一緒に時間を過ごしたかった。
「本当にありがとう、チビ。」私にとって、私たち家族にとって、大切な家族の一員でした。
天国でも幸せに、伸び伸びと過ごしてもらえればと思います。