今日のおじさん(気持ちは坊ちゃん)

55歳から走りはじめ、70歳サブ4なんとか維持したいと日々精進
ゆっくり長く走れば強い脚になれる・・信じて。

徳島マラソン  その2

2014年04月27日 | レース模様
いよいよ徳島マラソンスタートです。
いきなりの直角カーブで、うしろのBブロックのエリートランナーさんが
どんどん抜いていく。
そして、どんどんあたってくる
しかたない・・坊っちゃんが遅いのだから。

しらさぎ大橋を上り始めるがそれほど足の痛みを感じず呼吸も苦しくない。
さがよりも、ペースが10秒くらい遅めではいってそのまんま維持の
ペース、4分50秒前後でいけてる。

痛みがでたら落とすつもりなのだが・・これが命とりとなるのであった
5分で入ってたら・・たら話は しょうおまへんが・・変わっていたか。

とにかくこのペースで押していくと、ぶっさんが後ろから。
お互いほとんど練習してないので行けるとこまで~なんて話して
だんだん背中が遠ざかる。

黄色のぐわあTシャツの男性が抜いていったいしきちさん?
えらい飛ばしてはるな・・そして、その後ろから女性のぐわあTシャツも。

このえらい飛ばしてしまったおかげで、12キロの鳴門金時いりぜんざい食べそこねた
そして・・甘酒もです。 くやしい~
前半どこかで、新発売チョコ味ソイジョイを渡してくれたので、いただくが
かしこく、手にコップもちながらいただく。喉詰まり防止の学習

10Kすぎたくらいの昨年もいた同期の友人今年も応援にくると言ってたので右側
沿道の応援者をずーと気にしながら走るもみつからず

そんなとき、左側から「坊っちゃん」と大きな声。
振り向くとワクチンさん夫妻が、熱い応援をしてくれてます
びっくりするやら、思いもかけぬラン友さんからの応援 
ますます調子にのって元気一杯でお礼をいって

が・・・15キロ過ぎあたりから両脚がぴきんときだした
むむ、早い・・早すぎるぞ このつりの予兆は
少しペース落とすいや、走れなくなってきた。

そして・・さがで30Kあたりで抜かれた「おかま道」兄ちゃんが後ろからきた。
ちょっと声かける・・・「さがよりも今日は走りやすいですね~」と坊っちゃん。
おかま道さん「ほんまほんま、ちょうどええ具合です」といいながらあっと言うまに
消えていった。
この方・・・ほんまペース一定で無理せずに最後まで押し切れるんですな

だんだん足運びが悪くなってくると、右側に年配のチャイナ服女子連さまが熱い応援して
くれてはるのが目にはいった。これはお礼いわなあかんと、右側によって
「なんと美しい方ばかりで!!」と声かけさせていただきました
めちゃくちゃ、喜んでくれはりましたですわ

応援で元気もらうのですが、脚はますますやばくなってくる。
抜いていったぶっさんの背中も、目に入ってきた。同じように苦しんではるみたい。

そして、チームオールバディのさとしさんが涼しそうな顔して抜いていかはった。
おなじく、挨拶にきてた女子の方も一度はつかまえて抜いていたのですが・・・
これまた一定ペースで涼しく抜いていく。
坊っちゃんの脚がとまってきている・・まったく前にでない。

フォームだけはくずれないように意識しているのだが

こうなると、とにかく 24K地点にある 折り返し西条大橋が見えているのだがなかなか
着かない もう、だいぶ泣きがはいってきて辛い・・・両脚ぴくぴく



ようやく折り返し橋を渡り・・・25キロすぎて・・ますます苦しい

・・OS1の給水は必ずもらっている。

歩きたい妄想がだんだん頭によぎってくるが・・ここだけはランナーの意地。
のろのろでも、走る続ける。 どんどん抜かれるので気持ちが折れてくる

がまん・・がまん いつかは戻ると信じて停まらない
ゆいいつ、脚をとめれる ゆるきゃらたちとのハイッタッチ
そして・・しんどいから、ゆるきゃらとハグをして脚を休める坊っちゃん

かなり助けてもらったです・・ゆるきゃらさん

そして・・この25キロすぎても、またもや「坊っちゃん」と大きな
声を・・ワクチンさんである

もう、泣きたくなるくらい脚がつっていてしんどかったが、この声で少し
元気がでた。 その勢いで前に少しすすむと、こんどは わくちんさんだんなさまもカメラもって熱い応援をくれました

沿道の応援もみなさん熱かったですが・・ラン友さんの応援にはさらに元気いただけます。

30キロを過ぎてくると、もうキロ5分台は無理・・ずるずると6分台になってくる。
20キロくらいで抜いたぶっさんにこのへんでつかまった。
背中をみながら追っかける。
そして・・なんと いしきちさんが後ろから声かけてきた

あれ???じゃ、あのぶっとんで行った「ぐわあ」の黄色Tシャツは別人ですかいな

そりゃ、そうですわな・・・キロ6分台なら 抜かれるのも当然。
「がんばってください」とエールを送る。
風邪あけたばかりなのに、なんとかがんばっておられる

左側にはゆるきゃら・・? 妖怪チームのみなさんが沿歩道で応援してくれている。
さすがに、歩道まで入ってはぐする元気はないのでここはパスさせていただいたが
なかなか見ごたえある妖怪さんたちだった。
なかには、○玉のでかいのがおった様な・・
たぬきだったろうか?

そして・・またまた左沿道にスクール水着の方が応援しているではないか
こりゃ、ちょっと左によって応援にお礼を・・と思ったら・・おとこ
ここで、坊っちゃん さらに死んだような脚です

35キロあたり・・・もうよれよれで走っている。

沿道のみなさんが・・お!! ふなっし!! ふなっしがんばれ~と声援が続く。
少し振り返るも???ふなっしの着ぐるみなんぞいない

なんだろう・・しばらくそれが続くが・・わかった。
横をお姉さんが抜いて行ってとき・・
ふなっしーのぬいぐるみ(かなりでかいぞ)を胸に着けて走っているではないか。
走るたびに、胸の前で右に左に揺れている。

えええええ!! あんなんで、走れるの 恐るべし女子の方。
まったく、スピードが落ちずにどんどん背中が離れていく。

かなり先に行ってるはずのいしきちさんの背中が見えた。
後ろを追っかける・・・しばらくは引っ張っていってもらった。
が・・だんだん 背中が近づいてきたぞ

いしきちさんの脚が止まってきているのだ。

あと数キロ・・・こりゃ激いれなあかんな~と思っていたら
後ろからラン友右崎さんが声かけてくれた。
「脚をつって・・もう限界ですわ」と。

このとき、坊っちゃんは50分切ってはゴールできるはずととにかく
がまんがまんで、いしきちさんの背中だけを追っかけて耐えていたときである。

石崎さんに激を送る「いける!!まだ、あきらめたらあかんで」

石崎さんに言いつつ、自分に激をいれて前へ。
いしきちさんに追いついた・・後ろから 大きな声で「まだいける!!がんばれ」
激を飛ばした・・・少しペースがあがって、息を吹き返したよう。
どんどん、背中が離れていった

坊っちゃんもとにかく追っかけて・・・ついに陸上競技場にはいった
もう、脚のつりはここに来て限界・・ゴール数M手前からやばい・・・
またまた、苦痛で顔がいがんだゴール写真となりそう

はいった・・・・

そして・・・いしきちさんが目にはいった。こちらに駆け寄ってくれて握手 おたがいに、タイムはさておいて・・ようがんばりましたですな

そのゴールシーンの写真・・・7枚~8枚 は ゴールする少し手前から握手するために近寄ってきているいしきちさんの姿が ずーと収まっているではないか

めちゃくちゃ辛いしんどかったこのレース・・でしたが・・この写真に今回のレースの思い出が
すべてこめられているみたいです。
そして・・石崎さんも、いつのまにか坊っちゃんより少し前にゴールしてはってました。
あきらめずに、追い込んだみたいです

さらに・・・うれしいサプライズです

ゴール後チップ外すために、つった脚をひきずりながら進むと
美女が「坊っちゃん」と呼んで駆け寄ってくるではありませんか。
 いっしゅんきょとんの坊っちゃん

 なんとなんと・・・あの坊っちゃんをウルトラの世界へはいる勇気をくださった、そして
 このチーム「オールバディ」を立ち上げはった あこがれの「tacoco姫さま」であります。 坊っちゃんの顔なんか知るわけないので・・ゼッケン番号を
ずーとゴールする人たちの中からチェックしてはったんですって。
もう、めちゃくちゃ感激でありました
ようあく、お会いすることできたました。いろんな意味で神的存在の方です。

冷静に考えると・・・さとしさんがゴールでまってますと言ったのは、
「tacoco姫さま」がスタッフしか入れないゴールのところを言うてたんですな。
わざわざ、大阪からボランティアスタッフできはってたんでしょう。
ほんま、すごい方ですわ~。

こんどどこかの大会でぜひ、一緒に走らせていただきたいものです。
(6月のうどん&剣山登山イベントあるのですが・・坊っちゃん隠岐の島
ウルトラで、地元香川のイベントですが参加できず)
いつかまたどこかで

ゴールメダル、そしてゴールフイッシュカツ、記録書・・そして最後は
なんと大きな荷物を、スタッフの高校生が抱えてもってきてくれました
すばらしい、荷物だしであります
で、抱えて・・更衣テント内に入って着替えていると・・記録書がない
どこかで落としてきたぞ

もう、しんどくて・・・タイムも順位も・・ランネットでわかるだろうし
再発行しにいく元気もなく・・・徳島の地に露となって消えたそうな

と・・・・こうやって みるも無残なレースでありつつも、ラン友さんの応援、
そしてレース途中でのお互いに励ましあってのゴール、ゴール後の出会いと
すばらしい思い出をいただいた大会となりました

このあと、バスで接待広場で足湯、マッサージ、ケーキ食べ放題との恒例ツアーは
すべてやめました。
しんどくて、前夜からの下痢が原因か、胃腸がかなり弱ってしんどくて歩きたくない。
駅前でバスおりて・・・商店街を抜ける途中・・・胃腸が弱って前夜から下痢のはずが
なんと、脚がカレー屋さんの前でとまった
そのまんま店内にはいった・・・頭へんになったのかしら
痛めた胃腸にカレーは・・さすがに、恒例大盛りはあきませんでしたな~
トッピングなしの、普通サイズ。
店主さんが、マラソンでしたか、おつかれさまでした~と声かけてくれ
こっそり最後に これサービスでと、アイスクリームをだしてくれました。

このあと、1時間半・・バスがでるまでの間・・駅前スタバーで
コメント (8)
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