ドイツ日記 Les plaisirs et les jours

ドイツに滞在して26年経過。2年後に日本へ本帰国予定。ゴルフを始めて4年半ですが相変わらず下手な初心者ゴルファーです。

ダンスは上手く踊れない

2005年07月31日 | 日記
ダンススポーツクラブもバレエ学校も今夏休みで飲んで食っているばかりで体重関係がかなりやばい状態・・のような。来週のトレッキングに備えて森の散歩にでも行ってちょっとは脚を鍛えねば・・と思ってはみたが面倒くさいな・・。

でもダンスの週末特別コースが先生のプライベートスタジオで昨日から始まったのでそれに参加。昨日はワルツとルンバのステップの復習をしたのだが、8年間のブランクは大きくって完璧に忘れているわ、8年も年を取ったので覚えは悪くなっているわで散々であった。趣味でやってるフランス語と同じで何度も何度も同じこと習ってもどんどん忘れていくのだ。ヤレヤレ。今のところダンスパートナーのHのレベルも同じようなもんだから何とかやってるけれど、これからどうなるかな?
本日も夕方の特訓コースに行く予定。

昨日ダンスのレッスン後、日本クラブに寄って本を2冊借りる。

「北朝鮮に憑かれた人々」稲垣武  
「北朝鮮利権の真相」宝島

本当は中国関連の本を借りたかったのだが、1冊もなかったので取り合えず北朝鮮利権関連の本を読んで、日本のアホバカ政治家・マスコミ・学者に対して怒りをつのらせつつ、日本に税金を払い続けなくってよかったと思うことにしよう。

じゃ、ドイツに税金を払い続けていいのか?という疑問もあるのだが、核と拉致をカードに日本の金を引き出そうとするようなキチガイ北朝鮮に私の税金を使ってほしくない。

でも、旧東ドイツへ支払い続けている連帯税もなんとかしてくれ~というのも正直な気持ち。ドイツが統一されてから旧西側から旧東側へは毎年960億円もの額が投入されているらしい。これも穴の開いたザルで水を汲むようなもんで、統一から15年も経つのに東側はまだ自立できないでいるのだ。東側を助けるための連帯税というのは1991年から徴収され始め,当初は所得税の3.75%相当を所得税に加えてさらに徴収された。93年、94年と一時廃止されたのだが、やっぱりお金が足りないということで95年から再び所得税の7.5%相当がいきなり徴収され、98年からはそれが5.5%に減ったものの延々と徴収され続けている。一体全体いつまで続くのだ? 

それにしても世界最貧国のひとつ北朝鮮と韓国の経済格差は旧東ドイツと旧西ドイツの比ではないだろうから、あの国が崩壊したら一体どうなるのだろう?表向き統一を歌っている韓国もいざとなったら北朝鮮を養う財力はないし(韓国の一人当たりのGDPは日本の3分の1とのこと)。これも考えるだに恐ろしい話だが、もっと恐ろしいのは中国のバブルの崩壊と体制の崩壊だ。下部構造は市場経済資本主義、上部構造は一党独裁共産主義なんて永遠に続きはしないのだ。だから、今のうちにごねるだけごねて日本から金を引き出そうとしているわけなの、この日本の周りの3つの国は? 政治家も既得権益や利権ばかり考えていないで、もっとまともに外交考えるべきなんだが、あんなアホバカ政治家ばかり選んだのはどこのどいつだ?って日本国民なんだよね。トホホの図。








食べなおし、飲みなおし

2005年07月31日 | 日記

先週末の旅の反省は、やはりTPOに合った同行者を選ばなくてはならないということだった。しかし、幼馴染や学生時代までの友人は別として、社会人になって以降新しく友人を作るといういうは大変難しいもんだ。しかも日本にいれば自分の好みで選べる幅も機会もあるが、ここは異国の地だから現地人か非常に狭い日本人社会の中から友人関係を作っていくしかないのだが、相性がピッタンコの人はそうそういるもんじゃない。

因みにこの市にいる日本人は子供も含めて約6000人前後でその内訳は主なところで
1.日本企業からの派遣出向社員とその家族
2.日本・ドイツ企業で働く現地採用の被雇用者たち
3.日本飲食店・カラオケ・食料品店関係や美容師・理容師など
4・音楽・声楽関連、アティーストなど芸術ヴィザ保持者
5.留学生くずれやワーホリできたフリーターっぽい連中
6.こちらの人と結婚された方たち(2.とダブる人もいる)
7.日本人学校関係
8.フリーの通訳・翻訳・ガイド等
ってところか・・。

気のあう仲間を作るのは本当に大変なのだが、私は何しろ好奇心旺盛だから新しい人と知り合うのは大好きだしどちらかというと飽きっぽいので次から次へと新しい連中と知りあうのも楽しいもんだ。最近はずっと年上のシニア会の方たちとも知り合ったし。そういえば、この街で知り合った女性ですでに日本に帰国した人がいるが、彼女との共通の趣味はジャズが好き歌が好き音楽が好きという点で、駐妻で有閑マダムの彼女と現地採用で働く私との接点は普通ならないのだが、音楽という共通の趣味でウマが合いよく2人で遊び歩いたもんだった。夫と共に帰国した彼女は約2年前に東大出の一流企業部長の夫のもとを出てな~んと熟年離婚をしてしまった。今じゃ高校で英語の講師をしつつ、歌を歌いつつ果敢に独身生活を楽しんでいるし、日本に帰国したときにはいつも会って話しに花が咲くひとりなのだ。

・・・そういうわけでここ数年の飲み会仲間はすべてなじみの鮨屋で知り合った連中なのだ。で、29日(金)は久々にビストロHで、飲み会でした。プラハに転勤となった某銀行のNさんとその彼女Y子さんのデートに乱入!ってことはないんだが、彼らとビストロオーナー夫婦とで飲みました。N氏は7月からプラハに転勤になったのに、結構こっちに遊びに来ているようだ。ドイツも10日ぶりくらいに先週半ばから少し天候がよくなったのだけど、プラハの暑さは29日は38度だったらしくNさんはポロシャツに短パンでお出まし。イワシのサラダ、海老フライ、チーズ盛り合わせを肴にビール・ワインと飲んでヘロヘロでタクシーで帰宅。

このビストロ、日本の洋食を日本人に提供するというのがコンセプトだったのだが、オーナーは年内に店をたたんで日本に帰国することを考えているようだ。
ボルドーワインが好みのオーナーだが、本日はブルゴーニュワインを選択。

まずは私が持ち込んだ 白ワイン Savigny-les-Beaune 1er Cru ドメーヌシモンビーズ の Aux Vergelesses blanc 2001年


次にオーナーが出してきたのが ヴォーヌ・ロマネ村の ドメーヌ・メオ・カミュゼ(Méo-Camuzet)の Echezeaux Grand Cru 2002年。ちょっと若すぎ?と思ったけれどおいしかった。



やはり飲み会は 飲んで食べるのが好きなノリのいい人とするに限る。