YSCCのYSCCによるYSCCからの魂の叫び!!

能書きはいい。読めばわかる!!!

Gracias!! (グラーシアス!!)

2010-07-12 06:37:23 | Weblog
堪能しました。
さすがです。

決勝戦は、立ち上がりは守りに入ることも多いのですが、
スペインは数多く相手陣内に潜入し、シュートシーンを作りました。

オランダも徐々に攻勢を仕掛け・・・
というかスペインの良いところを出させない守備ブロックを
引いていました。

どこかの監督が言ってましたが、「スペインにはメッシがたくさんいる。」

そんな技術の高さがオランダの警戒心を高め
守備ブロックの形成につながったのだと思います。

ぎりぎりの守備をしていると当然警告などのカードも増えますね。

また、一発退場になってもおかしくないようなプレー、
スパイクの裏を見せてのアタックがあり、そうしたいらだちが
オランダの劣勢を物語っていたように思います。

決定機にゴールしていれば当然試合の流れは変わっていたと思いますが、
それも含めて勝った方が強いのが勝負の世界です。

でも今回のスペインの勝利は、フットボールファンを
十分ひきつけた勝利と言えるでしょう。

なざなら、ボールゲームならではの
個人技、個人戦術に優れたフットボールの哲学を
貫き通した勝利だと言えるからです。

延長戦に入ってのカードの切り方にその哲学が
表われていたと思います。
守備の構築と2列目からのミドルシュートなどで
流れを呼び戻してきたシャビアロンソを変えて
セスクを投入。
セスクが入って更なるワクワク感がありました。

セスクもバルセロナのカンテラ育ち。

旧知の仲である選手たちのとコンビネーションには
何ら問題なく、むしろシャビに本来のプレーをさせるだけの
技術とアイデアがある選手であり、若くしてアーセナルで
キャプテンを務めるメンタリティーを持つ選手です。

寄り攻撃性が増すのに時間はいらなかったですね。

素晴らしいカードの切り方であったし、
デルボスケ監督のみならず
スペイン国内の「美しく勝利する」哲学にほれぼれする試合でした。

決定的なセンターフォワードがいなくても
フットボールの根本的な攻撃性、
「相手を揺さぶる楽しさ」をいかんなく発揮した
スペインのフットボールは今後の指標になると思います。

グラーシアス!!エスパーニャ!!




コメント
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