今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめ、70歳サブ4なんとか維持したいと日々精進
ゆっくり長く走れば強い脚になれる・・信じて。

3.18 第4回 宿毛花へんろマラソン2011 参戦記

2012年03月30日 | レース模様
前泊で行こうか、当日朝行こうか直前まで悩んだあげくここはしっかり

記録狙いで体力温存のため、前泊泊まりとして宿を探してみたものの

レース直前なので市街地はまったく宿とれず。

四苦八苦の電話攻撃のすえに確保できたのが、小筑紫町にある「大島旅館」。

旅館と言うなの民宿といったほうがふさわしい。

途中の道の駅のお店で地図書いてもらいました。

旅館の前まで着いてるはずなのに、見当たらない。しばらくうろうろしたが不明。


電話を入れるとおばあちゃんがでられて、すぐに行きますと返事もらったので

まっていると、目の前の家(倉庫の戸口から)から出てきた。

こりゃわからんですわ。まったく看板なしの倉庫の6枚くらいの扉が入り口とは。

和室の個室(最新液晶テレビつき、おこたつき)夕飯も新鮮なお刺身もあり豪華

朝食も満足。おまけに、「バナナ2本とタオル」を会場持参用にランナーさんたちに

配ってくれた。十河以外は常連の方で、穴場的旅館とのことで、来年もここに決
定ですわ。

宿はよかったんですが、朝からずーと雨の大会当日。

しかたなく、宿でゴミ袋をレインコート代わりにいただきました。

しかし、このゴミ袋、大きな文字で「宿毛市指定ゴミ袋」と宣伝いり。

さすがに、これ着て走ってる人は皆無でした。

走ってる途中で、ゴミと間違って回収されないよう気をつけねば。

第1回~第2回フルは、700人規模。第3回はいち早く震災の影響で中止を表明。

2年ぶりの大会である。マラソンブームで一気に1500人募集に拡大。がそれでも

参加者はうまらず1200人となった。日本陸連公認コースでもあり、四万十川の知
名度で今後さらに人気がでる大会だろう。

前回送った花ちゃんマスコットでしたが、実は愛媛マラソンで快走している「花ちゃん」もいるのです。



「花ちゃんTシャツに、ピンクのスカート、かつらをかぶってちゃんと化粧:こ
の写真そっくり」

女装ランナー、そこそこに美形の男性。

昨年は、この花ちゃんに負けてしまい、悔しい思いをしたが、この大会では勝つことが
できた。
それには理由があったのだ

今回の開会式の選手宣誓で、この花ちゃんとマラソンと通じて知り合い結婚をし
た奥様登場。

ものすごい拍手が湧き上がっていた。なるほど、これがタイムが伸びない原因か
とおじさんは邪推するのであった


スタータは、宿毛出身である、「間 寛平」さん。雨ふる会場内、スタートの号
砲なるまでの数分間

笑いの渦につつまれ、ナイス ゲストチョイスである。

さてさて、コースはと言うと、なかなかのもの。

高台につくられた「宿毛市総合運動公園」から一気に下り、そこから徐々に約
30Kまで

標高150Mくらいまでの山にあがり、折り返しで今度はその逆。

そして最後は当然、くだった高台を上り。ちょっと経験したことのないコースだが

愛媛、錦帯橋と走ってきた勢いで、難コースの言い訳せずに

自己ベスト狙いの3時間20分きり(雨の中、やけくそ気合も含み)でトライ。

途中の坂で、少し前をいくこのお兄さんかなりの達人とみた。

かなり安定したフォームで、ペースも一定しており後をついていったが
25キロくらいのかなりきつい坂ではペースを落としはったのでおじさんが前にでた。
へばったのかと思いきや、策士。
28キロ折り返しすぎると、いっきに後ろから追いかけてきてしばらく併走。
声かけさせてもらった。
復活したんんですね~と、おじさんが言うとさにあらず。
前回の、海部フルで飛ばしすぎてめちゃくちゃとなったので反省し
上り坂体力温存でペースを落として、下りで一気に攻める作戦ですとのこと。
この雨の中で、しっかり自分のレースを組み立てるなんておみごと
35キロくらいまで、後を追っかけていってましたが、
ペースアップをされて、おじさん逆にどんどんダウンで
いい勉強になりました。

このあと、前も後ろもいない一人旅状態でへろへろとペースがダウンしていく。
なんとか持ちこたえたのは、2キロくらい手前で、オレンジ色ウェアに身を包んだ
いかにも、愛媛マラソンオレンジを意識した女性の後方に着いた。
しっかりしたフォームでした。
ここは、引っ張っていってもらいよしんば、チャンスを

前半の早いペースが、ここのきてかなりの負担がきている。
思うように、脚が前にでない。覚悟のペースだから納得。
このオレンジの女性は、周りの声援からどうも女子の1位だとわかった。

ここで、おじさんの闘争心に火がついた。
1キロ手前くらいで、ほぼ並ぶくらいまで追いついた。
あとは、無理をせずつかず離れず、脚にまだ力を残しついていく。
500Mくらい手前の競技場内入り口付近まできているが
上り坂もあって、女性がまだなの!と悲鳴をあげていた。
ピッチを少しあげて追い込んできたので、ここにきて
ちょっとペースが落ちたように感じた。

おじさん前にここででました~
そこからは、最後の力を振り絞って追いつかれないように
競技場に入ると、周回なので後ろが見える。
女性は、ついてきてない
もう脚がほとんど廻らないが、気持ちは全速力・・でゴール


結果は、速報にあったとおりです。


結果は・・
0~ 5キロ 22:32 (4:30)
 ~10   22:47 (4:33)
 ~15  22:53  (4:35)
 ~20  23:20  (4:40)
 ~25  23:30  (4:42)
 ~30  24:22  (4:52)
 ~35  23:45  (4:45)
 ~40  24:40  (4:56)
 ~ゴール15:16  (6:57)
3:23:03 (ネット 3:23:00) ペース4:49

この坂なので自己ベスト及ばずは、当然でありますが
タイムだけみると、ずるずるだが、前半から飛ばして
いきどこまで持ちこたえるかのレース運び
女子1位(愛媛県 40歳代 Yさん)のおかげで
とってもいいレース経験ができました。

ちなみに、このYさん愛媛マラソンのタイムをみると 3時間09分台の
タイムですやん

と、言うことは・・おじさんの、3時間20分切りは
練習は裏切らないを、ただただ信じてがんばれば・・夢は叶う!!


 以上 雨でありましたが、とってもいい大会でした。

 機会あれば、ぜひみなさん 参加してみてください。

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4 コメント

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Unknown (アラ5おじさん)
2012-03-31 06:41:35
お疲れ様です。女子トップの方、愛媛でサブ10の実力なら、坊ちゃんさんも同じように走れば愛媛ではかなりの好記録でしたね。良くネガティブスプリットとか言いますが、我々レベルだと最初突っ込んだ方が記録は出やすいですね。自分の京都みたいに後半沈没するリスクはありますが。
返信する
ほんまですわ (★アラ5おじさんへ)
2012-04-01 21:47:23
最初つっこむ勇気と、最後まで折れない気持ちと体力この3つがうまくかみあうようなレース展開。まだまだ、修行の路なかばです
返信する
やはり理想はイーブンかな? (■BB→坊ちゃん)
2012-04-02 08:50:10
興味深く読ませていただきました。
確かに前半突っ込み気味ではいり、中盤からターゲットランナーを見つけて引っ張ってもらい何とかペースダウンを最小限にしてタイムを狙うのはわかりやすいのですが、うまくはまったケースは年に数回あれば良い方で大半は30km以降終盤に大幅にダウンの浮き目を見るケースが圧倒的に多かったように思います。

東京も前回の佐倉もガス欠併発でしたがその典型例で、体へのダメージもかなり残ります。

理想的にはイーブンペースで、あわよくばネガティブスプリットで走ることができれば、タイムはもちろん、走り終わってからのダメージが最小限にとどめることができますから、私くらいの年齢やフルの本数が多いスケジュールには「突っ込みパターン」は避けるべき作戦なのに、ついつい周りの早いペースや途中のペースメーカーに引きづられてしまって、150本以上もフルを走っているのに相変わらず失敗レースを繰り返してしまっています。

とにかくフルは奥が深いですね。

とは言え、私的には昨日から新たなシーズンに入りましたので、心新たに夏シーズンに向けてタイムより先のイーブン(ネガティブスプリット)を理想に冬場のタイム狙いレースへの基礎づくり期間に入りたいと思います。トレイルにスピード練習にウルトラ(奥武蔵の資料、届きましたか?)を混ぜてトレーニング代わりのレースとなります。
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突っ込み (★BB師匠へ)
2012-04-03 07:43:40
BB師匠のおっしゃるとおりですわ。
ここんとこの2本(宿毛と桃源郷)を振り返ってみると
タイムアップを狙って最初から5Kを22分台で突っ込んでいき、坂道上りを勢いよく上がって後半にへろへろとなってしまいました。
特に、坂道が多いコースはイーブンペースでさえも、きびしんだろうからBB師匠のアドバイスどおり。
いい勉強になりましたです。やはり、後半の粘りをみせるためにも、平常心で入り!!ですわ。
長野、徳島では、この王道ペースでいかはることを
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