YSCCのYSCCによるYSCCからの魂の叫び!!

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運ぶ・つなぐ・打つ

2010-07-11 06:24:04 | Weblog
ワールドカップ期間中は
どうしてもフットボールのことに
頭が集中しがちですね。

闘いですから勝ちもあれば、負けもある。
勝ち方があれば、負け方がある。

昨日、各種大会が催されました。
結果は、負けが多かったようでした。

内容はわかりませんが、
基本が無いところには
戦術は成り立ちません。

年齢にもよりますが、
基本の中のどれに重きを置くかです。

例えば、小学校2年生に
ロングパスは蹴れない。

ボールを浮かしてボレーで蹴ることは
できるかもしれませんが、精度や視野には
偶然がついて回ります。

偶然を避けるためには、視野を広げるための
空間認知力を養って、初めて遠くを意識させます。

それ以前は、年齢特性を考え、巧緻性を利用した
ボールコントロールや運び出しを重視します。

だから2年生チームの戦術に
「一人で突破」「個人技重視」
といったものがあってもOKです。

みんながそれぞれに1人で相手に向かって
仕掛けることが楽しみになるようなアプローチが
大切です。

年齢が上がれば上がるほど、精度の高いフットボールを展開しないと
勝利は呼び込めません。

フットボールはボールゲームであるとの
位置づけで語るときには、ボールコントロールの
基本が習得されていなければ、それはフットボールとは
言えなくなります。

シュートを打つために、ドリブルで相手を抜く、かわす。
相手に寄せられたときに危険を回避するための
ドリブルでボールをキープする。

パスを出すためのコースづくりをドリブルで行う。

個人的なボール運びだけでも
目的に応じて“運び”方が変わります。

そのボールをつないで相手ゴールを脅かしますが
正確にボールをつなげないと味方へのおぜん立てが
できません。

時には足もとに、右足めがけ、左足めがけてパス。
時には、スペースにランニングしている仲間の
スピードにあうようなコントロールパス。

空間が認識できていないと蹴れないパスです。

そのボールをきちんとコントロールして
最後は打つ!!

ゴールシーンから逆算し、
各年代において習得すべきものを
身に着けさせることができれば、
それはフットボールと呼ぶにふさわしい
スポーツになると思います。

今夜展開されるファイナルが最高峰の
フットボールを展開してくれると期待しています。
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